福岡古楽音楽祭開幕!
12日、福岡古楽音楽祭がいよいよ開幕。今日から2日連続でシギスヴァルト・クイケン監督でバッハのブランデンブルグ協奏曲と管弦楽組曲を全曲演奏コンサート。BCJなどのコンサートでは「古楽器には広すぎる!」と不評だったアクロスホールも室内楽仕様の舞台を組むと素晴らしい音響に変身した様子。
長年聴き込んだ名曲ばかりなのにバス・ドゥ・ヴィオロンやスパラ(3台も登場!)、穴無しトランペットなどを交えた初体験の「21世紀のバッハ演奏スタイル」は聴き応え充分!シギス親方が切り開く斬新な古楽器の世界を福岡で堪能出来るとはありがたい!
リハの合間に博多味巡り。今日は柳川風せいろ蒸し。本場とは大違いのお上品な量に少々ガッカリながら(お値段もお上品でしたし)、しっかりと味がしみたホクホクの御飯と鰻の相性良し。
もう1件、東京にも出店の某有名ラーメン屋。「おしゃべりや脇見などせずに個室(?)でトットと食べろ!その代わりに細かい注文は聞いてやるぞ・・・」という恐ろしいシステムはもしかして博多っ子には大歓迎されているのかと試しに入るも東京と同じ雰囲気なのでガッカリ。こんなんで何故流行るの?
初日のコンサートで一番の話題のトランペットのマデウフ氏。本番では多少の緊張があったのか「神の唇」ではなく「天使の唇」程度の演奏だったのが少々残念(ここ数日はほぼ完璧な演奏でしたよ) それでもお客様には大ウケでした!
10周年のグランドコンサート初日が無事終了、会場を移してパーティー。音楽監督他関係者一堂の皆様のありがたいご挨拶が続く(早く乾杯しようよ~料理が冷めるよ~と影の声)
今年の音楽監督でもあるシギス親方もご挨拶。今回親方は楽器を何台も持ち替え、様々なアイデアを提供しと大活躍でしたね。
パーティー終了後は演奏家とその弟子の皆様とご一緒に博多の夜へ出撃。レベルの高い呑み屋が多く皆さん毎夜楽しく博多の食文化を研究されているご様子。最後は博多名物の屋台で「焼きラーメン」。夜になるとアチコチの路上に呑み屋が出現するというシステムが素晴らしい。(東京も見習え!)
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