みなとみらいメサイア本番
22日、みなとみらい小ホールで渡邊順生指揮のザ・バロックバンド「メサイア」本番。10時過ぎからゲネプロとの事で通常より早くにホール到着。昨夜から車に積みっぱなしのオルガン・チェンバロが冷え込むのを心配するも、最近考案の秘策が功を奏し舞台に運び込んだ時点でもう調律不要な位楽器は暖まっており一安心。(普通なら3時間暖めても駄目な場合が多いのですが・・・) 昼本番なので早速早い時間から音出し開始。隣の大ホールでは年末の名物・第九の本番。何と朝10時過ぎからの朝(!)本番と、夜本番の2公演とか。(オケは同じながら合唱団が違うとの事) 指揮者曰く「メサイアと第九が同時に同じ建物で演奏なんてのは他では無いゾ」 確かに年末の風物詩の競合というのも珍しいかも?
長時間の「メサイア」公演を分かり易く解説するのは御馴染みアナウンサーの朝岡氏。曲の区切りに軽妙なトークが入り、お客様も3時間を越える演奏もアッと言う間に感じたのでは。舞台上では冬場の厳しい環境を覚悟していたものの、お客が入った時点で楽器にベストの湿度温度という理想的な環境で楽器も非常に安定していた様子。
今日のコンサート、実は3時間半も掛かると覚悟していたのですが、「僕はこの後別件のリハがあるので時間の延長は絶対イヤですよ」とのコンマスの要望により、出来るだけ時間を節約する事に。解説は開演前から開始、話の間に演奏家入場&調弦を終了、休憩中もすぐに指揮者と朝岡氏のトークが入るなど各所を節約モードで努力すると何と終演が予定より30分も早かった!「やれば出来る!」との思いもあるも、調弦や演奏家入場がいつもはいかに時間掛かっているかがよく判った次第。
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