オルフェオ公演いよいよリハ開始!
1日、今月北とぴあ音楽祭で開催の「オルフェオ公演」のリハがいよいよスタート!歌手の練習は9月から始まっていたものの、器楽奏者を交えての本格的なリハーサルは今日からスタート。今回の公演、何しろ初期バロックの大曲ということで器楽の多彩さが凄い!通奏低音奏者だけで楽器が14台!、3台もの楽器の掛け持ちの奏者が2人、2台の掛け持ちも2人と珍しい楽器のオンパレード状態か。
鍵盤楽器も5台使用と贅沢な編成(奏者は2人なのですが・・・) 昨日苦労してシュミレーションした2段積み。鍵盤の色が上下で逆なのがご愛嬌。鍵盤担当のU氏などは右手でチェンバロ、左手でオルガンを弾くという器用な演奏を披露。歌手からは「ロックコンサートのキーボードみたい!」との感想が。
弦楽器で珍しかったのはF氏演奏のリローネ。13本も弦があるのにフレットを押さえて弓で演奏するという不思議な楽器。さすがに単音を弾く楽器ではないようですが、神秘的な音色に驚かされます。F氏によるとコンサート初登場とか。
鍵盤楽器で珍しいのはポジティフオルガンの上に乗っかったレガール。普段はあまり聴く機会がない楽器ながら、その鮮烈な音色はモンテヴェルディの音楽では重要なキャラクターなのでは?まだまだ面白い楽器が登場の予定か。連日のリハが楽しみ!
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