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2008年2月21日 (木)

ヴァロッティ調律は時代遅れ?

20 21日、昨日久々に雪の心配無しとの事で中央道で神戸へ。途中の諏訪湖は見事に湖面が凍結(今年も無事御神渡りもあったようですね)。

神戸へ移動の前に某「オランダ」の「バッハ」演奏団体の関西公演のためにオルガン・チェンバロを指定の調律に変更準備。そういえばオルガンは先日のバッハ調律講座のためにミーントーン、バッハ・リーマン調律、ヴェルクマイスターと3種類の調律を仕込んだまま、幸いピッチは変更無しでOKとの事でオランダ勢のリクエストの調律(3つの1/6PC,6つの1/12PC、3つの純正)と3種類の代表的な古典調律との違いをじっくり検証しながら調律。驚いた事にバッハ・リーマン調律と今回のオランダ勢のリクエストの調律は各音ともピッチの変更は少なく全体の傾向も驚くほど似ている。 どちらも1/12PCや1/6PCと純正の配列による味付けの違い程度、実際のコンサートでは黙っていれば違いはそれほど判らないのでは? さすがにミーントーンやヴェルクマイスターとは違いは歴然。 どうやら最近のオランダ勢(ヨーロッパ全体?)は、アンサンブル(もしくはバッハの演奏だったからか?)では純正5度をあまり重視せず、全体になだらかな調律法を好む傾向になっている様子。そういえば先日のベルギーのフルートのマエストロのコンサートでも、最初はヴァロッティの指定ながら途中で曲に合わせてもっとなだらかな響きに修正をしてましたね。 

相変わらずどんな曲でもヴァロッティ調律にすれば安心と思っているのはもしかして極東の島国だけなのかも?

21日は大阪へ。まずは久々に老舗楽譜屋Sを訪問。昔に比べると音楽書の数が減少気味か? 東京では入手困難と言われていたケレタートの調律本(上下)が新品で2セットも店頭に並んでいてビックリ。(長年店頭で眠っていたのかも?) 午後はフランス製のグランドピアノの調律。日本製の工業生産品的なピアノに比べると音色やタッチ、メカニックがすべて人間臭く個性的。調律のピン味が何故かクラヴサンのようにグニャグニャなのもフランス風なのかも? (日本製の方が調律はずっと楽ですがね)

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