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2007年12月20日 (木)

メサイアリハ三日目

3_2 20日、朝からリハ用にスタジオでジャーマンチェンバロを調律中に珍しく断弦。そう言えばこの10日間でバロックピッチ(略してB)ヴァロッティ、モダンピッチ(略してM)平均律、Bヴァロッティ、Mヴァロッティ、Mヴァロッティ(ピッチ低し)、M平均律、Mヴェルクマイスター、Bヴァロッティ、最後にMヴェルクマイスターと目まぐるしく調律とピッチ変更が続き、さすがのタフな楽器も疲労気味だった様子。特に古典調律でピッチ変更は厳しいかも。 昼前にメサイアのリハ会場へ。楽器を準備して今日はゆっくり大森の街を散策。蕎麦屋が多いようで今日は2件もハシゴ。1件はまさに「昔ながらの町のお蕎麦屋さん」といった風情、セイロは安いものの天婦羅系は結構値が張る様子。(私はもっぱら セイロ専門ですが・・・)

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昼からメサイアのリハ。相変わらず厳しい乾燥でチェンバロもピッチが不安定。暖房入れると暑いし切ると寒い!冬場の2台調律は中々難易度高し。

36_2 リハ途中からいよいよトランペットやティンパニーが入り賑やかな演奏へ。バロックティンパニーも皮が湿度に敏感に反応するので乾燥には警戒している様子。酷いと皮が破れるのだとか。チェンバロの響板が乾燥で割れる時のような大音響は出ないそうですが。やはり日本の冬は古楽器には厳しいなあ。

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