湿気を吸い込んだチェンバロは・・・
9日、朝からスタジオの楽器のご機嫌伺い。外でのお仕事から戻った楽器はタップリ湿気を吸い込んでいるので除湿器ダブル作動でスタジオ内を湿度40%まで乾燥させて水抜き。午前中はスタジオで連日続くDuo Sirocco × Ut/Faコンサート(7月12日近江楽堂)のリハーサル。2006年イタリアのボンポルティ国際古楽コンクール室内楽部門で第1位を獲得したというゲストのリコーダー&チェンバロのご夫婦(fromベルギー)と日本の若手リコーダー&チェンバロ奏者との競演が楽しみ!
練習が続くスタジオで静かに音楽に聴き入る聴衆が1人。いやカワイイお客様だ!(0歳児で世界旅行とは羨ましい!)
昼前にチェンバロを提供中のリハ現場から緊急SOSの一報あり。会場の凄い湿気でチェンバロのピッチが上がりっぱなし、演奏家から何とか出来ないか?という事で急遽会場に駆けつけ調律する事に。チェックすると湿気を存分に吸い込んだチェンバロのピッチは何と10Hz(!)も上昇、コリャ共演者の悲鳴が上がった様子。(A=425はさすがに無理でしょう) 何度もピッチ下げ調律をして何とか楽器は安定。この時期は本当にチェンバロにはキビシイ!SOS発信のクラウディオ氏(fromイタリア)、復活した楽器で早速ソロ練習を再開。
午後から都心を雑用でウロウロ、最後は都内西部のお宅にチェンバロをお届け。保管場所が防音室との事で温度湿度の管理がしっかりしており一安心。お仕事終了後ご近所の多摩湖畔のチェンバロの先生宅を久々に訪問。カワイイ御家族を記念撮影。(実は私も猫大好き!) ワインをグイグイお飲みの先生相手にシラフで(笑)業界世間話を遅くまでグダグダ・・・。
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