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    my Cembalo by R・Yoshida

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2008年1月

2008年1月31日 (木)

ベルギーの俊英来たる!

3 31日、朝からスタジオでリハーサル。まずは午前中にフレミッシュ2段で「ヴィヴァルディが見た日本の四季」という面白い編曲物の通奏低音の練習。午後からは明日ハクジュホールでバルトルド・クイケンと共演予定のEwald Demeyere氏が練習で来訪。4年前のブルージュ音楽祭でのBクイケン氏のリサイタルで抜群の切れ味の伴奏を聴いて惚れ込んだベルギーの俊英チェンバロ奏者。前回のラ・プティットバンドの来日公演で日本初登場ながら、この時は私がBCJと一緒に海外遠征中で残念ながら楽器提供のみで演奏を聴けず、今回の彼の再来日が楽しみでした。

3_2 4年前のブルージュでは「マエストロ・クイケン氏と一緒にコンサート出てるけど、実はまだコンクール受けれる程若いはず!受ければ優勝出来るのにね」との評判を聞いて驚きました! 今日もスタジオにあるジャーマン・フレンチ・イタリアンのチェンバロを弾き分けて至極ご機嫌の様子。彼がCD録音で使用したフランスの名工・アンセルム氏のチェンバロを私も持っていると判るとますますニコニコ顔。(私が日本で唯一の所有者です)

5 「どんな楽器をお持ちですか?」と訊ねると「イタリア製のフレンチ」とのお返事。(ベルギー人がイタリア人作のフランスモデルを持つというコリャまた複雑な関係だなあ) 「ウチのフレンチは鳥の羽ですよ」と言うと「鳥の羽とは嬉しいなあ!」とこれまた大喜び! 繊細ながらシャープなタッチで楽器を存分に鳴らす技は大したモノ。明日のハクジュホールでのコンサートが楽しみ!(チェンバロソロもあるようです)

2008年1月30日 (水)

回転しないオルガンですが・・・

2 30日、午前中ご近所で保管中のチェンバロが再びスタジオに帰還。またもやスタジオ内は楽器6台で満杯状態。昼からご近所のお仲間G社のS・S両氏がスタジオ来訪。今度調律をお願いする楽器のチェック&打ち合わせでお越しいただくも、先日終了の南北オルフェオ公演の裏話(目白駅前商店街組合がどちらも参加してましたね)を手始めに業界ネタ話の応酬合戦に。(本来なら新年会の酒の肴話だったのですが) 午後からポジティフオルガンの練習でKさん来訪。昨日の別口のオルガン試奏の際、古典調律の比較のために急遽8fは平均律、4fはミーントーンに調律。今日のKさんは普通の練習との事で元に戻そうとするも、念のために「今違う調律を仕込んでますが・・・」とお伺いするも「面白いのでそのままでOK」とのお返事あり。1台のオルガンで初期物も近現代物も同時に弾き分けられるとあって楽しそうに様々な曲を練習されるKさん。さながらご近所池袋の某ホールの回転オルガンのように便利なオルガンに変身出来たかも? 今度2月11日の池袋「SPACE・1F」で開催予定の日本オルガン研究会の例会でも、4種類の調律法をポジティフオルガン・チェンバロの2台で聴き比べの予定。調律法の響きの違いを体験するには同じ楽器で比較するのが一番有効か? 最近バッハの研究で一番エキサイティングな話題という「バッハの平均律クラヴィア集の自筆譜の表紙の渦巻き模様」から発見されたというバッハ調律を中心に、色々な調律法を体験出来ます。お聴き逃しなく!

2008年1月29日 (火)

ポジティフオルガン2台の競演

2_2 29日、久々にスタジオに戻り各楽器の調律やコンディションをチェック。約1ケ月振りの調律となる楽器もピッチ調律共に変化無くすぐに出動可能なので一安心。寒い中密閉した部屋で24時間エアコン・加湿器稼動のお蔭か。先日出動のイタリアンは次回のコンサートのために再調律、同じミーントーンながらピッチが半音違うので中々大変!音によっては1/4音ほど上下するので断弦を警戒しながら何度かの調律でやっと安定。  夕方から4月に近江楽堂でコンサートを予定の演奏家お二人が来訪しポジティフオルガンを試奏。

5 このコンサート、中々凝ったプログラムのようで、ポジティフオルガン2台を使っての珍しいオルガンデュオでパスクィーニ、ヴァイオリンやガンバの共演でS・A・エレディア、P・A・ロカテッリ、D・オルティス、そして注目はこのコンサートのための2台オルガンのための委嘱作品(近藤岳作曲)など多彩な選曲。今日はもっぱら新作の構想を練るためにオルガンでの様々な特殊奏法をテスト。本番では反則スレスレの特殊奏法も繰り出される様子。2台のポジティフオルガンのオランダvsベルギーお国対決の聴き比べも注目か。お聴き逃しなく!

 勝山雅世 オルガンリサイタル Vol.1  2008年4月22日(火)19時開演 近江楽堂 料金3000円 出演 勝山雅世(Or) 近藤岳(Or・作曲) 廣海しほ(Va) 坪田一子(Vg) 使用ポジティフオルガン ★石井賢所有 W・V・D・Putten(オランダ)2004年製作 2007年レガール部拡張  ★梅岡楽器サービス所有 E・Debaisieux(ベルギー)1994年製作   詳しくはまもなく発表との事です。

2008年1月28日 (月)

調律ハンマーに凝る!

18 28日、朝神戸出発、最近では珍しく昼間に東京へ移動。途中久々に富士山の眺めが素晴らしい!

14 この千両役者の名山は、遠くで眺めても良し、近づいて眺めても良し、静岡からも山梨からどちらから見ても味わい深い!私はどちらかと言うと山梨側が好きですが。それでも海から見る富士山も中々立派!

24 午後から横浜のお師匠様のお宅でフォルテピアノの調律。事前に「相当下がっているかも?」とお聞きしていたので、相当手間取るのではと覚悟して作業開始。最初に計測すると8Hzもピッチ低下の様子。慎重に何度も調律を繰り返すも中々安定せず。(フォルテピアノのピッチ上げは本当に厄介!) いつもの何倍もの時間を掛けてやっと調律終了。楽器コレクターでもあるお師匠様は沢山の調律ハンマーをお持ちながら、今回は先日ブルージュで入手の私のイギリス製特製ハンマーを使用。低音などでちょっと硬めの調律ピンがあるものの、非常に使いやすく微妙な回しが出来る様子。やはり楽器にフィットする工具で調律すると精度が全然違うのでは?

26 2台目のフォルテピアノは調律ピンが少し細いのでチェンバロ用の調律ハンマーが最適な様子。こちらもイギリス製の特製ハンマーを使用。2台とも年季の入った楽器なのでピン味が結構個性的(要するにバラバラ?)、微妙な回し方が出来る工具は必需品かも?

Photo お師匠様と作業後に恒例の長い雑談開始。去年夏のブルージュで見た、私のフォルテピアノの製作家マクナルティ氏が使っていた珍しい形の便利な調律ハンマーのお話をすると、お師匠様が「僕も持っているかも?」との事で沢山ある工具箱をゴソゴソかき回して頂くことに。

28 「あったゾ!これだろ!」と取り出したのがこの頭に2つの挿し口があるというフォルテピアノ用の不思議な調律ハンマー。頭の両方に角度を変えたマイナスピン用の穴が仕込んであるという不思議な構造でどうもオランダ製との事。やはりフォルテピアノ業界の先進国は工具まで進んでいるのかも?

 

2008年1月27日 (日)

お宝は出てこなかった?

10 27日、朝からピアノ調律。2軒目のお宅は風邪でダウンとの事で急にキャンセルとなり昼から急にフリーに。自宅に戻りTVでご贔屓のお宝鑑定番組を鑑賞。午後から実際に親元の家財道具を骨董屋に鑑定していただく。先ほどまでTVで思いの他高値の品が出てくるのを見ていたので、少々期待するも残念ながら目ぼしいモノは無かった様子。

3 箱書きも立派、もしやお宝では?と期待の山岡鉄舟の掛軸も、鑑定の様子を伺っていると簡単に見終わってすぐに仕舞っておられたので、どうも価値無しとの扱い。(贋物だった?) TVでは「意外なお宝発掘!」の場面が頻繁に出てくるも、世の中にそんなに「甘いお話」が身の回りに簡単にころがっている訳は無かった!また沢山あった掛軸は保存状態が悪く素人が見ても価値は無さそうか。意外に小さな人形とかに興味を示されていたが不思議、プロから見た価値のあるモノは我々にはどうも判らない!

1_2 古い家財道具にまぎれていた古いLPレコードを見ていると、「ピアノの貴公子」のLPのジャケット写真で古いプレイエルの装飾ピアノを発見。(私が買ったLPでは無いのですが) そういえばこの貴公子の演奏で先日都内の某楽器博物館所有のフォルテピアノでポピュラー曲を演奏という不思議なCDを見つけたばかり。貴公子が30年前から19世紀ピアノに触手を伸ばしていたと判り驚きでした。(当時はただ撮影用だったかもしれませんが・・・)

2008年1月26日 (土)

サリエリのレクイエム本邦初演

21 26日、今日は神戸のホールで昼本番ということで朝からオルガンを暖めながら会場入り、9時に搬入のつもりで搬入口の外で待機するもいつまでたってもドアが開かない!大概のホールなら時間ピッタリに搬入口を開けてくれるのにオカシイなあ?と思いつつ待つもやはり誰も来ない。1時間も待って事務所の方がやっと出勤。聞けば「オルガンの搬入は11時と聞いてました」との事。昼本番なので朝一に搬入可能と思っていた私も甘かったか?(そういえば打ち合わせ無かったゾ)

3_2 このホール、海沿いなので景色は最高!ビルの社員食堂もそんじょそこらのデートスポットよりも見応えあるのでは?(味に文句言うとバチがあたるかも?)

8 今日は地元アンサンブルによるサリエリのレクイエム。(オーケストラ版は本邦初演とか) リハ前からオルガニストは誰かと探すも全然姿無し。リハ1分前に初めて現れたのは何と徳島でもお会いしたイタリア人奏者のM氏。この方、ピアノ奏者ながらフォルテピアノを何台もお持ちで(18世紀のオリジナル楽器をお持ちとか!)、今日も相変わらずフォルテピアノ談義。先日私のドイツの友人がベーゼンドルファーの製造番号18番を入手したと申し上げれば「僕のベーゼンドルファーは製造番号6番! でも状態が少し問題でねえ・・・」といきなりハイレベルの応酬開始。前回お会いした際も「僕はフォルテピアノ持ってますよ」「それは何年製ですか?」「2002年作です」「何だ!コピーですか。僕は18世紀のオリジナルのピアノ持ってますよ」との凄いやり取りでノケぞったんですが・・・。

19 今日のコンサートの目玉はサリエリのレクイエムの本邦初演。遠方からわざわざお越しのお客様から「その曲は前に演奏しましたよ」との指摘があったそうですが、オケ伴奏は今日が初めてとか。やはり本邦初演の名誉には皆さんコダワリのある様子。

20 今日のホール、冬場の乾燥で「怖い」と評判なのですが、今日は幸い乾燥が酷くなくたった22%。(笑)普通はもっと凄いんです! 一番怖いオルガンの鳴りっ放しも無くホッと一安心。舞台スタッフの方から「ウチは乾燥と熱気が凄いので、リハから本番照明あててるとトンでもない状態になりますよ!」とのアドバイスを頂き、リハの間は暗めの照明、開場・休憩時は舞台は真っ暗と、通常ならチェンバロ調律師なら卒倒しそうな条件をオーダー。それでも暗転の間でもピッチがドンドン上がるという中々厳しい環境、この非常手段が功を奏し、本番は何とかピッチが保てた様子。舞台スタッフの方に「チェンバロがよく来るホールなので、毎回調律師は大変でしょ」と申し上げると「皆さんいつも泣いてますね。そういえば少し前にチェンバロが演奏中に大きな音を立てて割れてましたよ」との事。それ私のチェンバロでした・・・。中々手強いホールです。

2008年1月25日 (金)

神戸は雪景色

1 25日、寒いと思って外に出ると神戸も雪景色。今年は結構雪もふったりと寒い冬になるのか?(確か暖冬という予報だったのでは・・・) 朝から某女子高へピアノの調律。暖房の入った教室もあるのだが冷え切ったままの教室もあり震えながらの作業となる。(指が動かない!) ただ天気が回復すると校舎から神戸の湾岸エリアが一望出来て中々楽しいひとときでもありました。

2008年1月24日 (木)

神戸のガソリンは何故か激安?

1 24日、前夜雪の東京を出発、今回もエコドライブでトラックに囲まれながら深夜の一般道を激走。明け方奈良で雪に遭遇するも無事神戸に到着。関西も少し雪模様ながら積雪は無し。最近東京・神戸間のガソリンの値段を比べると何故か今まで高値だった神戸が一番安い様子。激安店は何と140円!、ただ数百m離れたスタンドは普通の152円だったりと値段がバラバラなのも不思議かも?激安店も行列出来ている訳ではないし・・・。(神戸の方は奥ゆかしいのか?)

Photo 東京から運搬のポジティフオルガンを神戸の楽器保管倉庫に一時保管。この場所はリコーダー・トラベルソ製作家の星加清人氏の工房でもあります。材木加工から仕上げまでをするという製作工房は、管楽器の調律作業のために一年を通してほぼ一定の温度を維持、作業場の片隅で保管のチェンバロやポジティフオルガンにも大変ありがたい理想的な環境か。久々に会う星加氏、相変わらずマイペースでの製作の様子。 

Photo_2 神戸に戻り早速馴染みの酒屋を冷やかし。今日は徒歩で訪問なので試飲が楽しい。店長お勧めの純米酒数種類を味比べ、結局今日は地元兵庫は明石の小さな蔵の新酒を入手。「2008年新酒・酒槽しぼり・赤石たれくち・純米吟醸・生原酒」という長い名前ながらフルーティーで澄み切った味は絶品!地元神戸の酒といえば震災で残念ながら潰れてしまった小さな蔵の手作りの酒の味が忘れがたい!今話題の大阪の高級料亭御用達だったという「菊千歳」。ワインかと疑うほどフルーティーだった「酒豪」(今も違う蔵で存続中ですが)。思い出すだけでも堪りません! 無理なのは承知ながら出来るならもう一度呑んでみたいもの!

2008年1月23日 (水)

銀行の窓口で悶絶!

Photo 都心は久々の積雪。(2年ぶりとか・・・) 昨日ネットのニュースで突然の円高と知り、用事も放り出し慌てて銀行へ。実は海外へ送金する予定があり、この超円安では払いたくないなあと円高に戻る事を祈りつつ待機。しかし一向に円は強くならずジリ貧状態。1ユーロ140円の頃に注文した楽器を170円近いレートで払うと何と価格が2割増し!予想を超える超円安状態に頭を抱えていたところ、昨日急な円高との吉報で大興奮!昨日は銀行に駆けつけるも窓口でレートの確認のみ、聞くと何と昨日1日で3円も円が上昇し最近では最高値の153円台突入との事。ユーロ安の流れなのでもう1日経てばもう少し円高になるか、悪くても同じ額では?と期待に胸膨らませつつ今日改めて銀行を訪問。

3 銀行窓口の方と「昨日は凄い円高でしたね」と陽気に話しつつ煩雑な海外送金の手続きをして今日の為替レートの発表まで待機。30分ほど待っていよいよ今日のレート発表。窓口に呼ばれて緊張の一瞬。「今日は・・・残念ですが4円下がりました!」 何と昨日1日のみの円高ですぐにユーロ高に戻ってしまった様子。あまりの事態に窓口で愕然自失、「スイマセン・・・。今日の送金・・・やっぱりやめます・・・」とトボトボと銀行から退散。いや幸運の女神は逃げ足が速かった!

2008年1月22日 (火)

バッハのグルグルって・・・

Photo 22日、相変わらず寒さは厳しいものの何故か今年の冬は酷い乾燥がまだ到来していないようで楽器にはありがたい。ただ油断は禁物か? 午前中よりKさんスタジオ来訪。今度2月11日のオルガン研究会のレクチャー(タイトルは「バッハの音律再発見?不等分と12平均のはざまで」との事。お聞き逃しなく!)で講師を務めるので資料として調律本をチェックしようと探すも、ケルナー著「チェンバロの調律」もケレタート著の「音律について(上下)」ももう絶版で入手困難との事。私は調律関係の本は見かけたら片っ端から購入していたお蔭で資料には困らないものの、今から資料集めとなると相当苦労する様子。調律の参考資料をKさんへ少し提供。最近(去年秋)出た小方厚著「音律と音階の科学」(面白い資料とか)、立ち読みのみでまだ買っていないというKさんへ購入したばかりの本をお譲りする事に。午後から池袋の大手本屋へ向かいこの本を再度購入を試みるも数日前まであったはずがもう見当たらない!数軒ハシゴで探し回って最後やっと片隅で発見。オカタイ専門書は発売後すぐに品切れになってしまうので要注意か。 Kさんと共同で近日中に再び古典調律についてのレクチャーを復活させようと意見が一致。また明細が決まりましたらすぐに発表いたします。まずは中全音律とバッハ調律を重点的に取り上げる予定です。ここ数年来話題の平均律の自筆譜から発見されたというバッハ調律(一部だけなのが不思議?世紀の大発見なのに・・・)ですが、アメリカのレーマン氏の説以外に色々な説が出回っている様子。ネット上では中々論戦模様とか。表紙上端の通称「グルグル」の読み解き方で全然違う調律法になってしまうので皆自説の主張で賑やかな事。さすがにもうグルグルをただの模様と言う方はいなくなった様子。まだまだ「バッハのグルグル」騒動からは目が離せない!

2008年1月21日 (月)

チラシの無いコンサート

Photo 21日、昨日ストラスブール在住の鍵盤楽器奏者から「一ヵ月後にフォルテピアノでこんなコンサートやりたいんですが・・・」との連絡を受け、早速会場予約やスケジュール調整など行い、当Blogにコンサート情報を早速アップ。すぐに言いだしっぺのご本人から「今決めたばかりのプログラムの情報がもう流れてる!」と驚きのリアクションあり。まあネット時代はスピードが命!リアルタイムに活きの良い情報お届け出来るのがありがたいです。

1 今回の公演、ご本人は「宣伝する期間も無いしチラシは作らない!口コミで勝負!」との呑気なお言葉が。まあ沢山チラシを撒いたからといって最近はあまり動員に結びつかない事が多いですが・・・。詳しくは昨日のBlogをご覧ください。

2 毎回他の方が絶対やらないようなビックリのプログラムで楽しませてくれるO氏。明日館では過去、シューベルトの「冬の旅」をフォルテピアノと歌の共演で聴かせてくれた後、いきなりそのままジョン・ケージを演奏したり(バリトンとの共演)、モーツァルト企画「Viva Amadeus!」の本番前にクラヴィコードでリゲティを録音していたりと毎回楽しい逸話は多し! 今回2月26日の公演では、格調高きフォルテピアノでのモーツァルト演奏の中に、安野太郎氏作曲の委嘱新作(フォルテピアノ独奏のための新作との事、楽しみです!)を入れるなど相変わらずの冒険好き(失礼!)の様子。そう言えば彼はフォルテピアノでのモーツァルト演奏で文化庁芸術祭新人賞を受賞してましたっけ。正統派モーツァルト弾きとしての演奏も存分に聴けるはず。 乞うご期待! 

2008年1月20日 (日)

大井浩明氏明日館公演急遽決定!

Photo 20日、昨夜遅く神戸から東京へ移動。途中雪の無い信州を通過するも何故か諏訪湖SAなど週末いつもは賑やかなパーキングが寂しい限り。まさか大学入試センター試験のために皆さん外出が自粛気味だったのか?池袋へ出動途中に目白庭園へ立ち寄りしばし冬景色を堪能。今日は結構寒さがこたえます。

6 池袋の手前で明日館前を通過。3月末で終わるはずの明日館講堂横の工事はまだまだ完成は遠い様子。果たして間に合うのか?

その明日館でまたユニークな公演が急遽決定! ストラスブール在住の鬼才(奇才?)鍵盤楽器奏者・大井浩明氏の久々のフォルテピアノリサイタルが2月26日に開催決定!(1ケ月前という何とも慌しい決定なんですが・・・) 毎回プログラムの妙で楽しませてくれる大井氏の公演、今回は正統派「モーツァルトプログラム」に安野太郎氏のフォルテピアノのための委嘱作を忍び込ませるという相変わらずの意欲的な内容か。乞うご期待!

■大井浩明フォルテピアノ・リサイタル 《モーツァルト後期ソナタ集成》
2008年2月26日(火)午後6時40分開場/午後7時開演、全自由席2000円
自由学園明日館・銀杏の間 [東京都豊島区西池袋2-31-3]
お問合せ:梅岡楽器 umeoka-gakki@nifty.com

W.A.モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 KV 333 (315e) [1783、リンツ]
  Allegro - Andante cantabile - Allegretto grazioso
幻想曲 ハ短調 KV 475 [1785、ウィーン]
  Adagio - Allegro - Andantino - Piu allegro - Primo tempo
ソナタ ハ短調 KV457 [1784、ウィーン]
  Molto allegro - Adagio - Allegro assai, agitato
ソナタ ヘ長調 KV 533 /KV 494 [1788/1786、ウィーン]
  Allegro - Andante - Rondo, Allegretto
(休憩 15分)
安野太郎:フォルテピアノ独奏のための委嘱新作 [2008、横浜]
W.A.モーツァルト:ソナタ ハ長調 KV 545 [1788、ウィーン]
  Allegro - Andante - Rondo
ソナタ 変ロ長調 KV 570 [1789、ウィーン]
  Allegro - Adagio - Allegretto
ソナタ ニ長調 KV 576 [1789、ウィーン]
  Allegro - Adagio - Allegretto

2008年1月19日 (土)

28年目の洋館サロンコンサート

1 19日、今日はコンサートのピアノ調律で出動。昭和5年建築の「西の帝国ホテル」と呼ばれた旧甲子園ホテルの中での贅沢なサロンコンサート。聞く所ではこの建物、現在上映中の映画「ALWAYS 続三丁目の夕日」のロケにも使われたとか。

14 建物の中には当時の豪華な装飾がいたるところに残っておりどこを見ても楽しい。これは元フロントだった部屋の窓の素晴らしい装飾ガラス。デザインも不思議!

18 この豪華な洋館を使って何と年4回の開催で28年間も続いているのが「リラックスコンサート」。今日は第111回目だとか。当初は一般公開されてなかったこの素晴らしい洋館に入れるのはこのコンサートしか無かったはず。内部見学を兼ねて楽しみにされているファンも多かったのでは。(現在は一般公開中) 

20 このコンサート、元大フィルのフルート奏者だったOさんの広い人脈を駆使して国内外の様々な演奏家が出演、古楽器演奏が多いのも特徴か。毎回常連客で満杯の様子。今日は地元出身の若手歌手2人の共演。

旧甲子園ホテルでのコンサートといえば、私も企画参加の「畑儀文氏シューベルト歌曲全曲演奏シリーズ」、実はまだ次回開催の時期が決まっておりません。当初は1月開催のつもりだったのですが・・・。時期決定しましたらすぐに発表いたします。もう少しお待ちください。

2008年1月18日 (金)

続エコドライブ

18日、前夜東京での用事終了後、西へ移動。今回は50%OFFという大幅な割引サービスを使ってのエコドライブ。まずは東京ICから裾野ICまで東名高速を使用。夜22時以降100km未満走行で深夜割引が適用。そこから静岡県を横断する約200kmは信号の少ない一般道のバイパスを使用し深夜トラックに混ざって快調に走行。明け方に東名岡崎ICで再び高速に復帰、伊勢湾岸道経由で東名阪道・亀山ICを朝6時過ぎに通過。こちらは朝6~9時100km未満走行で通勤割引が適用。亀山からは坂は多いが快適な名阪道路(一般道ながら高速並みに走行可能)、最後に天理から高速使用で大阪経由で神戸まで(ここは残念ながら割引無し)というコースで走行約10時間(時間調整で2時間ほど休みあり)、高速代はいつもの約1/3という節約ドライブに。5時間で約8000円節約というのは結構経済的なのでは? ただ最後の大阪・東京の都心で一般道を使うとラッシュに巻き込まれるのが難点か。

2 神戸に戻りランチは六甲のお気に入りのラーメン屋へ。たった9席のカウンター席のみというこじんまりした店内、無調化ながらしっかりした味のスープと太麺の相性抜群。週刊誌に出るなど近頃話題のお店ながら行列が出来ないのがノンビリした神戸らしくありがたい。良く見れば店内に「原価高騰で残念ながら1月から値上げします」と本当に申し訳なさそうな案内あり。どの業種もまだまだ厳しい様子か。

2008年1月17日 (木)

神戸の震災から13年

Photo 17日、1995年1月17日の阪神淡路大震災から早13年。改めて多くの犠牲者の皆様のご冥福をお祈りいたします。

関西のニュースではさすがに追悼記事が多いものの、東京ではもはや13年前の事はほとんど扱われていないようです。この13年に次々と大きな災害(各地の地震・鉄道事故・津波など・・・)が発生し阪神大震災もそのひとつとしか思えなくなってしまったのでしょうが、大都市直撃の災害としては特筆すべき事例だったと思っております。やはりこの痛ましい災害を今後の教訓としていただきたいと切に願っております。

Photo_2 今回もこの震災の体験者が語る「震災と楽器について」などのお話をいたします。(写真は被災直後の工房として借りていた一軒屋の惨状です) 13年前の震災時、神戸市東灘区の自宅と工房が大きな被害を受けた体験者としての経験が少しでもお役に立てればと思っております。

もし大きな地震に遭遇した場合、直後はまずは身の安全の確保でしょうか。建物の倒壊などの危険が無いかの確認が最優先。火元の確認も重要、ただ相当時間が経った後にも火事が起こる可能性もあり用心が必要。震災直後の火事は消防車は来ないので江戸時代の火事のように逃げる事しか出来ないかもです。震災後しばらくは皆パニック状態、警察も消防も病院もほとんど機能しないと思った方が良いでしょう。こんな場合やはりラジオからの情報が頼りになりました。携帯やメールは神戸の際はほとんど駄目だったようです。また救援部隊や食料が届くのは1~2日掛かるので自分用の非常食は3日分は必要か。まずは安全な場所に避難する事が優先でしょうが、大切な楽器がしばらく放置しても安全かを確認出来れば安心でしょうか。(そんな余裕無いかもしれませんが) パニック状態の中無理やりチェンバロなどを避難されようとしてると、極寒の時期など暖を取るためにマキにされかねない興奮状態なのでご注意を。私もあまりの寒さに全壊した家の破片をお断りして焚き木として燃やし皆で暖を取った覚えがあります。非常時には大切な楽器と言っても通用しないでしょう。避難する場合混乱が収まるまで少し様子を見た方が良いでしょうね。またあまり知られてませんが神戸では実は地震直後から「火事場泥棒」が相当横行したようでした。皆カギも掛けず(掛けられない?)逃げ出している訳ですから盗み放題だった様子。最低限の財産の確保は必要でしょうか。地震後数日(?)経って周辺が冷静さを取り戻した後にやっと楽器の避難などの処置を検討出来るかと思います。車が動かせても自宅まで近づけるかが問題でしょうし、郊外に移動するのも幹線道路は閉鎖されているのでしばらくは荷物の移動が困難かもしれません。しばらくは自宅で電気などライフライン無しの状態です。電気が止まりエアコンなど暖房・冷房が使えない状態で長期間維持するのは大変かもしれませんが、温度・湿度の変化が楽器の中にあまり伝わらない状態、やはりカバーや毛布で楽器を包み保護するのがベターです。後はライフラインが戻りある程度楽器の管理が出来る状態に戻るまで一時期避難先を確保出来れば安心でしょうか。(実はこれが困難なのではと思いますが) 

Photo_3 神戸の私の家では電気は1週間、電話は2週間、水道は1ヶ月、ガスは2ヶ月ストップしてましたので、通常の生活に戻るまで相当長い時間が掛かりました。それでも自宅マンションは倒壊を免れましたし、楽器の保管場所だった工房は全壊ながら幸い瓦礫の下からチェンバロを掘り起こし奇跡の救出が出来ましたし、その後楽器の保管出来る場所もすぐに見つかりチェンバロ・ポジティフオルガン共に無事でした。(チェンバロに一部キズが入ったり脚が壊れたりしましたが) ただ2台のグランドピアノは別の保管場所だったビルが倒壊し救えませんでした。私も地震直後は避難で精一杯でして楽器の行方などはしばらく確認出来る状態ではなかったです。結果的にピアノ以外の楽器は救出出来たのは本当に幸運でした。

日頃のチェンバロなどの地震対策は去年のBlogをご覧下さい。

天災というものはいつ来ると予想出来るものでは無いのですが、もし遭遇した場合でも過去の教訓を生かし少しでも被害が防げればと切に思っております。私の体験が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

2008年1月16日 (水)

贅沢な保管場所

Photo16日、常時楽器で溢れかえっている我がスタジオ、「チェンバロ預かっても良いですよ」とのありがたいご好意で、ご近所のサロン「Space 1F」へ当方のフレミッシュ2段チェンバロを早速お届け。ウチの狭い部屋とは違って天井の高い本格的なチェンバロ専用スペースで聴く我が楽器の音色はもう別物! しっかりした内装とゆったりとした空間のスペースは羨ましい限り。 午後からは少し広くなったスタジオでポジティフオルガンのリハーサル。その後2月11日の「Space 1F」での調律レクチャーの打ち合わせ。当日はポジティフオルガンとチェンバロ(もしかして2台?)を使い、30年前に流行したバッハ/ケルナー調律と最近話題のバッハ/レーマン調律の聴き比べや、他の時代の代表的な調律など結構沢山の調律法を使う事を決定。私もどんな響きの違いが体験出来るのか楽しみです。 バッハ/レーマン調律とミーントーン調律の聴き比べという2月27日の明日館講堂での「シーベ・ヘンストラ チェンバロリサイタル」もお聴き逃しなく!

2008年1月15日 (火)

大和撫子にはチト難しい?

1 15日、久々にピアノ工具屋を訪問。何かフォルテピアノやチェンバロに使える便利な工具が無いものかと色々物色してみるとフォルテピアノに使えそうな調律ハンマーを発見、早速購入。その後フォルテピアノ奏者のIさん宅を訪問。去年日本に届いたグラーフモデルのフォルテピアノ、素晴らしい音色とタッチながら何故か調律ピンがトンでもなく硬く回らない! 欧米人なら力任せに回すのでしょうが私でも手が痛くなるほど、ましてか弱き大和撫子(?)のIさんでは歯が立たない様子。

7

もっと楽に調律出来る工具は無いものかと、早速今日入手の新品を含めて数種類の調律ハンマーをテスト。どうも調律ピンとハンマーとの相性やハンマーの柄の重量など使い心地にどれも一長一短あるようで、今日は試した中に決定打は出ず残念。調律において工具の良し悪しは相当音色に影響が出るので出来るだけフィットするモノを使いたいものなのですが・・・。

2008年1月14日 (月)

乾燥厳しいぞ

11 14日、近江楽堂でT先生門下生の発表会。芸大生からアマチュアまで幅広い生徒さん達が参加、今回は様々なレパートリーに対応出来るようにミーントーン調律のイタリアンとヴァロッティ調律のジャーマンの2台のチェンバロを提供。慣れない楽器での演奏のはずが皆さん安定した演奏でビックリ、この門下生は皆タッチがきれいなのに感心しました。

1 皆さんの練習時間を充分取るために事前のスタジオ調律のままリハーサル開始、最後まで再調律無しで充分安定していた様子に一安心。本番前の調律時、「少し寒いので暖房入れましょう」との事で初めてエアコン入れるとすぐに楽器が反応、調律が見る間に崩れてしまい慌ててエアコンをOFF。その後会場は冷えたままで演奏。寒さに震えているお客様の鼻をススル音が聞こえる中我慢していただき何とか最後まで調律は維持出来た様子。やはり冬の本格的な乾燥が始まるとこの会場はチェンバロには厳しいです。

2008年1月13日 (日)

エコドライブ

2 13日、神戸での用事を終えて再び東京へ移動。先日のような東京神戸間を一般道のみでの走行はさすがに深夜でないと困難、今日は1/3を一般道、残りを高速使用という少しはしょったエコドライブでの移動。まずは神戸から一般道で大阪の中心を通って奈良方面へ。休日なので大阪の繁華街も渋滞無く通過。天理から急な坂を登り名阪国道で亀山まで一般道で快適に走行。亀山からやっと高速に入り名古屋港を最近開通の大橋で跨ぎ(橋の上は強風で真っ直ぐに進めない!)豊田からやっと通常の東名高速使用。

7 連休の真ん中と言う事で意外に一般道も空き気味で渋滞無し。結局今日はいつもより1時間余分に掛かって高速代3000円を節約か。信号の多い一般道は疲れるものの無料で走れるのはありがたい。ガソリン高騰の中で自分で出来るささやかな抵抗です。(でもクタビレました!)  高速道路も深夜割引(0時~4時通過時に適用)は良く利用するものの、通勤割引(通勤時半額、ただし100km以内)はまだ未体験。さすが半額は魅力的!こまめにICで下車して割引適用を利用すれば結構安いのかも? 次回のエコドライブでの宿題か。

2008年1月12日 (土)

山陰の古都・倉吉を訪問

5 12日、夜明け前に神戸出発。コンサートのために鳥取の倉吉へ。前日から天気が下り坂との事で雪を心配するも暖冬のせいか雪は全く無くホッ。代わりに豪雨と霧で高速でもあまりスピードが出ず。それでもいつもなら山陰は雪に覆われている時期なので助かった!

7 予定より早く(予定通り?)現地到着。早速雨の中、倉吉の白壁土蔵の古い街並みを散策。江戸時代から続く酒蔵や醤油蔵など多くの町屋が状態良く保存され情緒満点。

29 数百年の伝統を誇る酒屋を覗くと、こちらの飲み方は冷酒ではなく熱燗・ヌル燗の習慣が多いとか。やはり雪国の酒らしい呑み方ではと感心。何か美味しい店を探すも「臭う」店が無い!仕方なくスーパーの惣菜でランチ。普通のアジやイワシなど小魚の天婦羅や練り物が旨い。

31 今日のコンサートは斬新なデザインの少しバブリーなホール。贅沢なロビーの内装が凄い!

2 今日のコンサートは某有名オケのコンマスを中心とした室内オケでヴィヴァルディの「四季」他。いつもは木地調の反響板に映えるグリーン色の我がフレミッシュチェンバロ。今日は何故か反響板が保護色。聞けば鳥取名物の「梨」の色をイメージした反響板だとか。コリャ目立たんわと観念。

7_2 例年に無い暖冬かつ豪雨の中運搬のチェンバロはタップリと湿気を吸い込んだせいか最初はピッチも高めでお利口さんの様子。お客様が入り強い暖房と照明で乾燥が始まったのが本番前か?その後ドンドンチェンバロから水分が逃げ出したようでピッチが果てしなく下がる!本番前にピッチを上げても休憩中にはもうオケから文句が出そうな下がり具合。休憩中も血相を変えてピッチ上げして何とか間に合った!やはり冬はチェンバロには厳しいです。終演後、地元の方から教わった近道の峠越えで帰るも雨と思っていた天気が峠では吹雪!山陰の厳しい雪事情を改めて実感しながら決死の覚悟でハンドルを握り締め無事峠越し。

2008年1月11日 (金)

神戸の異人館街

9 11日、所用で神戸の北野を訪問。日頃観光客で賑わうエリアには近づかないものの久々に異人館街を通るともう神戸の人気エリアはベイサイドに移動したのかほとんど観光客の影はなく御土産屋も閑古鳥が鳴いている様子。驚いたのは一時期は人気エリアで強気の料金だった駐車場が超安い!これでは異人館に車を止めて三宮の繁華街に繰り出しても良いのでは・・・。斜陽産業の悪アガキを見せられたような気分。それでも久々の北野の高台から見下ろす神戸の街並みはやはり絶景。

2008年1月10日 (木)

十日戎

8000010日、今日は宮っ子(西宮育ちの事ですな)が1年で一番待ち遠しいお祭りの日。今や早朝の「福男」選びの行事が全国に放送され有名になってしまった西宮神社の「えべっさん祭り」へ。沢山の屋台と参拝客で相変わらずの大混雑。

150000 朝6時に福男を目指して皆がスタートするのがこの赤門。朝の生中継を見てましたら今年の福男は私の実家の近所の方とか。

460000 御馴染み、本殿参拝の前に神官から頭を撫でてもらう

500000 商売の神様だけあって昔から豪勢なお賽銭を眺めるのが楽しみだったのに最近はお賽銭が見えないのが残念。

550000 これまたテレビのニュースで御馴染みの奉納された巨大マグロ。今年はゆっくりそばで拝見出来たものの、実は賽銭をマグロにくっ付けるのは結構難しい?お札が張ってあるのもさすが「えべっさん」!

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招福の福笹売り場も沢山の笹を並べて準備万端。参拝帰りの方はこの福笹の鈴を景気良く鳴らしながらの帰宅でそれだけでも賑やか。

680000 境内の内外に並ぶ屋台も時代と共に様々に変化の様子。これは昔ながらの射的。景品が少々現代風か。

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こんなのは昔は無かったぞ。トルコのケバブ料理。参道に何軒も出てました。

240000 これは昔懐かしい猿回し。ただ大仰な口上も無く余り芸の無い猿の演技でいまひとつ・・・。子供の頃は独特の口上で客を楽しませる大道芸が結構見れたものですが。

11 東京の夏祭りでは定番の金魚すくい。寒い時期のお祭りではあまり見かけなかったのですが、何故か昔より復活か。

720000 お酒から焼き鳥、サザエの壷焼き、たこ焼きなどが用意されたテント張りの飲み屋もフル回転。注文も無いのに鉄板に溢れんばかりのお好み焼が!これから勤め帰りの参拝客が押し寄せるのを見越してでしょうが注文大丈夫か?

700000 お祭りの中で怖いながら気になるのがお化け屋敷。見世物小屋が無くなってしまったのでこれが怪しい見世物の最後の砦かも。少々投げやりな呼び込みがまた哀愁漂い雰囲気です。

真夜中の東海道を疾走!

7 10日、今年初めての関西行き。今回は少し時間と体力に余裕ありという事で、ガソリン高騰に負けないぞ!との意気込みで東京から神戸まで高速道路を全く使わず一般道ケチケチ旅行を決行。9日東京での仕事が終わりそろそろ帰宅ラッシュが収まる夜7時に目白を出発。実は東京から関西へは国道1号線を単純に走ればOKと思い込んでいたが調べてみると道は結構狭く箱根や鈴鹿の峠越えも厳しい様子。カーナビ君の親切なアドヴァイスでまずは国道246号でお江戸脱出。

14 神奈川県下は遅い時間でも帰宅ラッシュが続きスピードが出ない。まずは腹ごしらえと秦野でマスコミで大評判のラーメン屋に途中下車。行列が当たり前の人気店、席数に比べて駐車場の広い事。注文時に中々強気のお値段にたじろぐも山盛りの葱にもビックリ。(結構凝った味でした) なるほどコリャヘンピな場所でも流行るはず。

22 今まで高速ばかりだったので今回驚いたのは、深夜のバイパスは大型トラックで溢れんばかり!確かに大型となると高速代もバカにならないはず。しんどくても真夜中に頑張るトラック野郎に敬服。

53 郊外のバイパスは高速並みのスピードで快調に走行。良く高速と平行に走る一般道のトラックが自分と同じスピードで走っているのが不思議でしたが信号無ければブッ飛ばしてます。(結構信号無視も多く怖いですが・・・) 名古屋からは東海道を離れ伊賀上野経由で細い田舎道(それでも国道ですが)を快調に走行。奈良通過中に美しい朝焼けに遭遇。

55 全国各地暖かい冬の様子ながらさすがに山間部は氷点下の冷え込み。(マイナス1℃でした) 凍結のスリップが恐いもののトラック野郎は御構い無しでブッ飛ばすので眠いどころの騒ぎでは無い!おかげで殆ど休み無く関西までたどり着けそう。

62 明け方、生駒山のトンネルを抜けると一気にナニワの街が正面に広がりゴール間近と元気回復。しかし安堵もつかの間朝の出勤ラッシュに巻き込まれそこから大阪を抜けて神戸にたどり着くまでさらにひと苦労。結局東京神戸550kmをいつもの倍の14時間で何とか走破。頑張ってみたものの高速代12000円と余分の7時間とどっちが惜しいか悩むところかも・・・。それでもこの1年で東京から宮崎までを一般道で走破出来た事は嬉しい限り!今度は東北と北海道に挑戦したいもの。乞うご期待!

2008年1月 9日 (水)

リストも弾いたフォルテピアノ

Photo 9日、先日ヨーロッパから届いたニュースをご紹介。ウィーンの本社がヤマハに買収されたとか、同時に日本支社が突然閉鎖されたとか何かと話題のベーゼンドルファー社。その170年に渡る長い歴史の最初の栄光を誇る1838年製のピアノが最近ルーマニアのお城から発見されたとの驚きの情報を入手。この6オクターブ半のウィーンアクションのフォルテピアノ(製造番号No.18)、製造後はベーゼンドルファー社の貸出用の楽器としてヨーロッパの音楽界で活躍したとの事。ヨーロッパからのコメントでは「

当時センセーショナルな超絶技巧の持ち主としてヨーロッパで活躍中だったフランツ リストが、彼の並はずれたダイナミックな演奏に耐えられる、つまり彼の一晩の演奏会中に壊れない楽器を探し出すことは、とても困難だったと言われ、それを聞きつけたウィーンの友人たちが、このベーゼンドルファーの楽器のメカニックの良さ、すばらしい音色に感銘を受け、ぜひこの楽器で演奏会をやるようにフランツ リストに勧め、大成功をおさめたという逸話が残っています。」との事。こんな貴重なピアノが長年お城に眠っていたなんてロマン溢れるお話が出てくるのがさすがヨーロッパ。是非この由緒あるピアノを弾いて見たいもの。

2008年1月 8日 (火)

今だ加湿器の出番無し?

Photo 8日、正月明けから暖かな天候が続く東京。いつもは冬場恒例の厳しい乾燥が始まっているはずなのに今年は何故か湿度が全然下がらない!例年、晴天で寒さが厳しい日が続くと外は10%台と凄い乾燥で、締め切った我がスタジオも楽器の搬出入で少しドアを開けただけであっという間に湿度が20%以上も下がってしまうはずが、今年は1月になってもスタジオ内は40%と楽器にとって比較的心地よい湿度、今だに冬場の主役の加湿器の出番がほとんど無し!変な冬になってます。(楽器にはありがたいのですが)

1 先日より新しくチェンバロをお持ちの方に楽器の管理を説明する機会が多く、「チェンバロにとって梅雨時の湿気よりも冬場の乾燥が怖いんです。楽器が壊れるのは実は冬場ですぞ!」と申し上げるも今年に関してはあまり説得力が無い・・・。かえってこういう「穏やかな冬」の方が急な乾燥が始まるとが楽器にはダメージが大きいかも?皆さんご用心を! 写真はアントワープの博物館所有の歴史的な鍵盤楽器達。この貴重な楽器達も湿度管理が甘かった時代に乾燥で次々に楽器が壊れてしまったとの事。有名なデュルケンのチェンバロなどは、講習会で誰でも演奏させてもらえる世界でも珍しい開放的なオリジナル楽器だったのに残念。去年夏に再訪したら博物館のいたるところに加湿器が設置されていたのが印象的でした。

2008年1月 7日 (月)

池袋・SPACE 1F

4 7日、午前中池袋に新しく出来た「SPACE 1F」を初めて訪問。数年前から古楽研究会「オリゴ」の本拠地として活動を始めていたものの、新たに去年11月ビルの1階を改装してスタートしたコンサートスペース、さすがチェンバロ用の設計だけあって50席という贅沢な空間の音響が素晴らしい!

10 会場には2台のチェンバロと1台のフォルテピアノが設置されており、都内では最も良心的な価格で使えるコンサート&リハーサルスペースか。私は2月11日(月祭)の日本オルガン研究会の例会でこの会場初体験の予定。この日はレーマン氏がバッハの自筆譜の表紙から発見したという話題のバッハ調律をメインに、桑形亜樹子さんの演奏・解説で色々なバッハ調律をポジティフオルガン(オルガンはこの会場初登場とか)とチェンバロで聴き比べというユニークなレクチャーです。是非ご参加ください。レーマンのバッハ調律を体験するにはもうひとつ、2月27日池袋・明日館で開催のオランダの実力派シーベ・ヘンストラ チェンバロリサイタルでのミーントーンとバッハ調律の聴き比べがお勧めです。どちらもお聴き逃しなく!

19 この新しいコンサートスペース、元は自動車修理工場だったとの事で大きなシャッターが目印か。地下鉄有楽町線要町駅から徒歩8分、山手通りのすぐ裏通りです。

会場下見の後は、今日は我が体のメンテナンス。まずは先日より悩みの歯痛の治療へ。本日は親知らずの神経を除去する「怖い」治療ながら先生の腕が良かったのか全く痛みを感じず無事治療を終了。歯の次は鍼治療へ。相変わらず年末の疲れが腰に負担だったらしく体はギブアップ寸前。「腰が相当ズレテますね」との事でこちらも念入りに治療。

2008年1月 6日 (日)

チェンバロの運び屋さん

Cem6日、今日はチェンバロの運び屋さんに変身。この仕事で一番重要な才能は聞かれたならば「あなたは晴れ男(女)?」。才能溢れる(本当か?)私は長年の間雨にほとんど遭遇した事がない超「晴れ男」。雨の中チェンバロを運んだ事がほとんど無し。(忘れてしまっただけ?) 巷では思い起こすに演奏家に「雨女」や「雪男」果ては「天災男」もいましたっけ? 今日は「晴れ男」の御利益の中順調にチェンバロを運搬。

Cem_22 運び屋さんとしてまずは都心から横浜と川崎へ2台のチェンバロのお届け。エレベーター上げや階段上げなど厳しい運送が続くも無事チェンバロお届け完了でヤレヤレ。お届け先の2軒は違う先生のご紹介ながら何故かお互いが友人だったと直前に判明しビックリ。世の中本当に狭いモノです。

2008年1月 5日 (土)

堀さんのチェンバロ

8 5日、今日は朝からチェンバロ2台のメンテナンス。日本のチェンバロ界の偉大なる先駆者だった堀栄蔵氏の楽器を先日に続いて調整。(最近何故か連続してます) 鍵盤やジャックを総分解してみると全盛期の堀工房がいかに緻密な精度で楽器を作っていたかが良く判り改めて感心。まるで最近の高性能の日本車を運転しているような感じか。ジャックを差し込む時に抵抗なくストンと差し込めるのに前後の遊びが殆ど無いという精度にも驚き。

4 日頃中々個性的な精度の(イイカゲンな作り?)ヨーロッパ製のチェンバロに親しんでいるせいか、日本製のカッチリとした作風が新鮮。音色の個性ではヨーロッパの製作家は多彩で面白い楽器が多いのですが・・・。安定感では日本製に軍配が上がるかも。

13 オリジナル楽器を良く研究して作られた堀さんの楽器は非常に高いクオリティを誇ると思うのですが、ひとつ残念に思えるのは調律ピンがモダン風のスクエアピン使用という事か。機能的で精密な調律が出来ると言われるも、私はチェンバロはやはり時代劇と同じと思うので、劇中でいくら演技が素晴らしくてもチョンマゲ・和服の下に革靴では雰囲気が壊れてしまうのでは? オリジナル風のマイナスピンも慣れればかえってスクエアピンより調律しやすいような気がしますが・・・。生前の堀さんの前ではこんな恐れ多い事は絶対言えなかったゾ(笑)

2008年1月 4日 (金)

チェンバロのご機嫌麗しく・・・

M_11 4日、正月気分抜けきれない中、朝からチェンバロのご機嫌伺い。まずは杉並のお宅で2台のチェンバロをチェック。同じ部屋で同じ製作家の楽器2台を置いているのに調律の狂いやコンディションの変化が同じではないのが不思議。温度や湿度の変化への反応が2台で微妙に違う様子。

M_41 午後からはスタジオでコンサートの出番を待つ我がチェンバロ達のご機嫌伺い。部屋を閉め切り24時間エアコンを掛けっぱなし、加湿器も頻繁に作動させて温度湿度を24時間安定させているお蔭か、約1ケ月前の調律からあまり調律も崩れずピッチも変わっていないので一安心。冬場は油断していると凄い乾燥でチェンバロに相当負担が掛かるのでご注意を!

2008年1月 3日 (木)

ニューイヤーコンサートIN川崎

15 3日、今年初コンサートはミューザ川崎でのニューイヤーコンサート。音響の良さで評判でも2000席もあるオーケストラ用ホールとなればチェンバロのか弱き(?)音色ではさすがに厳しい!今回はまたもや秘密兵器で元気一杯のモダン楽器に対抗する事に。生音だけでは聴こえないチェンバロの音色も今日は遠くの客席でも良く聴こえた様子で一安心。

17 今日もリハの前にオケの方から「チェンバロのピッチはいくつですか?調律法は平均律ですか?」との確認あり。「いつもはピッチが違うのですか?」とお尋ねすると「チェンバロは良くピッチが低いでしょ」との事。やはりチェンバロのピッチはあまり信用されていない? 確かにこのオケはコンマスを始めオケの皆さんピッチにはシビアで耳の鋭い方ばかりの様子。終了後恐る恐る「今日はピッチいかがでしたか?」とお尋ねすると「大丈夫でしたよ!」と次第点を頂きヤレヤレ。

2008年1月 2日 (水)

雪のお正月

18 2日、早朝より神戸を出発し東京へ。途中米原周辺でこの冬初めての雪に遭遇。年末に大雪だった信州もまだ少し雪景色の様子。幸い帰省ラッシュがまだのようで快適に走行。

46 山梨県では抜けるような青さの空にそびえる富士山が絶景。東の方は雪は降らなかったようで一安心。午後には東京に無事到着。

66 目白に戻る前にお江戸の正月気分を味わうために深大寺にも初詣参拝。暖かな日中だったせいか境内は大勢の参拝客で混雑の様子。

82 深大寺といえば名物は「蕎麦」、参拝後大賑わいの境内の蕎麦屋を避けて、片隅の木立の中でひっそりと営業の茶店で今年の初蕎麦を頂く。

2008年1月 1日 (火)

謹賀新年

2 謹賀新年

皆様、今年もよろしくお願いいたします。

恒例の初日の出鑑賞の様子をお裾分け。早朝6時、家を出発。

9 神戸の自宅近くのお気に入りの初日の出鑑賞スポットへ。知る人ぞ知るという絶景ながら混雑なしの好条件。車の中からでもご来光拝めます。(横着モノにはありがたい?) 私は寒い中外で約1時間待機。

54 今年はよく晴れ上がっているものの、東の空に低い雲が掛かり、お日様が顔を出したのは予定より20分ほど遅く7時26分頃。

61 雲に遮られた分、日の出まで雲の淵が様々な黄金色に移り輝く様が素晴らしく、いつもより長くご来光ショーを堪能。これは新年早々から縁起が良いかも?

12 実家のある西宮に帰ったついでに、子供の時から遊び場だった「商売の神様えべっさん」を祭る西宮神社に初詣。昔に比べると露店が少なくなり少々寂しい様子。子供時代は露店での買物が楽しみで貰いたてのお年玉を握り締めて駆けつけたもの。その癖がぬけず元旦は自然とえべっさんに足が向いてしまうのかも?

31 初詣の後はこれまた懐かしい地元の商店街を散策。昔から名物だった「ゑびす焼」のお店を発見。思わず長い行列にも負けず昔懐かしい味を購入。お江戸の「回転焼き」、浪花の「太鼓饅頭」とほぼ同じ形ながら「宮っ子」(西宮育ちはこう呼ばれます)達の呼び名は絶対「ゑびす焼」!いや懐かしい味に感激。

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