ラプティットBANDE INつくば
1日、つくばでラプティットBANDE公演。昨日までの悪天候から一転初夏のさわやかなお天気に。もしかして昨日までのツァーに雨男か雨女がいたのかも・・・(私は晴れ男が自慢なのに)。会場に到着したシギス親分、いきなりチェンバロを演奏。実は親分は試奏役で客席ではチェンバロ奏者のバンジャマン君がサウンドチェック。普通は役目は逆なのでは?
今回はスパラの演奏に専念のシギス親方。リハ終了後も一人で熱心に練習。もうラプティットBANDEの通奏低音はスパラかバス・ドゥ・ヴィオロンしか使わない!との宣言をしているとか・・・。
スパラでバッハの無伴奏チェロ曲をさらっているうちに何故かチェンバロ曲の平均律1巻のC-durのプレリュードを演奏しはじめた親方、すると突然歌で乱入のリコーダー奏者のペーター氏(グノーの曲になってしまった!)
この曲なら僕も入れて!とばかりにチェンバロのバンジャマン君も参加、スパラとチェンバロ伴奏によるグノー「アベマリア」が聴けましたよ!(聴けたのは私だけ?何と贅沢な!)
今日はサウンドチェックの末にチェンバロはフタ取り横向けに。「素晴らしい音響のホールだよ!」と親方はご機嫌な様子。
これが6人でのヴィヴァルディ「四季」。素晴らしい音響のお蔭か重厚なサウンドではないものの、シャープでクリアな演奏は迫力充分!スパラだけの低音部も最初は違和感が少しあったものの、慣れてくると各パートが良く聴こえるので不思議に心地良い・・・。初めて古楽器の演奏を聴いた際の戸惑いと快感が一緒に押し寄せた感触を思い出しましたよ。
このホール、バックステージの壁や天井は過去訪れた有名無名の演奏家のサインで溢れてます。今日もメンバーがイスにのって高い壁の空白部分にサイン。機会があればこのホールのバックステージのサインは必見です。最後にお知らせ。昨日の横浜での公演がTV収録されたとか。夏に放映予定です。
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