フォルテピアノばかりの日
17日、10月開催の北とぴあ音楽祭・ハイドンのオペラ「騎士オルランド」(オリジナル楽器では日本初演とか)の本格的な練習がいよいよスタート。朝から伴奏用のフォルテピアノの運送のため奏者宅へ。中々積込み大変だと伺っていたのでお手伝いを交えて3人で勇んで参上するも秘密兵器(凄い!)のスロープを使えば厄介な段差も1人で楽器を運び出せる楽な搬出で肩透かし。実は大変なのは雨が降ればずぶ濡れになる事だったとか。(晴れ男なのでそれは心配いらなかったか)
今回のハイドンのオペラではチェンバロではなくフォルテピアノを使用。N氏製作の楽器は細部まで様々な工夫があり観察するほどに感心する事ばかり・・・。また研究熱心な持主のU氏が後から大胆な改良をしているし・・・。独特な音色を持つ楽器に進化している様子。
音出し前に演出家から今回のハイドンのオペラの演出についての説明あり。今回もやはりユニークな舞台になりそうですね。(内容はまだ秘密ですが)
夜はスタジオにピアニストS氏来訪。19世紀初頭のピアノ曲のぺダリングについて研究中との事で実際のフォルテピアノで色々試奏。本当に当時の演奏様式に忠実なぺダリングをしている演奏家は誰?との難題を頂戴し膨大なCDから参考資料を提供するもちょっと自信無いかも・・・。
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