都留音楽祭最終日
21日、いよいよ今年の都留音楽祭も最終日。5日間の成果を披露するセミナー受講生コンサートは地元の小中学生のリコーダーアンサンブルの演奏からスタート。次に本格的な衣装を着けた上、講師陣の伴奏を伴っての贅沢なバロックダンスの受講生のステージ。
最後は受講生全員参加(講師やスタッフも参加)でヴィヴァルディの「グロリア」を演奏。初心者からプロまで同じステージで共演出来るのが素晴らしい!
アッという間の5日間、個人的には小島芳子さんのために作られたという堀栄蔵氏作の2台の兄弟チェンバロの初めての共演が興味深かったです。1台目は最初小島さんのために製作したものの訳あって岡田龍之介氏の所有に、2台目は小島芳子さんの所有となった楽器で、ほぼ同じモデルなのに個性の違いがはっきり出てました。また同じ部屋に置いていたにも関わらず何故か調律の変化がバラバラ、兄弟の初対面で照れたのかご機嫌が悪くなったのか判りませんが、結構最後まで2台の調律を揃えるのに苦労しました。最終日には受講生が2台Duo演奏をランチタイムコンサートで披露。広い空間で聞く2台は個性の違いも感じましたがやはり同じ製作家の音色だと納得。
音楽祭終了後、「また来年会いましょう」との皆の笑顔での挨拶を横目にチェンバロ12台を汗ダクで積込み。夜やっと目白に帰還。自然溢れる都留で湿気をタップリ吸い込んだ楽器を丁重にスタジオに戻し5日間の音楽祭がやっと終了。
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コメント
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今年もお世話になりました!
また公開許容範囲ぎりぎり?!の写真
たくさん載せてますねぇ~
大変楽しかった思い出がよみがえります。
また打ち上げ会?ただの飲み会?しましょーね!
投稿: おゆき | 2007年8月22日 (水) 11時39分