バッハ「マタイ受難曲」時々ベートーヴェン
20日、今日は明治学院バッハアカデミーの「マタイ受難曲」のリハ2日目。昨日はお留守番をお願いしていたので今日は朝からしっかり調律。リハ開始時にオルガン奏者が少し遅れますとの事で、珍しくチェンバロ担当のW先生がオルガンも演奏。
マタイのリハの途中、またもや留守番役をI氏にお願いして池袋でチェンバロの運送。引き取った楽器を持って目白に戻ると、明日のハクジュホール公演を控えたヒロ&リンダの両氏が今日もスタジオでリハーサル。昨日のモーツァルトの世界から一転、明日は濃厚な(!)ベートーヴェンの演奏が聞ける様子。
明治学院に戻り、明日から2日連続のマタイ公演の会場である大正5年建築のチャペルを下見。2年を掛けた大改修も終わったとの事で久々に中を拝見するも、二階席を縮小したり客席の柱が無くなったりと大幅な改装があった様子。何よりも正面にあった古いパイプオルガンが無くなってました。実は新しいオルガンが2階バルコニーに出来ているはずが少々オルガン設置工事が遅れているとの事。現在はオルガンを支える鉄骨のみの姿でした。どんなパイプオルガンが入るのか興味深々!
マタイ受難曲はご存知のように2つのオーケストラと合唱が交互に(時には一緒に)演奏する編成、この時期BCJもマタイ公演があるとの事で、何と現在東京周辺で4つ分の古楽器オケが動いている計算か。管楽器など良く集まったものです。今回のオケの中に何故かガンバ奏者だけは3人(?)もいて人材は豊富なのが可笑しい!(3人ともVn、Vl,Cbで参加ですが) 練習終了後に楽器をリハ会場からチャペルに移動。改装後のチャペルの音響が楽しみ。(内装が色々改善されたとの事で残響が増えた様子)
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