熊谷うちわ祭
20日、朝7時前から某ホールへ出動。「7時から9時でチェンバロとピアノの調律を時間を分け合ってお願いします」とのハードなお仕事。ピアノ調律師の方は「チェンバロ先にどうぞ」との優しいご配慮? いやいや両者とも照明がつかないうちには調律したくないだけでした。結局最初は業界世間話で時間を潰し、照明がついた時点で両者必死の形相で調律と相成った次第。タイトながら何と朝9時に本日のお仕事終了!
今日は各地で夏祭真っ盛り!時間はあるぞと祭見学で埼玉方面へ出陣。まずは与野夏祭りを訪問。しかし昼は何もやっていず屋台も準備中。街はガランとしてました。
勇壮な神輿担ぎも夕方からとか。コリャすっかり外した様子。炎天下の中で祭りの準備を見学しただけに。
それではと発奮、埼玉県をさらに北上し熊谷を訪問。今日から始まる「関東一の祇園祭・熊谷うちわ祭」を見学。こちらは昼から街中を威勢の良いお囃子にのっていなせな街の衆が総出で山車巡行。
夕方からは熊谷駅前に勢揃いするため各地区のご自慢の山車12台が街中を賑やかに巡回。
古くは江戸時代から平成の作まで多彩な山車が夕暮れの熊谷の街をゆっくりと巡行。本家京都の祇園祭は通勤ラッシュ並みの大混雑ながら、こちら関東一の祇園祭は絶好のカメラアングルが簡単に確保出来る程のどかなお祭りの様子。それでも立派な山車の行列にはビックリ。
今日のクライマックスは12台の山車が勢揃いでの鐘や太鼓の激しいお囃子の競演。山車それぞれの複雑なリズムが一斉に鳴ると、まるで変拍子の嵐のよう。リオのカーニバルに匹敵するリズムの洪水で皆トランス状態になりそう・・・。いや大興奮の夏祭でした!
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