Bravo! アストローニオ
11日、イタリア文化会館でクラウディオ・アストローニオ氏Cem&指揮+イ・カリッシミのコンサート。「二人の巨匠の交差点」と言うタイトルでイタリアに縁が深いヘンデルとスカルラッティの作品を演奏。コンサート形式での歌曲演奏ながら色々な演技も飛び出し見応え充分!
歌手にコミカルな演技を付けるだけでは無く演奏家にも凝った演技を要求する指揮者、リュート奏者はテオルボを弾きながら歩く羽目に・・・(結構難易度高そう) 御馴染みの器楽陣もイタリア人が振るとかくも躍動感溢れ洒落たセンスの演奏になるのかと感心!
何しろイタリア人に「オラが国の音楽」を演奏させるとどんな曲も小粋で明るく楽しい!アストローニオ氏のチェンバロソロも多彩な音色を繰り出してのダイナミックでシャープな演奏には脱帽。
連日湿度の高いリハ会場で(80%越え!)タップリ水分を吸い込んだ我がチェンバロ、舞台で急に強烈な照明が当たり「照り焼き」状態になると一気に水分を吐き出し始めた様子。リハの間にどんどんコンディションが激変し相当ご機嫌ナナメ、本番前の調律ではついに断弦が連続3本、おまけに休憩中にもまたもや1本プッツン!、イヤハヤ珍しくゴネまくる我がチェンバロには参りました!(1年分の断弦を1日で消化かも・・・)
« チェンバロは世界を巡る? | トップページ | Duo Sirocco(Fromベルギー)In近江楽堂 »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- 師走恒例ゴールドベルグ変奏曲(2024.12.10)
- ご機嫌伺いしてみると(2024.12.09)
- 無事帰国(2024.12.08)
- ハンブルグ美術工芸博物館(2024.12.06)
- ベルリン楽器博物館(2024.12.05)
コメント