フォルテピアノIN牛久シャトー
18日、朝から牛久へ。快晴の空に浮かぶ豪華なシャトーを眺めればまるでヨーロッパのよう。1903年建築という重要文化財の洋館でオランダ在住で牛久出身の岩村かおるフォルテピアノコンサート。
震災戦災に合わず建築当時のままの姿という大広間が素晴らしい! 約100年前に板垣退助が来訪時の写真を見ると壁に掛かる絵や書が今と変わらないのにビックリ。壁を塗り替えた他は建築当時のままというのは全国でも稀なのでは?
フォルテピアノは狭い階段を大人数で苦労して運び上げ。それでも豪華な大広間の素晴らしい雰囲気と音響でホールでは味わえないフォルテピアノの美しい音色を存分に堪能。前半は持ち込んだフォルテピアノでシューベルトからベートーヴェンそして最後はクレメンティを演奏。
後半はシャトー所有の19世紀半ば制作のイギリス製のアップライトでショパンやメンデルスゾーン・リストを演奏。もう古過ぎて(?)精密な調律も危ない年代物のピアノながら、その年輪を積み重ねた音色はアップライトながら現代のグランドピアノを凌駕する存在感を発揮。終演後は会場を移してシャトーご自慢の料理とワインを交えて立食パーティー。ワインは飲めないながら料理に惹かれて私もコッソリパーティに参加。たらふく食べてから退散。
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