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2008年11月

2008年11月30日 (日)

太平洋の船旅

4 30日、前夜苫小牧からフェリー乗船。行きの日本海のフェリーと違い夕方から乗船出来るのでスーパーで夕食を買出し海を見ながらの優雅なディナー。(安い惣菜を並べただけながら気分は豪華海上クルーズか) 船酔いの前に寝てしまえと今回もたっぷりの寝酒で熟睡に成功。早朝またもや船上朝焼け鑑賞会。水平線に昇るお天道様はいつまで見ても飽きないものです。

6 今日も船上で読書三昧。時にはいつまでも船について来る海上のカモメを観察。(餌を期待しているのだろうか?)存分に読書は出来たもののやはり20時間の航海はコタエマシタ。やっとのことで大洗に上陸。そう言えば近くにチェンバロ製作家のS氏の工房がある事を思い出し久々に表敬訪問。今時優雅な(?)井戸水で沸かしたお茶をいただきながらお互いの近況報告&業界裏話。相変わらずの仙人のような生活ぶりに感心。夜大渋滞の高速を経てやっと一週間振りに目白に帰還。

2008年11月29日 (土)

美しき時間調整の旅

7 29日、伊国豪腕チェロ一座との日本ツァーも昨夜で無事終了。早朝札幌を出発し帰京の旅へ。郊外に出ると一面の雪世界。マイナス7℃という寒さでも快適なドライブ。

30 フェリー出航まで相当時間があるので泣く泣く(笑)時間調整のため寄り道する事に。まずは洞爺湖へ。好天にも恵まれ絶景かな。

47 湖畔を周遊していると2000年に噴火があった有珠山にも寄り道。国道跡の住宅地のすぐ傍に噴火口からの噴煙が見えるのにビックリ。今年は何故か火山づいているようで阿蘇山に続いて2つ目か。

61 有珠山の傍には観光の定番の昭和新山も。こちらも至近距離で噴煙が見えて迫力満点。日本は火山(地震もか)の国だと再確認出来ました。雪国のドライブを経て午後苫小牧到着。今度は太平洋ルートのフェリーで大洗へ。またもや海上で読書三昧の1日か?(波が穏やかな事を祈りますが)

2008年11月28日 (金)

伊国豪腕チェロ一座 IN札幌

2 28日、昨夜遅く演奏家達がまたもやリハを遅らすとの一報あり。急に時間が空いてしまった午前中は仕方無く(笑)札幌散策へ。まずは定番の2条市場へ。

4 予想外に市場にはお客の影は無く、呼び込みの店員が寂しく並ぶのみ。(朝が早いせいか?) 観光客ばかりを相手にしているので地元民は敬遠している様子。歩く度にあちこちから「お兄さん、カニどう?」としつこい声が掛かりゆっくり冷やかす事も出来ずたった10分で退散。(買物してもボラれる事必至では・・・)

8 今度は少し遠い中央市場の場外へ。こちらは観光バスも多数来るほど人気の様子。多種多彩な店をゆっくり散策。活きの良いカニや魚を見ているだけで朝から腹が減りそう。

15 市場周辺には海鮮丼を名物にしている食堂が目白押し。表通りの観光客相手のお店は結構値段がご立派! 結局空腹には耐えられず裏の食堂で安い海鮮丼で朝食。

27 昼前、札幌のホールに楽器搬入。北国への長旅で冷えた楽器を暖めるには時間が掛かるので、しばしホール横の雪と凍結した池が美しい公園を散歩。ここ数日はあまり寒くないとの事ながらやはり北国の景色は東京とは違うのを実感。(カラスの氷上スケートなんてのも見れました)

25 朝の魚に続いて札幌のランチは味噌ラーメン。ホール傍に最近人気のお店があるとの事で早速訪問。程よい濃さの味噌味ながら札幌の激戦区を代表するには少々物足りないかも・・・。

3 今日は伊国豪腕チェロ一座の日本ツァー最終公演。出会い頭にマエストロが3時間半の大遅刻と本場イタリア流を見せ付けられ今回のツァーを心配するも、後は結構順調だったのでは?(本当か?) 日々リハーサル開始時間の変更を連発され私は連日長時間の待機をさせられるも、冷えたオルガンを暖めるのにはちょうど良かったかも・・・。今回の一座、舞台でほとんど調弦をしてくれないが実に調律師泣かせ、セカンドチェロは一応舞台でオルガンに合わせてくれるものの、マエストロは「オレに合わせてあるんだろ」と舞台でほぼノーチェック。(絶対音に自信があるんでしょうがこれには参った!) ただでさえ冷えた楽器を暖めるのに時間が足りない上、チェンバロとオルガンのピッチをそろえるだけでも苦労しているのに・・・。

8 その上とどめはプログラムの半分を占めるバッハの無伴奏では舞台は暗転(ほんの少しだけマエストロには照明がつきましたが)の中で演奏する、だが交互に演奏するヴィヴァルディのアンサンブル曲は明るめの照明にしろとのこれまた調律師泣かせのリクエストを頂戴する羽目に。(涙)ここまで言われたらナニクソと裏の手・奥の手を総動員して超ハードな要望にお答えいたしましたとも。最後ワザワザ楽器搬入口までマエストロが御礼を言いに来て頂いたので何とか満足していただけたのでは。そう言えば今回のリュート奏者(中々楽しいお方でしたが)、何故かほとんど調弦せずに演奏してましたがリュートってそんなに調律の持ちが良い楽器でしたっけ?リハではケースから取り出しいきなり演奏に加わっていましたし・・・。

2008年11月27日 (木)

日本海の荒波越えて

11 27日、昨夜遅くにフェリーへ乗船。待機時間は長いのに一杯やれないのが残念。出航するや遅い晩酌、すぐに就寝。

34 日本海を真っ直ぐに航行の船から見る景色は丸1日360度が水平線。(どこまでも陸が見えない!) 今日はいつもと違い海上朝焼け鑑賞会。水平線から昇る雄大な日の出が素晴らしい。

45 携帯の電波も届かずノンビリと船上生活。こんな時にしか出来ないゾと朝酒・昼寝・海を見ながらの読書三昧・また昼寝・・・。

51 日本海の荒天で船酔いを心配するも、幸い穏やかな航行で快調に小樽到着。北海道に上陸するとこちらはもう雪景色。慎重なドライブで深夜札幌に無事到着。

2008年11月26日 (水)

Kさんのオルガン

Photo 26日、朝から大阪枚方の教会に出動。今年惜しくも急逝されたオルガニストKさん愛用だったポジティフオルガンを調律。関西では数少ないコンサート用ポジティフオルガンとして私もオルガン2台のコンサートなどにお借りしたりと思い出の多い楽器、改めて触らせて頂くも持主の愛情を込めた弾き込みのお蔭か見事な鳴りっぷりと弾きやすさに感心。午前中時間を掛けて丁寧に調律、もうこの時期は冷え切ったオルガンが暖まるまで時間の掛かる事!

7 午後に一旦神戸に戻り久々に地元でランチ。六甲に新しく出来た蕎麦屋訪問。細切りの蕎麦中々美味し。ただ丁寧な調理のお蔭か(まだ慣れていないのか?)、洋食のコースが食べれるほど時間が掛かるのが玉にキズ?午後はツァー最終地の北海道へ向けて神戸を出発。高速を使わず山道を抜けて日本海へ。

8 小樽行きのフェリーに赤レンガの倉庫が並ぶ港町・舞鶴から乗船。20時間の船旅へ。

2008年11月25日 (火)

私もイタリア人?

7 25日、伊国豪腕チェロ一座のツァーも西に流れて今日は浪花のど真ん中のホールでの公演。14時からリハーサルとの事で11時搬入のつもりでホールに向っていると「梅岡さん、9時半搬入なのにまだ来られないのですか?大遅刻ですよ!」との緊急連絡あり。思わず私もイタリア人並み(笑)に時間にルーズになってしまったかとビックリするも時間変更が先方に伝わっていなかったのが原因でした。

6 肝心のイタリア人達は今日はちゃんと14時に来るだろうかと心配していると(楽しみにしているとかも・・・)、「夜本番なのでそんなに早く行かなくてもいいや」と言ってますとの連絡があり、結局メンバーは17時にホール入り。またもや何時間も待機する羽目に・・・。それでも本番での豪快なヴィヴァルディやシャープなバッハの演奏が素晴らしい!今日は小ぶりなホールなので豪腕チェロの音色を思う存分に堪能出来たのでは。

2008年11月24日 (月)

雨の名古屋

8 24日、連休の渋滞を避けて午前3時に東京出発。今日も路上朝焼鑑賞。高速の渋滞は無く順調に名古屋到着。今日は2箇所の掛け持ち。

15 昼の公演会場に向うとすぐ近所に超大盛の珍メニューでその筋には有名な(?)喫茶店を発見。(朝から繁盛の様子) 一度は行ってみたいと夢見ていたお店ながら、調律中に下も向けない位満腹になる訳にもいかず初登山(地元では来店をこう言うようです)は涙を飲んで断念。

25 昼は名古屋の某所で野外コンサート。テントの下とは言え雨の中の過酷な条件での演奏。(舞台の気温は何と9度!) 早朝は晴れていたのにこんな時には天気予報が当たるのが悔しい!しかしそんな過酷な条件でも我がフレミッシュは無事完走。タフな楽器です。

28 夜は同じ名古屋で伊国豪腕チェロ一座の公演。搬入後1時間でリハ開始という厳しい条件に四苦八苦。「まだオルガンは暖まっていないがリハ中には調律は戻るから今は調律しないよ」と申し上げると「そう期待してるよ!」と経験豊富な鍵盤奏者。幸い読みが当たり何とか本番には間に合いホッ。

2008年11月23日 (日)

イタリア人らしくないぞ!

1 23日、今日も朝8時にホール入り、10時から練習希望のイタリア人のために朝早くから2台の楽器を調律。前回が3時間半の遅刻なので今日は一体何時間遅刻なんだろうとホールスタッフと噂していると、何とたった15分遅れでマエストロがホールに登場。イタリア人にしては奇跡のような時間の正確さ(笑)に一堂ビックリ!(イタリア人らしくないぞ!) 昼本番との事で熱の入ったリハーサルが続くも今度は開場時間が近づいてもリハが終わらない!結局開場直前に「仕方なく」といった様子でマエストロの練習が終了。(やっぱりイタリア人だなあ) 2台の調律を抱えた調律師の苦難は続く様子。

4 伊国豪腕チェロ一座は今日も快調。無伴奏(今日は2・4・6番)では大胆な調弦変えやピチカート奏法など自由奔放なバッハ演奏を披露。熱いヴィヴァルディの演奏も凄い!

2008年11月22日 (土)

ツァー直前

Photo 22日、伊国の連中との全国ツァー直前ながらスタジオで出番を待つ楽器の調律や引越しのためのチェンバロの移動などでバタバタの1日。夜は明日東京での最終公演という伊国豪腕チェロ一座の楽器の仕込みのためにホールへ顔出し。翌朝は8時から会場入りで調律の予定ながら果たしてイタリア人は何時に来るのだろうか?(もう3時間半の遅刻はご勘弁!)

2008年11月21日 (金)

本場のイタリア流にKO?

3 21日、昨日夜に練習があるの無いのと騒動だった伊国豪腕チェロ一座(結局メンバーは勝手にホールに現われた様子)、今日は朝10時からマエストロが無伴奏の曲をしっかり練習するからそれまでに楽器の調律お願いね!との事で早朝8時ホール入りでチェンバロ・ポジティフオルガンを調律。準備万端で演奏家を待つも約束時間になっても現われない・・・。しびれを切らして11時にマエストロに電話入れると「今起きた!」との事。ホールの目の前のホテルに宿泊なのでまもなく到着と思いきやそこからも全く来る気配無し。結局約束の時間から3時間半の遅刻!でリハ開始。久々にイタリア時間を体験出来ました。(怒) 鍵盤楽器は心配していた通り2段積みのリクエスト有り。重いスコブロネックのイタリアンを初めてポジティフオルガンに2段積み。

10

今日の公演のプログラムはバッハの無伴奏チェロ曲とヴィヴァルディのチェロソナタを交互に演奏。無伴奏の時は舞台は真っ暗で演奏したい!、ヴィヴァルディの時は舞台を明るく華やかに照らしたい!と調律師泣かせのリクエストを頂き楽器調律で四苦八苦。何とか照明のアレンジで対応出来て一安心。そう言えば今月初旬の伊国水都オーケストラのチェンバロ奏者にこれはスコブロネックのイタリアンだよと言っても「どこのメーカー?」と何もご存知無い様子。(世界は広い!) 今日のチェンバロ奏者は「これはスコブロネックのイタリアンで前の所有者がアンドレアス・・・」と言った途端「彼のあのCDで使っていたチェンバロだ!嬉しいなあ」と楽器の明細をよくご存知だった様子。(アリガタイ!) コンサートでは自由自在に伴奏をつける3人と(グループ名が何故かロック界のカリスマ「ジミヘン」が率いていたグループの名前に似ており昔ロックファンとしてはちょっと嬉しいゾ)、豪腕チェリストとの真っ向勝負の迫力ある演奏が素晴らしい!バッハの無伴奏も良かったがヴィヴァルディというオラが国の音楽を演奏すれば天下一品!イタリアの凄さを改めて実感。

2008年11月20日 (木)

伊国流で進行中?

120日、午前中スタジオにフォルテピアノ奏者丹野めぐみさん来訪。昨日留守中にウィーンの老マエストロがフォルテピアノの試奏に来られたので彼女が私の代わりに接待を担当。「さすが名手は素晴らしい音色で弾いておられましたよ」との事。私も聴いてみたかった・・・。

2 午後は連日の渋谷に出動し打ち合わせ。さすが繁華街はどこも満車で駐車場探しに四苦八苦。夕方から明日から始まる伊国豪腕チェロ奏者一座公演の楽器をホールに搬入。予定では夕方から演奏家が舞台で練習したいのでチェンバロとポジティフオルガンを弾けるように準備しておいてとの事ながら、ホールに来てみると「今日の練習はやめるとさっき連絡ありましたよ」と言われ拍子抜け。これから約一週間のツァーに同行の予定ながら伊国流の進行に振り回されそうな雰囲気かも。これを書いている時にも、メンバーが急にホールにやってきてチェンバロとポジティフオルガンを2段重ねにしたいと言っているよとの報告あり。イヤハヤ・・・。

2008年11月19日 (水)

ショルンスハイム「バッハ一族のチェンバロ音楽」

15 19日、朝少し時間が出来たので慌ててカーショップ訪問。来週北海道出張に備えてマイカーをスタッドレスタイヤに交換。いよいよ雪のシーズン到来。昼から原宿にジャーマンチェンバロで出動。空き時間に会場近くの竹下通りなどを散策するもどうも「池袋系住民」には場違いな場所だと痛感。(笑) 今日はショルンスハイム・チェンバロリサイタル「バッハ一族のチェンバロ音楽」。会場は若者がごった返す原宿の裏通りの素敵な教会、ナチュラルな響きがストレートに飛んでくるまあまあチェンバロ向きな会場でした。(暖房が壊れていたので寒かったですが・・・)

17 今夜はバッハの息子4人の作品に加えて最後は父親のイギリス組曲というプログラム。ショルンスハイムさんのドイツ人ならではのダイナミックながらニュアンスに富んだ迫力のバッハ親子の演奏が素晴らしい!また彼女ならではの豪快なチェンバロの鳴りっぷりを存分に堪能! 今回奏者の弟子という邦人女性が譜めくり&お話通訳を担当。聞けば今年のブルージュ古楽コンクールでヴァイオリンで見事3位入賞の平崎さんと伺いビックリ。ヴァイオリンと平行してミュンヘンでチェンバロも習っているそう。

2008年11月18日 (火)

代々木で安楽座席コンサート

9 18日、今日は昨日に続き日独デュオの公演にチェンバロで出動。代々木の某ホールご自慢の安楽座席でじっくりと演奏を味わえる人気のシリーズ。息のあったオーボエとチェンバロの掛け合いを存分に堪能!

2 明日のソロリサイタルが来日最後の公演となるクリスティーヌ、もう2人のデュオは心配無しとの事でリハーサルではもっぱら明日のソロを熱心に練習の様子。「明日のソロはどんな調律が良い?」と聞くと「私はバッハ調律が好き」との事。明日のリサイタルは「グルグル」バッハ/リーマン調律が登場の予定、是非お聞き逃しなく!

2008年11月17日 (月)

ハマのランチタイムコンサート

Photo17日、早朝から横浜にチェンバロで出動。ランチタイムコンサートにクリスティーヌとF氏の日独コンビが出演。2000席の大ホールでチェンバロがオーボエに負けずに聴こえるのか心配するも(こっそり秘密兵器を準備していたほど)、クリスティーヌに連日弾き込まれている我がジャーマンは絶好調!生音で見事な鳴りっぷりでした。(勢い余ってリハ中に珍しい自然断弦なんて事もありましたが) クリスティーヌは「昨日は40人の前でクラヴィコード弾いて来たのに今日はチェンバロで2000人なのね・・・」とポツリと独り言。(笑)

11 オーボエとチェンバロのデュオのプログラムはヘンデルやバッハ親子の作品を中心に中にはウィリアム・ベイベル(バッハと同時代の英国人?)の作品など珍しい曲も。

2008年11月16日 (日)

川口でカンタータ

3 16日、朝から川口にポジティフオルガンで出動。合唱団と小編成のアンサンブルでバッハのカンタータのコンサート。若い舞台スタッフの丁寧な合唱台設営のお蔭で(怒!)リハーサル前のオルガンの調律時間はほとんど無し。(いつまで経っても本番明りにならないし・・・) 幸いスタジオでの下調律の読みが当たり何も触らずリハーサル突入へ。リハ終了後またも読みが当たり本番前も軽く手直しするのみで調律終了。休憩中も手直し無し。調律師としては何とも快調な1日。運勢が良いのか勘が冴えているのか、それともただの偶然だったのか?

2008年11月15日 (土)

空中庭園

1 15日、朝からチェンバロのお届けで出動。今日も大渋滞にハマリ四苦八苦。狭い階段上げながら小型1段鍵盤の楽器なので無事作業完了。

3 午後から台東区のご贔屓の場所で久々に安息の時間。

6 和風の贅沢な庭園も見事ながら、花咲く洋館の屋上の空中庭園も素晴らしい!

2008年11月14日 (金)

バッハ調律の本入手(読めないんですが・・・)

614日、共同購入をお願いしていた新発見・例のグルグル(笑)バッハ調律についての多分世界初の資料本がやっと到着。様々な視点からバッハの調律を解説している貴重な本ながらイタリア語なので今は残念ながら「猫に小判」状態。誰か日本語に訳して!

Photo 今日は午前中我が身のメンテナンスで鍼治療。その後昨日コンサートで活躍のフォルテピアノの返却。夜は別のチェンバロの引き取り。ガソリン値下げの影響かあちこちで渋滞が増えたのでは?

5

夜目白に戻ると近所に沢山の消防車が結集。何事かと野次馬で駆けつけるも火事では無い様子。一体何だったの?

2008年11月13日 (木)

フォルテピアノ&チェンバロ デュオ

3 13日、朝からジャーマンチェンバロとシュタインモデルのフォルテピアノを持ってご近所のホールに出動。今日は目白駅前商店街組合のお仲間のジャーマンと計3台の楽器が登場する珍しいフォルテピアノ&チェンバロのデュオコンサート。出演は東西ドイツ出身の2人のチェンバロ・フォルテピアノ奏者。

12 フォルテピアノとチェンバロの3台すべてでの4手の連弾を始めチェンバロ2台の連弾、チェンバロとフォルテピアノの連弾を2人でポジション交代という計7通りの組合せで演奏という何とも贅沢なプログラム。3台の楽器の配列も慎重に2人で相談、結局後ろからケネディジャーマン・カルスベックジャーマン・シュタインフォルテピアノという組合せ。

30 アンドレアスとクリスティーヌの2人の丁々発止の演奏のやり取りには大興奮。実力派2人が同じ楽器を料理するとここまで音が変わるのかとその色合いの違いにまずはビックリ!楽器を鳴らせる演奏家でもそれぞれの音は本当に個性豊か! また今回実は目白商店街組合の売れっ子ジャーマンモデル2台の初めての共演、これがまた同じオランダ製のチェンバロながらそれぞれの個性が激突し火花を散らしていた様子。(どんな風に聴こえたのか興味深々です) 今回もうひとつの注目はフォルテピアノとチェンバロの共演。これも実は元々ピッチが違う楽器同士なので同時に演奏は大変でした。(2台のチェンバロの共演でも大騒動なのに・・・) 幸い3台の楽器の調律を上手く合わす事が出来て調律師としては一安心。2人の演奏もエキサイティングながら調律師にとってもスリリングなコンサートでした!

2008年11月12日 (水)

リハーサル三昧

6 12日、朝からチェンバロ2台とフォルテピアノの計3台のリハーサルの準備。元々ピッチが違う楽器をご機嫌を伺いながら連弾用に慎重に調律。

10 午前中はクリスティーヌとお弟子のT氏の1台のチェンバロの連弾。大阪でのコンサートのリハーサルとか。

15 次はクリスティーヌとアンドレアスの2台のチェンバロデュオ。2人のシャープな演奏の応酬が凄い!何やらヘンテコな曲に奇妙な仕掛けをする様子。隣の部屋で聴いていて楽器が壊れたのかとビックリでした。

22 これぞ2人の名録音・銘器(珍楽器?)「VIS-A-VIS」の演奏の再現!チェンバロとフォルテピアノのデュオ演奏。これまた凄い掛け合いで聴き応え充分!明日のコンサート、楽しみですぞ!

32 夜は後楽園のリハ会場に白フレンチで出動。室内アンサンブルでヴィヴァルディ「四季」のリハーサル。チェンバロ搬入とオケ音出しが同じ時間という凄いスケジュール、さすがにそれは無理でしょうとの事で別部屋で事前に調律させていただき大助かり。

2008年11月11日 (火)

ランチタイムコンサートIN三鷹

811日、今日は早朝から三鷹にジャーマンチェンバロで出動。ドイツ人チェンバロ奏者は何と朝9時過ぎに会場入りで音出し開始。時差ボケが治ったので早起きなのか、時差ボケのままなので朝が早いのかは不明ですが・・・。

12 今日はランチタイムコンサートという事で11時半開演(早い!)。朝早くから会場に入るも気が付けばもう本番という感じ。今日の出演は日独コンビのオーボエF氏とチェンバロのS氏。息の合った演奏でバッハやヘンデルなどを演奏。約1時間のプログラムとの事で何と12時半にはコンサート終了。昼飯前に仕事が終わると何やら得をした気分。

19 終演後は町田のお宅へ出動。途中八王子の立派な古民家の蕎麦屋でランチ。多摩方面で評判の和風の贅沢な店内で上品な味の蕎麦を堪能。(値段も凄かったですが)

21 夕方さるお宅からフォルテピアノをお借りして目白スタジオへ搬入。(現在スタジオには楽器7台でパンク状態) 明日の13日トッパンホールでのデュオコンサートのリハーサルのためにチェンバロ・フォルテピアノ3台を準備。一部の業界筋では今回2台のチェンバロ連弾のみとの噂が伝わってましたが予定通りフォルテピアノとチェンバロの連弾もあります。乞うご期待!

2008年11月10日 (月)

本番より遅いリハーサル?

1 10日、今日は日独のオーボエ&チェンバロ奏者のデュオのリハーサル。明日の2人の三鷹での本番はランチタイムコンサートということで開演が何と11時半!来日して一週間というチェンバロ奏者は「先週の本番はまだ時差ボケでちょっと大変だったわよ」と言いながら今日は夜まで元気にリハーサル。休憩時にコーヒーを提供するも「私コーヒー飲めないの」との事で代わりに梅昆布茶を提供(私の好物)、恐る恐る試飲されるも「ブイヨンみたいで美味しいわ」。喜んでいただいて何より。

2008年11月 9日 (日)

ガット弦の銘器で聴く至福のモーツァルト

7 9日、今日は早朝からフォルテピアノで都心のホールへ出動。日曜なのでいつもの渋滞は無く予定より相当早く現地に到着。それではと朝から時間つぶしに近所の護国神社の骨董市を見学へ。

43 骨董市のガラクタの中に手頃なフォルテピアノ用短足台を発見。早速購入を決めるも関西人の性、値切り交渉を開始し店主と激しくバトル、最後に値引きする代わりに色々なオマケをつけてもらって幕。オマケの広重の浮世絵の外人向けのポストカードが中々素晴らしい!このポストカードをイタリア人のマエストロに贈呈すると結構喜ばれました。(タダだったのは内緒)

32 今日は先日伊国水都バロックオーケストラのリーダーで来日のVn奏者カルミ氏の唯一のソロリサイタル。オールモーツァルトプログラムで共演はスイス在住のフォルテピアノの矢野泰世。先日のオーケストラとのヴィヴァルディプログラムではイタリア人ならではの躍動感溢れる演奏を聴かせてくれたマエストロ、今回はフォルテピアノとの共演で明るく滋味溢れるモーツァルトを披露。その驚異のヴァイオリン演奏の源は、ヴァイオリンの最高峰「ストラディ」の1732年製「バイヨン」にガット弦を張ったという何とも贅沢な銘器の音色。その芯のある透明感溢れる音色とその艶やかさには驚嘆!

2008年11月 8日 (土)

朝から晩まで古楽三昧 IN横浜

Photo 8日、今日は渡邊・朝岡両氏の企画という「横濱・古楽の秋」コンサートの本番。3部構成で何と12時からスタート、第一部はバッハ、第2部はモーツァルト、第3部はベートーヴェンという盛り沢山のプログラム。

13 まず12時から(何と早い事!)開演という第一部「バッハ」特集はチェンバロやヴァイオリン2台のコンチェルトやカンタータ、管弦楽組曲3番を演奏。イタリアンとフレンチの異なったモデルのチェンバロ2台の競演となるも同じ製作家(スコブロネック作)の楽器なので2台の音色の相性は抜群!渡邊氏ご推薦のフタ取りの2台縦並びの配列もバランス良好。

3 今回私はチェンバロ2台を担当、ご一緒の調律師のI氏はオリジナルのフォルテピアノ1台を担当するも彼は私の数倍の時間を掛けて慎重にフォルテピアノを調律。それでも中々楽器のご機嫌を取るのは至難の業の様子。やはりオリジナル楽器の調律は難しい!

21 15時から開演の第2部はモーツァルト特集。フォルテピアノや管楽器がメインの室内楽を中心に演奏。最後19時開演の第3部ベートーヴェン特集は四重奏やチェロソナタ、最後はピアノ協奏曲第4番。2時間プログラムを3公演の上にロビーでもコンサート本番の合間にバロックトリオでのフリーコンサートを開催。こちらは無料との事で通りすがりの大勢のお客様が集まり大盛況。結局1日で4公演、演奏時間は何と計7時間という凄い企画でした。

8 ホールの外では巨大なクリスマスツリーが。もう年末近しですね。

2008年11月 7日 (金)

ハマの欲張りコンサート明日本番

4 7日、今日は横浜で明日本番公演のリハーサル。第一部はバッハ(2台のチェンバロ協奏曲やカンタータ、管組3番、2台のVn協奏曲など) 第2部はモーツァルト(四重奏・五重奏など)、第3部はベートーヴェン(チェロソナタやピアノ協奏曲など)と1日で3公演を連続開催という欲張り企画。朝一番からホールにフォルテピアノとチェンバロ2台を舞台に搬入。厄介なオリジナルのフォルテピアノ調律はチェンバロ2台よりも時間が掛かる様子。

24 ホールのスタッフの方とご挨拶していると「梅岡さん今日のステマネですよね」と言われてビックリ!(今日まで聞いていなかった!) チェンバロ2台の調律や移動の合間に30人もの大編成のアンサンブルも含む大掛かりな転換が続くという難易度の高い仕事になりそう。毎曲編成が変わるというステマネ泣かせのプログラムには困った!

36 演奏家の中にも違うピッチで演奏する者もいて結構大変な様子。

28

明日の3つの公演の合間にホールのロビーでもミニコンサートを開催予定。ユニークな壁画の前で若手メンバーによる演奏。石の床のお蔭かホールよりも引き締まった素晴らしい音響な様子。こちらはフリーコンサートなのでお得です。バッハ・モーツァルト・ベートーヴェンを堪能出来る1日になりそう。コンサートは12時からスタートです。乞うご期待!

2008年11月 6日 (木)

大盛企画リハーサル2日目

1 6日、昨日に続き大森でリハーサル。本来はご同業のI氏担当のフォルテピアノ調律を今日はピンチヒッターで私が担当。やはり年代物の中古ピアノ(笑)の調律は難しいことを実感!

13 普段は広いサロンもチェンバロフォルテピアノが3台に大編成のオケが入ると中々の混雑の様子。

16 昨日の様々なゴタゴタに比べると今日は比較的スムーズなリハーサル。明日から本番会場へ移動、ますますタイトなスケジュールになる様子。

2008年11月 5日 (水)

大盛な1日

1 5日、早朝から横浜に参上。珍しく同業のI氏とご一緒にチェンバロとフォルテピアノを積込み大森のリハーサル会場へ搬入、その後私はチェンバロ2台、I氏はオリジナルのフォルテピアノ1台と2人で時間を分け合って合計3台の楽器を調律。オリジナル楽器の調律はやはり相当難易度が高い様子。

4 I氏の調律の間に会場近くでランチ。平凡な街の蕎麦屋ながら750円の大モリを注文すると雪崩を起こしそうな凄い盛り付けの蕎麦が現われ仰天!一体何人前?(5人前以上あるかも・・・) 大森の大盛のモリは凄かった!

9 今日はW先生弾き振りの公演のリハーサル。1日に3連続公演という超欲張りな企画、多彩なプログラムなので演奏家や楽器の配列が複雑で楽器も出演者も演奏曲も「大盛」な様子。調律師とステマネは大変だ!

13 リハの途中で製作家のT氏から緊急連絡、実はクラヴィコードリサイタルを予定の演奏家からゲブンデンの楽器では一部の曲が演奏が出来ないので出来たらブントフライの楽器を用意してくれとの要望があり慌てて楽器を探しているとの事。早速コンサートで活躍しているクラヴィコードの所有者のSさんに借用の連絡を取ろうにも留守の様子、困った!とのお話。そのSさん今私の横でチェンバロ演奏されてますよと申し上げて様々な交渉と手配を代行する事に。「今から取りに行きます」との事で慌ててSさん宅に急行しクラヴィコードの積込みをお手伝い。イヤハヤ中々スリリングな楽器調達になった様子。

2008年11月 4日 (火)

今日は水戸

12 4日、今日は水戸に出動。昨日の仙台から直行すれば楽なのに残念ながら楽器が違うので東京で楽器を積替え水戸入り。今日はホール専属の室内オケのリハーサル。

5_2 ブランデン3番ではチェンバロはフタ取りで中央に設置。売れっ子モダン奏者達の強力アンサンブルでチェンバロの音量を心配するも我がジャーマンの鳴りっぷりも負けない様子で一安心。

9 今回のチェンバロ奏者はドイツから来日のショルンスハイム氏。水戸を手始めに連日多彩なプログラムの公演に参加とか。

16 彼女は来週新潟でクラヴィコードのリサイタルがあるとの事で、楽器提供の新潟の製作家T氏が出来たてのホヤホヤのクラヴィコードをわざわざ水戸に持参。早速拝見させてもらうも、完成間もないとの事ながら中々弾きやすい楽器でした。

18 水戸の明日からのチェンバロ調律で同行の製作家K氏もT氏の新しいクラヴィコードに興味津々。製作家が集まると楽器談義に花が咲き終わりが無い様子。

2008年11月 3日 (月)

メサイアIN仙台

9 3日、前日関西での公演終了後速攻で東京に向うも高速道路は大混雑。(事故渋滞50kmなんてのにも遭遇・・・) 連休の真最中というのを忘れてました。深夜楽器を積替えすぐに今度は仙台に出動。さすがに早朝は高速もガラガラで無事仙台到着。今日は地元合唱団のメサイア公演にポジティフオルガンで出動。

7 オケのメンバーは御馴染みの方が多く「昨日の夜は仙台の美味しい物を堪能しましたよ」とは羨ましい限り。こちらは日帰りの強行軍、折角海の幸の豊富な北の街に来ているのに残念!

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帰り道、肌寒い蔵王のお宅へ寄り道。もう夜は氷点下の気温だそうでまもなく初雪降るとの事。猫君が暖かな薪ストーブの前でリラックス。連休の帰宅ラッシュを避けて深夜帰京。午前0時を過ぎるともう高速道路はガラガラで助かった!

2008年11月 2日 (日)

伊国水都バロックオーケストラIN兵庫・川西

5 2日、今日は兵庫・川西のホールでの伊国水都バロックオーケストラ公演にイタリアンチェンバロで出動。オールヴィヴァルディプログラムとなると「オラが街の作曲家の演奏はこうやるんだぜ!」と言わんばかりのシャープで艶っぽい極上のヴィヴァルディを披露。

14 今回の水都バロックオーケストラはマルコンではなくVnのカルミ氏が弾き振り。彼が最近使い始めたというガット弦を張ったヴェネチアンピッチのまさしく「本物のストラディ」という究極の銘器の音色が凄い!

2008年11月 1日 (土)

フォルテピアノIN大阪富田林

Photo 1日、今日は先日に続き大阪・富田林で伊藤深雪(Fp)河村典子(Vn)コンサート。会場は築350年という重要文化財の古民家。建物に比べると相当時代が新しい(笑)モーツァルトやベートーヴェンのプログラム。

14 富田林の寺内町(じないまち)は450年の歴史を誇るという由緒あるエリア。江戸時代のお屋敷が沢山残る(ほとんどまだ現役の住宅の様子)美しい街並みが素晴らしい!(同じ関西人の私も知らなかったのですが・・・)

20 街中を散策中に見つけたノコギリの目立て屋。まだやってくれるのかな?(確かもう絶滅寸前の業種のはず・・・)

73 古民家の広い土間でのコンサート、お客様は土間のイス席と座敷の座布団席に。舞台の硬い土間と高い天井、漆喰壁のお蔭かフォルテピアノがまるでヨーロッパにいるような張りのある音色に大変身。(私もビックリでしたが) やはり音に一番影響が出るのは床の素材なのかも。74

富田林の皆さんはあまり馴染みの無い(はず・・・)フォルテピアノとヴァイオリンの演奏ながらチケットは早々と完売。やはり魅力ある会場となると古楽器の演奏でも人気の様子。ホールでは味わえないような贅沢な音を皆さん至近距離で堪能されてました。終演後、あまりの素晴らしい音響に喜んだ演奏家と調律師、「これからはせめて100年以上古い建物でないとやりたくないねえ」「それも重要文化財クラスでないとねえ」と言いたい放題(笑)。それでも思い出せば私は1ケ月で重要文化財でのコンサートは4回もやってました。

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