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2008年5月31日 (土)

新伊国合奏団 千秋楽

Photo 31日、雨の中錦糸町へ。ホールへ楽器搬入前に近所でランチは下町の庶民的な中華屋へ。年季の入った小さなお店ながら常連客が次々に来店、シャキシャキっとした女将さんが手際良く注文を取りながらフル回転、常連には「お客さん、いつものやつね。一番さん、ゴマカラシ麺の麺細め、御飯は少なめ!」なんて座るだけで注文が通ってしまい手際の良い事!どのお客様にも世間話を交えながら気配りは万全、下町の味わい深さを料理と雰囲気の両方で堪能。

6 10日間に及ぶ新伊国合奏団の全国縦断ツァーも今日の錦糸町が最終日。ハードなスケジュールでしたが何とか無事千秋楽を迎える事が出来ました!ヤレヤレ・・・。

11 錦糸町のホールはもうオープンから10周年とか。(早いものです) 客席も豪華ながら舞台裏には実はポップアートの世界的な大御所Y画伯の滝シリーズの連作が大量に飾ってあり凄いんですよ。何と贅沢な事か・・・。

13 客席の片隅にも不思議なオブジェが・・・。

20 今日で日本ツァーも最後との事でイタリアの連中もすっかりリラックス。バックステージで待機中も陽気に騒いで賑やか。写真は器用に二人羽織でのヴァイオリン演奏。他にもヴァイオリンを弓で弾きながら同時に左手のピチカートで同時に2つの音を出すという超絶技巧の演奏など次々に披露。イヤハヤ凄い連中です。

16_2  こちらは重量級のサウンドでのヴィヴァルディ「四季」。先日に続き今日明日もベルギーの古楽の老舗グループVSイタリアのモダングループの「四季」合戦の様相に・・・。明日も楽しみ!

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2008年5月30日 (金)

明治学院「オルガンとカンタータ」

5 早朝仙台を出発、雨のみちのく路を南下。相変わらず10℃と寒い!(明後日から暦では夏なのに・・・) 午前中目白スタジオに帰還。東京も寒いのでビックリ。昼から明治学院バッハアカデミー公演。ポジティフオルガンの調律後毎回楽しみな学生食堂でランチ。今日の看板メニューはカレー+カツ丼という高カロリーの組合せ(550円は安い!)。今日は長旅でお疲れ気味、しっかりエネルギー補給のためにあえて若者メニューに挑戦。何とか完食。

15 今回のバッハアカデミーは「オルガンとカンタータ」。廣江理枝さんのポジティフオルガン独奏でヴェックマンのトッカータやバッハのコラール前奏曲など、古楽器アンサンブルを交えてバッハのカンタータやモテット。改装後のチャペルはパイプオルガンとの相性が良さそうな響きの様子。秋に延びているというパイプオルガンの完成が楽しみ。

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2008年5月29日 (木)

新伊国合奏団 IN仙台

2 29日、昨夜の名古屋公演終了後、深夜一旦目白に戻り楽器の積み替え、早朝仙台へ向けて北上。東北に入ると気温はどんどん下がり何と11℃!札幌と変わらない寒さに参った!もうすぐ夏なのに相変わらず天候不順の様子。

6 雨の中仙台に入りまずは市中散策。旨いモノが豊富な街なので早速寿司屋と蕎麦屋をハシゴ。やはり魚は多彩で面白い。

7 イタリアの連中のツァーもいよいよ終盤、地方公演は今日で最後。この日のみチェンバロ奏者が交代(ついでに楽器も変わってます)。違うチェンバロになった途端メンバーから調律やサウンドについての細かいチェックが・・・。流石は耳は鋭いなあ。ほんの僅かな変化も感じ取っている様子。

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2008年5月28日 (水)

新伊国合奏団 IN愛知

8 28日、早朝札幌のホテルをバスで出発。相変わらず北の都は寒い!空港へ向う途中の高速道路が何と事故火災で通行止めと判り真っ青に。飛行機に乗り遅れると次の公演に間に合わない!高速を強制的に降ろされ一般道で空港に向うも幸い北海道は一般道が全然渋滞が無く何とか時間ギリギリに空港に滑り込みセーフ。もし東京や関西ならもうアウトだったでしょうね。名古屋で代行運転をお願いしていたK氏と合流。今日は名古屋のホールでイタリアの連中とのコンサート。ホールの壁に不思議なマークを発見、ホールのスタッフに由来を訊ねると「県の紋章ですね」との事。何故ミミズクなの?

10 イタリアの連中も相変わらず元気。リハの途中でもソリストが「今夜は鰻を食べるの」と言うのを聞くと演奏を止めて「いいなあ~」と皆で反応するのが可笑しい!相変わらず食いしん坊な連中です。

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2008年5月27日 (火)

新伊国合奏団 IN札幌

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27日、昨夜の京都でのコンサートの後珍しく京都駅前のホテルに宿泊(スケジュールがタイトで帰宅出来ず・・・)。早朝深夜バスで東京から移動のK氏と合流。チェンバロを積んだ車を引き渡し(まるで運転代行?)、私は空路で札幌へ移動。さすがにチェンバロの空輸は諦めたものの(今日のみホールのチェンバロを使用)コントラバスの運搬役で札幌行きに同行。イタリア人との旅は噂通りまるで子供の修学旅行状態で賑やか!暑い関西を飛び立ち札幌に到着すると何と気温が11℃と寒い!皆コートやジャケットを着込んでいるのにはビックリ。空港からバスでホール入りするも何故か運転手がホールの場所を知らない・・・。道は間違えるは時間に遅れるはと結構立ち往生。ホールに着いて早速チェンバロに飛びつき調律すると幸いピッチは安定していたので助かった!スタッフに聞いても「前はいつ使ったんでしたっけね?」と言うほど弾いていない様子だったので心配していたのですが。

5 今日も大ホールでのコンサート。イタリア人のボスは「僕はこのホールが日本で一番良いと思うよ」とご機嫌でした。開設10年目との事でホールの音響も馴染んできた様子。私にとってはこのホールは札幌古楽音楽祭で一時期毎年来ていたので大変懐かしい!そういえば大ホールの舞台裏で大宴会をやった時もありましたっけ。いまや都留音楽祭のみで見れる壮絶な宴会芸も札幌の時代は今よりスケールが大きく楽しかったなあ。(数々の伝説の出し物再現してくれないかなあ・・・) 

18 コンサート終了後はイタリア人と共にススキノの魚料理のお店で打ち上げ。寿司好きなメンバーも大喜び!お店名物の豪快なイクラ丼(ストップを掛けるまでイクラを乗せ続けるというトンでもないものでしたが)の盛り付けが凄い!

28 色々な北の海の幸をワイワイと楽しく味わっていると、いつもうるさいイタリア人が毛蟹を前に皆喋らず黙々と蟹の身をほじってました。イタリア人を黙らすには蟹が良い!とは大発見?

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2008年5月26日 (月)

新伊国合奏団 IN京都

1 26日、早朝珍しく新幹線で名古屋へ移動。重たい荷物を持ってラッシュ時の電車移動は慣れないせいか苦手・・・。名古屋で保管中の車を受け取り京都へ。今日はイタリアの連中との京都公演。時差ボケが取れたのかメンバーは元気一杯。ホテルから地下鉄移動の際も大騒ぎだった様子。引率のマネージャーが「修学旅行の学生と変わらないほど賑やかでした」との事。メンバーに昨日のベルギーのラプティットBANDEのチラシを見せると興味津々。(実は2曲も同じ曲を演奏しています) スパラの事は皆ご存知だったようで「リョウテラカドが弾いている楽器ね」との反応。リョウさんはイタリアではスパラ奏者として有名なのかも?

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今日はイタリア勢のボスがソロを取っての「四季」。昨日聴いたベルギー勢のたった6人での四季も刺激的でしたが(草食系の演奏というべきか?)、「オレらはちゃんと美味い肉やワインをたらふく飲み食いしてるゾ」と言わんばかりの肉食系の濃厚なヴィヴァルディを存分に披露。極右と極左のヴィヴァルディ&バッハを2日連続で味わえたのは私だけ?

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TVCMで放送中!

7 26日、今日からTVCMでうちの白フレンチの音色が流れてます!某大手洗剤会社の柔軟仕上剤のTVCMの音楽です。数週間前に麻布のスタジオで収録しておりました。

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2008年5月25日 (日)

ラプティットBANDE IN佐倉

2 25日、雨の中久々に目白から出動、今日は千葉の佐倉でコンサート。今日のホール、ロビーに珍しいストリートオルガンが3台も展示。1台は結構大型で立派!定期的にコンサートを開催との事。

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このホール、ストリートオルガンだけでなく、歴史的なピアノを一堂に集めて展示という意欲的な企画も数年前にあった様子。日本にある貴重なピアノが結集していたのに見逃したのは残念!18世紀の楽器となるとさすがに復元楽器の展示だった様子、展示の楽器の中でチェンバロは何故か「テレマンモデル」との表示、最近は歴史的楽器コレクションには20世紀前半の古楽器としてモダンチェンバロも展示される時代になったのかとちょっと感嘆するも、もしかして最新のチェンバロとして展示されたのでは?

7 今日は2年振りに来日のラプティットBANDEの佐倉公演。プログラムは前半はバッハとヴィヴァルディ、後半は目玉の「四季」。今回はシギス親方はスパラに専念。(アンサンブルの他にバッハの無伴奏チェロ組曲のソロを披露!)リコーダーのペーター・ファンヘイヒェンはヴィヴァルディのコンチェルトで素晴らしいソロを披露。(彼とは7年振りに日本で再会でした)。ヨーロッパで活躍中の赤津氏にも久々に再会(前回は2年前のフォル・ジュルネだったかも)

13 グループ名のとおり「小さな」編成での「四季」。チェロバスが無い上に1パート1人というコンパクトさが凄い!2日前公演のイタリアの連中はモダン楽器のテイスト全開の「コッテリ重量級」のヴィヴァルディ&バッハ。昨日の名古屋のモダンオケは古楽器も交えて「中編成の軽妙なバッハ」。今日のベルギーの古楽器の老舗「小楽団」は「最小編成の過激なアレンジのヴィヴァルディ&バッハ」。連日極端なキャラクターとお付き合いで楽しい限り。

4 今回の「小楽団」の来日ツァーで私的に一番の関心は4年前のブルージュチェンバロコンクールで久々のぶっちぎりの優勝をさらったフランス人ベンジャミン・アラール氏の初来日。(優勝当時弱冠19歳!) 私も聴きましたがコンクール時の圧勝振りは凄かった!今回はバッハ「音楽の捧げ物」でソロを披露。ルセやアンタイの次世代を担う若き天才の演奏は要チェックですぞ!

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2008年5月24日 (土)

名古屋でバッハ再び

15 24日、昨夜の岩手での公演終了後深夜のみちのく路を南下し名古屋へ向う。東京を通過が最短コースながら新潟・長野経由もあまり距離が変わらず面白そうとの事で急遽日本海コースで名古屋入り。信州ではまだ雪山が見れるし渋滞無く快適に走行。早朝名古屋到着。

22 先日よりリハが続く名古屋でのバッハシリーズ、今日はお客様を入れての公開GP。各ホールどこもお客様サービスにアイデアを凝らしており動員増加のため激戦の様子。

28 今回のプログラムの目玉はブランデン2番と4番。指揮のマエストロとは年齢差何と60歳という若手二人の元気の良いリコーダーが聴き物か。モダンオケの公演にバッハモデル(ミートケ)のチェンバロやリコーダー(前回はガンバ2台もありましたね)が参加するのは珍しい? 古楽器ブーム以前からドイツの音楽界の中心で活躍していたマエストロの楽器への、そしてバッハへのこだわりには感嘆します。

35 こちらはブランデン2番。モダン楽器とリコーダーのバランスが心配ながら、豊かな音量と姿を見るだけでその「熱い音色」が聴こえてくる大田光子さんの演奏が素晴らしい!4番で共演の宇治川朝政氏も熱演!明日の本番をお楽しみに!(私は残念ながら分身の術で別会場の予定ですが)

36 リハの合間に近所でランチ。「名古屋に来たらこれだがや~」(この名古屋弁オカシイ?)と味噌カツ定食を注文。量が多くご当地らしい濃い味付けでご贔屓ながら、その「いかにも名古屋らしい(?)盛り付け」にはちょっとねえ・・・。夜は珍しく(1年ぶり?)新幹線を利用して帰京。新幹線って寝てても目的地に近づくんだ!と改めて感心。(車なら寝てると進まない・・・) 

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2008年5月23日 (金)

新伊国合奏団 IN岩手

5 23日、今日は早朝からみちのく路を北上。昼前に岩手の北上に到着。雄大に流れる北上川を眺めつつまずはランチ。

7_2 お店のお勧めという事で「なめらう丼とひやかけ蕎麦」という珍しい組合せのセットを頂く。山の幸と海の幸が上手く交じり合いみちのくの味覚を堪能!

13 冷たいダシの蕎麦の次はもり蕎麦だ!とばかりに蕎麦屋のハシゴ。今度は街中の大衆食堂を訪問、一番安いもり蕎麦でも器が良いし中々「出来る」蕎麦の味でした!

23 今日で来日2日目の公演という新伊国合奏団。会場が1300席という大きさながら残響豊かなホールなので普段よりもチェンバロが良く聴こえるのでは?との甘い期待をしていたものの、イタリア勢の弦の音は「明るく・強く・太い!」 チェンバロがどんなに頑張っても負けてしまうので今日も秘密兵器の出動でチェンバロ協奏曲やブランデン5番に対応。リハでは客席で合奏団のボス(貫禄あります!)が厳しい目で(耳でですね)バランスチェック。今日もチェンバロは何とか合格点頂けた様子。

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2008年5月22日 (木)

名古屋でバッハ

1 22日、早朝名古屋へ出発。夜明け後なので朝焼けは鑑賞できず残念。代わりに初夏の陽気(?)に霞む富士山を鑑賞しながら快調に西へ。

4 今日は名古屋のオケのリハ初日。チェンバロを搬入後昼食は会場近くの評判のお好み焼屋へ。さすが昼時は満員で人気振りが伺えるものの、「広島風」といいながら量も味付けも控えめなのが名古屋風なのか?もっと「濃い存在」を期待していたのですがね。

5 今回の公演は80歳を越えてますます元気なボッセ氏指揮でオールバッハプログラム。まずは2台のVn協奏曲。モダンオケなのにビックリするほど小編成なので各パートの音がクリアで聴きやすい!

10 続いてブランデン4番のリハ。リコーダー(オケのステマネの方はリコーダーよりはブロックフレーテと呼ぶ方が雰囲気出るなあとの事)のソリストは大田光子&宇治川 朝政の若手二人。チェンバロは辰巳美納子。指揮者とソリストは親子どころか孫?ひ孫?のような年齢差ながら躍動感溢れる軽快なバッハの演奏は両者の相性は抜群で素晴らしい!20世紀前半のドイツ音楽の真髄を引き継ぐマエストロのバッハの解釈には毎回驚くばかり。本番が楽しみ!

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2008年5月21日 (水)

新伊国合奏団 IN大宮

Photo 21日、深夜名神高速の集中工事の大渋滞に遭遇しながら何とか早朝帰京。今日も御馴染み路上朝焼け鑑賞会。台風一過のせいか爽やかな夜明けでした。

15 朝一番、スタジオに戻る前に今度のポジティフオルガン出動の某大学チャペルに楽器をお届け。しばらくは会場で練習していただく事に。歴史的なチャペルも大改装工事で音響が相当改善された様子。

18 ただもう完成予定のはずの新しいパイプオルガンがまだ着工出来ずとの事。相変わらず「芸術家肌」の製作家特有の困った病気が出ている様子。(納期がドンドン遅くなる・・・) 早く噂の素晴らしい音色を聴きたいものですが・・・。午前中スタジオに戻りチェンバロの総入れ替え。その後ご近所に保管中のチェンバロの入替え。(またもや延べ6台もの楽器の移動でした)

36 午後からヴェネチァから来日の新伊国合奏団の全国ツァーの初日公演で大宮へ。今回はイタリア勢に大和撫子ソリスト3人(Vn・Ft・Cem)の競演という豪華な顔合わせ。この組合せとなるとメインはもちろんバッハの「ブランデン5番」。快適なテンポでの演奏が心地よい!

39 今回のイタリア勢、昨日までのシャイで物静かな怪僧一座に比べるともう「賑やか!オシャベリ好き!お茶目!食道楽!」と陽気なイタリア人の本領発揮か。ツァー初日の開演前(普通なら多少は緊張する時ですがね)、舞台裏で見つけたノコギリを使って「切れ味鋭い(?)演奏」を披露するVl奏者。

41 すかさずリーダーが「これを被るともっと良いゾ」とヘルメットを差し出すとVl奏者は今度は「ヴィオラは打楽器だ!」とばかりに新奏法を披露!いつも陽気な連中で笑い声が絶えないツァーになりそう・・・。

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2008年5月20日 (火)

伊国怪僧一座 IN伊丹

Photo 20日、季節外れ(?)の台風のお蔭か豪雨の中再び関西へ移動。早朝神戸着。こちらはもう晴天で拍子抜け。東西の天候の違いは大きいです。今日は兵庫の伊丹でビズリー一座の最終公演。ここは中々古い街並みが残っており散策が楽しい。イタリア人も最後の公演地でノンビリ古き日本家屋の並ぶ街を堪能した様子。

19 今日の会場は客席の傾斜が深く上から見下ろすのでよく見える上に音響も素晴らしい。このグループ、即興の曲となるともう違う曲に聴こえるほど毎日アレンジが変わってスリリング!特にグイド氏のチェンバロ・オルガンの演奏にはもう圧倒されるばかり。

23 最後に恐る恐る近寄り撮影したビズリー氏のアップ写真。やはり迫力あります。今日でこの一座とはお別れ。明日からまた別のイタリア人たちとの楽しいツァー開始の予定。

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2008年5月19日 (月)

伊国怪僧一座 IN千駄ヶ谷

6 19日、朝から次のツァーのリハの仕込み。まず関西から戻ってきたチェンバロを一旦スタジオに戻し別のチェンバロを近所のリハーサル会場へ搬入。今度は会場備え付けのチェンバロ3台を室内移動(1台はスタジオに引き取り)、午前中でのべ6台のチェンバロを移動となる。(フ~)

17 午後から千駄ヶ谷のホールでコンサート。イタリアの連中は相変わらず元気、昨日の兵庫のホールが最高だったとご機嫌な様子。今日からプログラムが大幅に変更、、ますます上り調子の演奏か。

24 今回の演奏で怪僧ビズリー氏の歌にも圧倒されましたが、同じ位鍵盤担当のモリーニ氏の自由奔放な演奏にKOでしたね。リハと本番でもう演奏が全然違う!今日は即興のソロと言う事で一段とリキが入っていた様子。

20 今日の公演は某国営放送が収録してましたので、いつかTVで放送するはず。(多分夏との事) 客席からは判りにくいビズリー氏の多彩な表現がじっくり見られるのは楽しみ。でも舞台を縦横無尽に動く歌手と、ほとんど打ち合わせなし(リハと違う事ばかり・・・)で必死に追いかけたテレビカメラの戦いも面白かったです。結果は放送をご期待あれ。深夜大雨の中再び関西に移動。明日はいよいよビズリー一座の最後の兵庫・伊丹公演。どんな演奏を聴かせてくれるか楽しみ。(こんな素晴らしいツァーならいつまでもご一緒していたい!)

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2008年5月18日 (日)

伊国怪僧一座 IN兵庫

Photo 18日、今日は兵庫の西宮北口で昼本番。楽器搬入後ホールの近くに目ぼしいお店が少ないので(まして日曜だ!)ホール内のスタッフ用食堂でランチ。

2 ホールに出演者&裏方用の食堂があるのは珍しいのでは?(上野の東京文化ぐらい?) メニューの種類は少ないながらお勧めの週代わりの定食がたった650円とはありがたい!

10 イタリアの連中は今日もノンビリホールに登場。短いながら充実したリハを約1時間で終了。今回リュート族3人の調弦が中々シビア、オルガンとチェンバロを同時に鳴らして2台が合っているかを確認しながらという調律師泣かせ(?)の音合わせでこちらもちょっと緊張。

30 怪僧ビズリー氏は今日も七変化のミラクルヴォイスを存分に披露。即興の達人モリーニ氏はオルガンとチェンバロを自在に操り快調に全体のアンサンブルをリード。毎日同じ曲でも全然違うフレーズが飛び出し楽しい限り!明日は東京最後の津田ホールです。終演後東へ向い深夜無事帰京。

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2008年5月17日 (土)

旅の最初はノンビリと

2 17日、早朝東京を出発。穏やかな春日和の東名高速を西へ快適に移動。名神の集中工事も週末はお休みであまり渋滞に引っかからず(それでも数件の事故は見ましたが)まあ順調に走行、昼には関西入り。

8 昨夜のコンサートの後、リュートやギターなどの楽器をチェンバロ・オルガンと一緒に積込み。オフの今日はホテルで練習したいのか「関西に着いたらすぐに楽器を届けてね」とのリクエストに答えて彼らの宿泊先へ楽器を宅配。届け先の甲子園球場の横のホテルは実は私の高校が昔あった場所、虎キチの喚声が生で聞こえる場所であり、甲子園に一番近く一番遠い高校とも言われてました。(過去全国大会優勝の古豪ながら在校時は本当に弱かった!) 学生時代は今の某金満在京人気球団の監督と同期だったので甲子園で人気者だったH選手の学生時代の生姿をウチの校庭で見た経験あり。(その頃球場横ということで試合前の練習はウチの校庭でやってたんです) いや懐かしい場所でしたね。写真はホテルに到着し今から食事に出るイタリア人達。やはりビズリー氏はどこでも目立ちます!

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2008年5月16日 (金)

アッコルドーネ IN銀座

1 16日、早朝からドイツ行きのチェンバロの手続き問題で日独間で慌しく交渉。(無理なお願いのため朝6時に連絡いただいた製作家のK親方に感謝!でもお互い年なのか朝が早いッスネ・・・) 送った楽器が新品で無い証明が無ければ定価の19%の税金が掛かるなんて! 実物を見れば新品でない事はすぐに判るはずなのに「証明書が絶対必要!」とのいかにもドイツらしい応対で四苦八苦。「そこを何とかお願い・・・」なんていう日本的な応対は絶対無理でしょうね。ヤレヤレ。

2 昼からコンサートで銀座へ出動。楽器搬入後に近くでランチ。東西の古典文化を比較するため(笑)日本の古典文化の総本山・歌舞伎座内にある小さな蕎麦屋へ。庶民的な値段やサービスはまるで立ち食い蕎麦屋の雰囲気、もりに揚げたての掻き揚げを小さく割って乗せるスタイルがユニーク。味よりも驚くほど手際良い調理の技にビックリでした。

18 今日はイタリアから来日のアッコルドーネの公演初日。ミラクルヴォイスが冴える怪僧(スキンヘッドが凄い!)M・ビズリーを中心に、チェンバロとポジティフオルガンを自在に操るG・モリーニ、日本でも御馴染みのE・ガッティなど実力派揃い。初日なのにサクサクっと簡単なリハでもう準備OK。アンサンブルは完璧に出来上がっている様子。プログラム前半はモンテヴェルディやフォンタナなど初期バロックが中心。

27途中のモリーニ氏のチェンバロソロでフレスコバルディの「百のパルティータ」が凄かった!(この曲は今日と日曜の兵庫公演のみなのが残念!でもツァー後半はモリーニ氏お得意の即興によるCemソロがあるのでこちらも楽しみですが) いつも調律で悩むこの曲も、今日は私も初めてという変形ミーントーンの響きが面白い!リハではこの曲のさわりを1分程しか弾かなかったはず。久々(数年振り?)に触るチェンバロでもすぐに適応出来るものだと改めて感心。

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後半は一転南イタリアの古い民謡が中心。柔軟で躍動感溢れるリズムに乗って歌うビズリー氏の歌が素晴らしい!写真のように途中で皆立ってしまうお茶目な場面も楽しい限り。いやはや歌も演奏も凄いアンサンブルです!これからの来日公演、是非お聴き逃しなく!

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2008年5月15日 (木)

明日からツァー開始

Photo 15日、明日からいよいよ約半月に渡るコンサートツァー(もちろん複数のツァーの掛け持ちですが)開始との事で最後の楽器調整。今回は期間中に計5台の楽器が交代で登場、それもピッチや調律法も様々なので下準備が結構複雑。今日改めてツァーのスケジュールを確認すると結構ハードな移動が多い様子。瞬間移動の術、分身の術など奥の手を連発し乗り切る予定、今回も珍道中のこぼれ話をご期待あれ。 楽器調整の合間にドイツへ送る楽器の手続きのトラブルで日独間を慌しく連絡し交渉。改めてメールの便利さを再確認。電話やFAXならこんなに頻繁にやり取りは出来なかったはず。そう言えばはるか昔、私が仕事を始めた頃はFAXもなく手紙か電話のみ、それも海外への電話は交換手を通してまるで月との交信のように会話に時間差があったものですがね。

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2008年5月14日 (水)

雨上がりの沼津を訪問

3 14日、朝に雨の東京を出発。今日は所用で静岡・沼津を訪問。まずは腹ごしらえと沼津漁港へ。名物の天日干しの干物がズラッと並び壮観か。

4 小魚の干物だけでなく大型魚の頭やカマなども勢揃いでさすがは観光客に人気の漁港。どの店も朝から多くのお客様で賑やかな様子。

8 ランチタイムには行列が出来るという人気定食屋で少し早い昼食。この店名物の「海鮮かき揚」は何と高さ15cm!隣のテーブルのご婦人が注文されてましたが、ボリューム満点で食べても食べても減らない様子。さすがに揚げ物の塊では飽きるのでは?と私は盛り合わせの天丼を注文。揚げたての小魚が最高!生しらすも美味かった!

19 沼津で所用を済まし今度は富士市の個人サロンを訪問。19世紀フランスを代表するパイプオルガンの銘器・Cコル社の楽器(20世紀初頭の作とか)を拝見。この貴重な歴史的オルガンの存在感ある音色に感動。バロックオルガンとは違う19世紀的なキャラクターとタッチには驚きました。毎月コンサートを開催されているというヨーロッパの小さな教会のような天井が高く残響豊かなサロンも素晴らしい!

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2008年5月13日 (火)

またもや2段積み

Photo_3 13日、春はどこに行ったの?というほど肌寒い日々。暖かな気候向けに調整していた我が楽器達も少々戸惑い気味の様子。不安定なこの時期にコンディションを整えるのは中々大変か。今日はまもなく始まるイタリアのグループの来日ツァーで使う楽器を調整・調律。久々にポジティフオルガンの上にイタリアンチェンバロを2段積みの予定。 彼らから指示された調律法は私も初体験というユニークなもの。早速Myチューナーにデータを入力し2台の楽器で調律テスト。 どんな響きになるかコンサートが待ち遠しい!

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このユニークなナポリの連中、前回別の名前で来日の際はその躍動感溢れる演奏と迫力ある歌声にドギモを抜かれた記憶あり。(どうも南イタリアの民謡グループという扱いでしたが) 今回も南国ナポリらしい「ホット」な演奏が聴けるはず。チェンバロとオルガンを自在に操り「即興の天才」の評判通りのシャープな演奏を披露のモリーニ氏の鍵盤テクニックも楽しみ。このナポリの連中のコンサートお聴き逃しなく!

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2008年5月12日 (月)

空飛ぶ木箱?

Photo 12日、昨夜のコンサート終了後楽器を降ろしてすぐに名古屋へ移動。大阪にあるドイツへ送る予定のチェンバロが諸事情で急遽今日中に成田へ持ち込まないと期日に間に合わないと判明、されど昨日のコンサートを抜け出し大阪まで取りに行く事も出来ず結局名古屋のお仲間に応援を依頼。大阪から名古屋まで先に運んでもらった楽器を深夜高速IC近くの路上で受け渡し。まるで危ない闇取引のよう(笑)。深夜再び東へ向い朝一番に無事成田へチェンバロ到着。

9 まずは空輸専門の梱包業者の工場でチェンバロ空輸用の木箱を依頼。丁寧に楽器のサイズを計測、ジャストサイズの木箱をすぐに製作開始。

14 材木と板の状態から箱作り開始、大きな木箱があっという間に姿を現し、クッション材を入れてチェンバロを慎重に収納。

17 飛行中の機内の異常乾燥から守るためビニールで厳重にパッキング。最近は真空パッキングという秘密兵器も簡単にお願い出来るものの、金属の精密機械なら真空でも問題無いでしょうが、生き物である木材相手に真空状態は少々危険かも?ということでオーソドックスなパッキングで梱包する事に。

20 楽器各部箱の内部に補強材を入れて完成。ここまで約1時間の作業で木箱の組立と梱包完了。さすがプロの仕事は速い!

22 最後にフタをネジで固定。以前にドイツから送られて来た木箱、頑丈な作りは良いのだがあまりのネジの多さに充電式のドライバーが途中でスタミナ切れ。「過ぎたるは及ばざるの如し」という格言はあちらには無いのかも。今日は日本式の適正なネジ止めでした(笑)。ドイツでどんな反応なのかが楽しみ。(頼りない作りだとでも言うのかも?)

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2008年5月11日 (日)

築地にチェンバロ2台持ち込んで・・・

Photo 11日、数日前まで真夏日だったのが嘘のように寒い!今日は朝から築地のホールにチェンバロ2台搬入。ヴァイオリンの先生を偲ぶコンサートという事で大勢の出演者が入れ替わりで出演。前半はバロックピッチで古典調律、後半はモダンピッチで平均律とのリクエストで1台のチェンバロでは対応出来ず仕方無く2台で出動。その上ピアノも使うので最初の予定ではチェンバロの調律時間がほとんど無い。頭を抱えていると、親切な(!)ピアノ調律師の方が「私の調律は半分は楽器庫でやりますので最初の1時間は舞台でチェンバロの調律にどうぞ」とありがたいお言葉を頂き助かった!(調律師さんありがとうございました!)

4 季節はずれの寒さで冷え切ったチェンバロを搬入後1時間で2台も調律を仕上げるのはちょっと厳しいが文句は言うまい・・・。何しろご好意でいただいた1時間ですし。また運悪くモダンピッチの配列の調律ピンの楽器はバロックピッチ、反対にバロックピッチの配列の楽器がモダンピッチと調律しているだけで混乱しそう!

19 コンサートでは、大編成のバッハやヴィヴァルディに白フレンチ、しっとりとしたブクステフーデでスコブロネックのイタリアンを使用、2台の楽器の音色の違いがはっきり判り面白い。終了後は急いで楽器をスタジオに戻しすぐに名古屋へ深夜移動。

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