福岡古楽音楽祭閉幕
15日、福岡古楽音楽祭最終日。今年は台風も来ず(接近してましたが)、飛行機トラブルも無く(昨日の全日空のトラブル直前にメンバーは福岡を脱出出来た模様)平穏のうちに最後まで来ました。(トラブル無しは珍しい?) 博多最後の朝食はちょっと張り込んで魚市場でモーニング海鮮丼。連休続きで新鮮な魚が無いようでまるで「ヅケ丼」のような色の刺身ながらマアマアの味。古楽祭は朝からアマチュア演奏家のリレーコンサート2日目。
全国から集まったアマチュア古楽マニアがチェンバロソロ、器楽アンサンブル、バロックダンス、果てはリコーダー&合唱の大アンサンブルまで多彩な編成で皆楽しそうに舞台で演奏を披露。これが目的で参加の方も多いのでは?
最後のコンサートはクイケン兄弟による「音楽の捧げ物」。兄弟なので演奏のアイデアはすぐにまとまるのではと思いきや、古楽界の重鎮3人が寄り集まっての演奏となると皆自分のアイデアをしっかり主張するのでそう簡単に物事は進まない様子。それでもアイデアがまとまるともう練習はそれ程いらないのが流石!
リハの最後、開場直前に「チェンバロのフタを取ろう」との事で(今回すべてのコンサートでフタ取りでしたね)少しバランスを見るだけで「これどOK」と簡単にチェック終了。環境さえ整えば難曲でもいつでも出来るよという自信の表れか。古楽の至宝達の凄さに圧倒されっぱなしの音楽祭でした。終了後はまたもや楽器満載で深夜ドライブ。台風の雨と競争で北上する羽目に。
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