チェンバロ奉納演奏 IN京都
26日、朝から京都へ。素晴らしい庭園と沢山の茶室を持つ由緒ある禅寺で達磨忌の法要。「ウチはあまり古くないですわ」と言われても400年も経つという古寺、さすが京都。
多くの方が参加の法要のお茶会の後、本堂でチェンバロによる奉納演奏。石の床に高い天井の響きは和風建築でも意外にチェンバロ向き、しかし外気を遮るものが何も無いので雨模様の中でチェンバロは湿気を存分に吸い込んでしまった様子。調律もバラバラになってしまい調律師は一苦労。
今日はS・ロスを始めヨーロッパの有名チェンバロ奏者が愛用した銘器「モンキーチェンバロ」を東京から運び込んで使用。現オーナーのK氏が自ら前座としてダングルベールを披露。
前座の後は昨日のハイドンのオペラでもご一緒だったU氏が真打として登場。バッハやクープラン、ラモー、スカルラッティなどを披露。昨日のハイドンのオペラでのギリシャ神話の世界と今日の古都京都での達磨大師の世界との落差の大きい事!まあどちらも現代では夢のような別世界なので和洋両方を堪能出来た楽しい2日間。演奏が終わり再び帰京。
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