築地にチェンバロ2台持ち込んで・・・
11日、数日前まで真夏日だったのが嘘のように寒い!今日は朝から築地のホールにチェンバロ2台搬入。ヴァイオリンの先生を偲ぶコンサートという事で大勢の出演者が入れ替わりで出演。前半はバロックピッチで古典調律、後半はモダンピッチで平均律とのリクエストで1台のチェンバロでは対応出来ず仕方無く2台で出動。その上ピアノも使うので最初の予定ではチェンバロの調律時間がほとんど無い。頭を抱えていると、親切な(!)ピアノ調律師の方が「私の調律は半分は楽器庫でやりますので最初の1時間は舞台でチェンバロの調律にどうぞ」とありがたいお言葉を頂き助かった!(調律師さんありがとうございました!)
季節はずれの寒さで冷え切ったチェンバロを搬入後1時間で2台も調律を仕上げるのはちょっと厳しいが文句は言うまい・・・。何しろご好意でいただいた1時間ですし。また運悪くモダンピッチの配列の調律ピンの楽器はバロックピッチ、反対にバロックピッチの配列の楽器がモダンピッチと調律しているだけで混乱しそう!
コンサートでは、大編成のバッハやヴィヴァルディに白フレンチ、しっとりとしたブクステフーデでスコブロネックのイタリアンを使用、2台の楽器の音色の違いがはっきり判り面白い。終了後は急いで楽器をスタジオに戻しすぐに名古屋へ深夜移動。
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