オルフェオのリハ順調に進行中
5日、オルフェオ公演のリハーサルは順調に進行中。午前中はオケ練習で初めてVn・Vl・リコーダー・パーカッションが合流。流石に高音楽器や打楽器が加わるとモンテヴェルディの鮮烈な世界がはっきりと感じ取れ楽しさ倍増か。Vn奏者のソフィー・ジェント嬢は4年前の平井千絵さんのトリオコンサートでお会いして以来の再開。ミトデラルコなどでもう日本でも御馴染みになった様子。
昨日、「僕もギターを弾きたい!」と宣言したU氏、早速チェンバロとギターを掛け持ちで演奏。彼は後オルガンとレガールも弾くはずなのですが・・・。「パーカッションも叩きたい!」「ミュゼットも使えないかな?」(流石にモンテヴェルディにミュゼットは入ってないのでは?)と意欲満々。
午後からは歌手の演技付きのリハーサル。ここでもオルガンとチェンバロを1人とは思えない迫力で自在に伴奏をつけるU氏の独断場。歌手の皆さんは慣れないA=465の高いピッチと普段とは違う「能」風の「幽玄な」演技に苦労している様子。苦労のピッチ問題、中には「どんなピッチでもすぐに対応出来るのでA=465も全く問題無いの」とおっしゃるH嬢のような苦労知らずの方もいらっしゃるものの、大半の歌手(実は演奏家も?)はA=415の絶対音があるので「楽譜を全音読み替えて音とってます」との事。
夕方スタジオでは11月7日日本福音ルーテル東京教会でのフランス音楽の彩(いろ)を楽しむⅡ コンサートのチェンバロ担当のF嬢のリハーサル。当方のレンタルチェンバロでは一番の「箱入り娘」の初期フレンチモデル。実は今年2回目の出動です。(どうやら今年は2回のみ・・・) 前回の出動はこんなコンサートでしたが。(超マニア向けですね) F嬢の要望でタッチの調整をするも前回のオランダの爺さんのための調整が一番楽器が鳴る様子。驚くほど軽いタッチながら楽器は喜んでいるのか「しっかりと通る音」が出ているのが素晴らしい!大久保の音響の良い教会での響きが楽しみ!
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