オペラシティ5Fでチェンバロコンサート
24日、今日はオペラシティでコンサート。楽器積込みで車のエンジンを掛けるといきなりカーナビから「メリークリスマス!」との声。そりゃ都会で孤独な一人暮らしながら機械に言われたくナイゾ!いつもはオペラシティでコンサートと言えばB1リサイタルホールか3Fの近江楽堂かタケミツホールに伺うのに、今日は珍しく5FのNTTが経営のICCのギャラリーでのコンサート。夕方までは同じICC内の4Fのイベントスペースでリハーサル。近江楽堂のすぐ上に200人は入るという空間があるとはビックリ!(使わせて欲しい!)
今日のコンサートは植物が出す微電流を映像や音に変換するという面白いパフォーマンスを展示中の会場での演奏。様々な植物と接しながら演奏を聴くという不思議な雰囲気か。
藤枝守氏の作品を様々な楽器で演奏するというユニークなプログラム。まずは砂原悟氏によるクラヴィコードとチェンバロのソロ演奏。クラヴィコードはキルンベルガー、チェンバロはヴェルクマイスターと代表的な古典調律を使った演奏は浮遊感溢れる不思議な雰囲気かも。
次は野々下由香里(Sop)+砂原悟(Cem)での演奏。グレゴリオ聖歌にも通じるシンプルながら神秘的な旋律が素晴らしい。
続いて鈴木理恵子(Vn)+砂原悟(Cem)の演奏。ゆったりとした美しいハーモニーを紡ぎ出すVnの音色も素晴らしい!藤枝氏とは以前モダンピアノ・古典調律での演奏の録音でご一緒でしたが、これからは古楽器での演奏を積極的に展開したいとの事。藤枝氏の作品は21世紀における古楽器演奏にとってこれからますます刺激的な存在となるのでは?クラヴィコード演奏で広範囲に活躍の砂原氏の動向も見逃せない様子!
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