製作家加藤敦志氏のチェンバロデビュー!
3日、昨夜静岡を出発し深夜に滋賀県へ移動。早朝に安土のホールでオルガンを積込み。昨日はヨハネ公演無事終了との事。賞味期限の長い調律(24時間保った!)で上手く行った様子で一安心。午前中に大阪へ移動しチェンバロの積込み。昼前に急いで大阪を出発。一路東京へ。途中の諏訪湖は湖面が凍結したまま。やはり信州は寒い!一度は有名な御神渡りを見たいものですが・・・。
目白スタジオで楽器2台を降ろして急いで池袋「SPACE・1F」へ。今日は桒形亜樹子さんのクラヴサンリサイタル。ルイ・クープランやシャンボニエール・ダングルベールなど初期フレンチのプログラム(渋い!)。通常のリサイタルというよりも名古屋の新人チェンバロ製作家・加藤敦志氏の第一作の楽器のお披露目会か。ヴォードリータイプの初期フレンチ2段鍵盤、ショートオクターブというこちらも渋いモデルの楽器、丁寧な木工技術と芯のあるクリアな音色が素晴らしい!もちろん桒形亜樹子さんの楽器コントロールのテクニックと、初期フランス物の深い解釈を踏まえた演奏も素晴らしかったです。超軽いタッチから力強く張りのある音色を引き出す演奏家の技量には脱帽です。
満員のお客様は、演奏家、製作家、作曲家など業界の濃い顔ぶれがズラリと並び新人製作家の楽器への関心の高さが垣間見れました。やはり志高き意欲作は各方面に注目された様子。今後に期待しますゾ!
« 兄弟楽器に再会 | トップページ | フォルテピアノでベートーヴェン »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- 国産楽器3台が御相手(2025.01.22)
- ハプニング連発の千秋楽(2025.01.21)
- 勉強会(2025.01.20)
- 古都でCemコンチェルト&ブランデン5番(2025.01.19)
- チェンバロコンチェルト(2025.01.18)
コメント