少し早い七夕コンサート
2日、今日は六本木のホールでガラ形式の七夕コンサート。改装後初めてになる久々のSホール、楽屋口にスロープが出来ておりチェンバロ搬入が簡単になっており大助かり! 今日はピアノ2台使用との事で舞台はピアノ調律に占領されてしまいチェンバロは舞台裏で調律。タイトなスケジュールなので文句は言うまい・・・。
ガラコンサート最初の主役は今日からツァーでご一緒の伊国水都室内合奏団。先日も別の伊国合奏団で堪能したヴィヴァルディ「四季」、今日はさわりだけながら本場の演奏家による重量級の演奏は迫力満点!
ガラコンサートのハイライトはラベル「ボレロ」の特別編曲版。チェンバロの両隣がピアノとハープという古楽ではありえない配列。心配されたチェンバロの音量も鳴りっぷりではウチで一番のジャーマンモデルとホールの相性が良かったのか結構聴こえた様子。
今日のガラコンサートは30人を超える演奏家が交代で出演し終演まで何と3時間!楽器の転換が大変との事でピアノの調律師と私も今日は舞台転換のお手伝い。タイトなスケジュールで調律時間がほとんど取れず「調律以外は何でもやらされるね」とお互い小声でコボシながら進行のお手伝い。大幅な終演遅れを覚悟するも段取りが良かったのかほぼ予定の時間に終演し関係者はホッ。
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