19世紀もチェンバロの時代?
7日、今日はピンチヒッターで大阪の某有名ホールで音大学生コンサートのチェンバロ調律。今時珍しく(?)楽器庫も24時間空調完備でコンディション安定しているのでチェンバロの調律楽ですよ!と言われ喜んで参上するも何故か楽器のピッチが大幅に低下していてガッカリ。今日はフタ取りで客席向いて設置との事で急なピッチ上げで断弦すると大変!(切れた弦は客席にすっ飛んで行くので大変危険)、私にしては時間を掛けて(1時間も調律してました!)ジワジワと小幅なピッチ上げ調律を繰り返し何とか通常のピッチで安定の様子。今日のコンサート、前半はヘンデル・ヴィヴァルディのバロックプログラム、後半はエルガーやメンデルスゾーンの19世紀プログラムとの事で前半でチェンバロはお役御免、早く帰れると喜んでいるとステマネの方が「最後の曲でもチェンバロ入ります」 そんな訳ないのでは?と確認すると何とメンデルスゾーンの「弦楽のための交響曲第9番」でチェンバロを使うとの事。ウーム、19世紀の作品でもチェンバロを使う事があるのか!油断禁物でした。
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