25歳のパイプオルガン
3日、今日はまず練馬の洒落たお宅のお座敷で営業の蕎麦屋で昼食。太く歯応えのある変り蕎麦が美味し。その後「西武線沿線楽器組合」のお仲間ふいご屋氏と一緒に、さるお宅のパイプオルガンの調律へ。室内用の4ストップの小型パイプオルガンながら調律はイスによじ登ったり、床に這いつくばったりと結構体を駆使しての作業となる。
間も無く25歳となるというパイプオルガン、内部に飾られたバッハの肖像を見ても判るように持ち主に長年愛用され続けている「幸せな楽器」の様子。
夕方目白スタジオに古楽器と古典調律を使ったユニークな作品で活躍中の作曲家藤枝守氏がオペラシティで12月24日に開催の藤枝氏の作品のコンサートの打ち合わせで来訪。チェンバロだけでなくクラヴィコードも登場(演奏は砂原悟氏)、共演に野々下由香里(MSop)鈴木理恵子(Vn)と豪華メンバーの予定。チェンバロの調律もヴェルクマイスターⅢの予定ながら、色々試しましょうとのお話に。さすが調律の研究家だけあって様々な古典調律のお話が延々と止まらない!
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