スカルラッティ声楽コンサート
16日、スカルラッティ音楽祭、今日はセルジョ・バレストラッチ指揮のアンサンブルで スカルラッティのカンタータや歌劇などからの世俗声楽曲コンサート。開演前にはロビーにて音楽学者で発起人でもある山田高誌氏の作品解説も開催。イタリア在住組を交えての充実したメンバーでの快活なスカルラッティ演奏。ミラノ在住のVnの益田弥生さんとは数年振りの再会か。
歌手陣は田村麻子、懸田奈緒子、櫻田智子、穴澤ゆう子、櫻田亮。後半は凝った衣装も登場しコンサート形式ながら充実した歌劇の演奏を披露。珍しいスカルラッティの歌曲のプログラムと言う事で台風通過後というのにほぼ満員の入りとなる。
コンサートの舞台裏は実にイタリア的なテンポで進行。開演直前に突然舞台裏に来られたホールの館長の激励がエラク長引き、歌手達が中々舞台に出れない!先に着席していた器楽組はもうチューニングも終わり舞台で歌手の出番をずっと待つ羽目に。後半も演奏と共に歌手は客席後ろから舞台へ登場のはずが、指揮者が「歌手からのGOサインが無ければ僕は舞台に出ないゾ」とのお言葉、打ち合わせでは逆に指揮者の合図で歌手が出る筈だったのですが・・・。いたるところアバウトな進行に「ここはイタリアにいるのかも?」との錯覚を覚える。確かにここはイタリア文化を紹介する施設でしたね。
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