フォルテピアノ連弾 IN古河邸
10日、朝から滝野川の古河邸にフォルテピアノで出動。今日は北とぴあ国際音楽祭参加公演で丹野めぐみ&アントニオ・ピリコーネ デュオリサイタル。
バラ満開と期待していた古河庭園、今年はまだ咲き始めとの事で少し寂しい様子。(明日からバラ祭りなのに・・・) それでも暖かな日が数日続くと一斉に花開くそうで来週が見頃では?
古河邸の広間でのサロンコンサート、今日はいつもとは違う向きで客席を設置。本当はバラ園を背景に演奏を眺めると贅沢なんでしょうが逆光で眩しいのでは?と残念ながらカーテンを閉めて演奏。それでも歴史的な洋館で聴くフォルテピアノの音色は素晴らしい!
プログラムはモーツァルトやハイドンの連弾をメインで進行。ハイドン唯一の連弾曲という「先生と生徒」(初めて聴きました!)では先生役のアントニオと生徒役の丹野さんの愉快な演技を交えた演奏に大笑い。ベートーヴェンの「テンペスト」は交代でのソロ演奏にシェイクスピアの詩の朗読や何故かどこからか聴こえるレコード演奏(バックハウス?)を交えたユニークな演出。何よりもフォルテピアノを限界までパワフルに鳴らした2人の演奏が素晴らしい!ダイナミックなフォルテピアノの音色を至近距離で味わえるのはやはりサロンコンサートの醍醐味では。
古河邸終演後楽器をスタジオに戻し夜は赤羽でリハーサル中の北とぴあ音楽祭「騎士オルランド」の会場へ。フォルテピアノ(脚が付いてないゾ!)とチェロの伴奏で歌手陣が振り付きで稽古中。今回も外人歌手中々良いゾとの事。
楽器撤収までまだ時間があるとの事で、北区の食文化探求のため夜の赤羽駅前を散策。さすが庶民の街だけあって行列の出来る呑み屋の多い事!その中で鰻と鯉料理の店との看板があり、かつ「酔っ払いの来店お断り」「お酒は三本まで」との張り紙がある立派な(不思議な)「呑み屋」へ。
皆さん狭いカウンターで美味そうに酒とアテ料理を楽しまれている中、鰻重を注文。鰻屋なのに酒を飲まずに食事のみというのは肩身が狭かった!鰻は量・味・値段ともに大満足でした。食事後フォルテピアノを積込みスタジオへ帰還。楽器で溢れかえるスタジオは現在フォルテピアノ2台を含めて7台も。
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