ラ・キュピスIN近江楽堂
5日、今日も掛け持ちで各所をウロウロ。まずは朝から昨日に引き続き六本木での某高級ブランドのイベントでチェンバロ調律。何気なく傍の展示商品の値札を見ると価格に0が多すぎていくらかがすぐには判断出来ず。小さなジュエリーが都内の高級マンションが買えるほどの値段と判り卒倒!。
夜は近江楽堂でラ・キュピスのコンサート。満杯のお客様との事で音響の悪化を心配するものの、何故か招待の方が少し来られず最前列に空きが出来ると一杯のお客様でもあまり残響の変化が無く3人の素晴らしいアンサンブルを堪能。(やはり近江楽堂はギュウギュウ詰めだと音響劣化が激しいかも) ラ・キュピスのリハーサルの間に抜け出し今度は人気ドラマ「のだめ~」のロケ地だった某音大で90分の講義。ピアノ専攻の学生相手にフォルテピアノなどの鍵盤楽器の歴史などを解説。今時の女子大生はツマラナイ授業だと単位欲しさに出席するものの居眠りは当然、飲食、携帯電話の使用、はては化粧までするよと脅かされていたものの、居眠り程度で無事終了。今年は講座最後の質疑応答も結構ハイレベルのモノがあり嬉しい限り。講義が終わると慌てて初台へ戻り近江楽堂でのコンサートの調律。ラ・キュピスのメンバーの熱演が素晴らしい!
最後は深夜に六本木でチェンバロ引き取り。会場は先ほどまでの上品な雰囲気から一転戦争のような慌しさへ。厳重警戒の高額ジュエリーの隙間を縫ってチェンバロを搬出。(またこのホテルの搬入口が狭くてやりにくい!) 初台・六本木と2台のチェンバロを何とか積込み深夜帰宅。
« 上野の森ではまだ蝉が鳴く | トップページ | 19世紀の響き?旧奏楽堂 »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- チェンバロ界のレジェンド登場(2024.12.12)
- 師走恒例ゴールドベルグ変奏曲(2024.12.10)
- ご機嫌伺いしてみると(2024.12.09)
- 無事帰国(2024.12.08)
- ハンブルグ美術工芸博物館(2024.12.06)
コメント