恐るべし!さぬき文化
7日、昨夜から香川・坂出に上陸。早朝より当世経済不況の時代の主食たる「恐るべき(笑)さぬきうどん」を探訪。まずは坂出の超有名店へ。行列が出来るも回転良くすぐに注文出来る庶民的なお店。(皆さん立ち食い状態でした)
注文して茹で立ての麺を受け取りセルフでダシを注ぎ天婦羅などをトッピング、ゲソ天(80円)を載せた小ウドン(130円)で合計210円。何だこの値段は!
2件目のうどん屋は今時カマドで薪をくべて麺を茹でるという凄いお店。こちらも豊富な天婦羅がどれも美味しそう!最近値上げしましたと申し訳無さそうな張り紙があるも、うどん小は150円!
3件目は判りにくい住宅地の中の製麺所、看板無し、駐車場無し、人の気配無しということで残念ながら入店出来ず。こんな店誰が来るのかな?
うどんで満腹の腹を押さえながら坂出の醤油蔵の中にある「四谷シモン人形館」を訪問。豪華な洋館に展示されたミステリアスな人形が素晴らしい!大阪万博のせんい館で出合って以来の作者のファンにとっては嬉しい再会。でもマニアックな展示館だなあ・・・。
続いて丸亀の猪熊源一郎美術館へ。駅前で威容を誇る外装が素晴らしい!(どこかの不便な美術館とは大違い・・・) ゆったりとした展示や採光の素晴らしさが心地よい。
昼すぎに今日4件目の超人気店へ。昼過ぎはもう天婦羅は売り切れでうどんのみの販売。アツアツ、ヒヤヒヤなどと専門用語での注文のみという結構ハードルの高いお店(慣れない初心者は店主に怒られてました)
シャキっとした歯応えの麺にしっかりとした味のツユ、さすが超人気店のうどん、値段は現地では法外(?)な値段の250円。今日は3件のうどん屋ハシゴで何と610円もの出費! これが蕎麦なら出費は多分4~5倍だったかも?お腹は満腹、お財布には優しいグルメツァーに大満足!(もちろん明日も続くはず・・・)
うどんがとぐろ巻くお腹をさすりながら午後は金比羅詣で。 トンでもない階段(785段!)を汗ダクで登りつつ参拝。猛暑がこたえます。下りは金毘羅宮所有の素晴らしい屏風絵や宝物を拝見。
金比羅参拝の後は今回の旅の本命「本邦最古劇場」の旧金毘羅大芝居の重要文化財「金丸座」(1835年建築)を見学。今だ現役の芝居小屋だけあって桟敷の客席や驚きの照明や演出の工夫が素晴らしい!
毎年4月に「金比羅歌舞伎」として一流の役者がお目見えながらチケットが中々取れない様子。江戸時代の歌舞伎芝居は是非見てみたいものです!
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