ドイツから最新の調律本を入手
16日、朝から楽器の調律&メンテ。ピッチや調律の変更が多くジックリ時間を掛けて作業。季節の変わり目を敏感に感じているのか外から戻ったばかりで少々ご機嫌悪い楽器も。1台はフタを開けると弦がトグロを巻いてました。
昨日スイスの北谷直樹氏から送っていただいた調律本が到着。これが表紙です。
最近ドイツで出版された古典調律のデータ満載の本で、スイス在住のチェンバロ製作家Edwin Meier氏の著。
驚きの目次。何と約100種類の古典調律の詳しいデータが掲載の様子。(頑張って拡大してみてください!)ミーントーンだけで13種類、その他名前の聞いたことのない珍しい調律法がテンコ盛り!バッハ調律ではBarnesやKellnerなどの有名どころの他、最新のLehmannが追加されているのも嬉しい限り。これがあれば大概の珍しい古典調律にも対応出来るのでは。先日のコンサートで北谷氏から「Lambert(1774)の調律でお願いします」との要望で最初ビックリしたものの、これでもう大丈夫か。この本をご紹介いただいた北谷直樹氏に感謝!
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