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2008年10月27日 (月)

バッハはこんなチェンバロを弾いていた?

5 27日、朝から昨日京都で活躍したお猿さん一家を鑑賞へ。出勤ラッシュ時にカーナビ頼りに都内某所を走行、いやにすいた道に誘導するなあと感心していると踏切を3つも通過するというトンでもないルートと判明。朝はいつまで経っても踏切が上がらず機械に頼ってしまった事を後悔。

5_2 午後から成田空港にドイツから到着のチェンバロ2台をピックアップし、いわきアリオスへお届け。いわきアリオス所有となる2台のチェンバロ、1台は18世紀半ばのザクセン風モデル。バッハも演奏していたという16フィート付きの大型2段鍵盤(今回の楽器はZell/Hass 1754年モデル) 迫力ある低音とクリアな音色が素晴らしい!コンサート用という事でフタには豪華な絵画も。

6 鍵盤回りにはジャーマンモデル特有の手裏剣マーク(?)の象嵌装飾が。胡桃の木目も美しい!このチェンバロのお披露目コンサートは12月13日の西山まりえリサイタル。ただ本格的な宣伝をする前にほとんどチケットが売れてしまっているとの事。バッハが演奏していたという16フィート付きチェンバロの音色がどんな響きなのか乞うご期待!

18 このホールには大型ジャーマン2段鍵盤の他に外部でのイベントや伴奏用の1段鍵盤も所有。こちらはZell 1741年モデル。コンパクトながら力強い音色が魅力では。音域も広くピッチも3段階可変と機能充実の楽器。福島県の南端と遠方ながら高速や鉄道を使えば意外に近いいわき市。(フラガールの街として有名になってしまいましたが・・・) 機会があれば是非いわきアリオスホールでユニークなチェンバロを体験してください!

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チェンバロ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
チェンバロで検索していてたどり着きました。

常々バッハの使った楽器の音域を考えていたのですが、実際のバッハ使用の画像があれば確認できると思ったのですけど、なかなかそこまでは検索する時間もなくて。
でも、当時の楽器に近い画像があればなんとなく確認できるかと、そんな感じでたどり着きました。

なるほど。
こんなスケールなんですね。

バッハのチェンバロ作品を弾いていていつもはピアノなんで無意識ですけど、大体はC-Cの音域の曲ばかりで。
でも、たま~に低いほうはH音も混じる曲もありますし、高いほうはD音が入る曲もあるし。
でもでもそれはごくまれな曲に限ってのことだし。
当時の一般的なモデルとしてはC-Cと考えるのがいいのかななんて思ってましたが。

こちらの画像で上はE、下はAくらいまでありそうなことがわかりました。
もちろんこれでも十分ハイクラスな楽器なのでしょうけれど。

生涯のうちにチェンバロやチェレスタなど自分で購入したいと考えていましたが、音楽をやっている限り有名人でもなければ無理なことで先日病気で死にかけて人生には限りがあるとやっとあきらめがつきまして。
こういう画像を指をくわえて羨ましがって人生を終えていく予定です。

(● ̄▽ ̄●)

FaceBookのほうで、こちらの画像を引用させていただこうと思います。
もちろん引用URLも記載いたします。
ご迷惑でしたらお知らせ願います。
よろしくどうぞ。

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