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2007年7月23日 (月)

通彫子さんのチェンバロ

2_16 23日、まもなく一周忌を迎えるチェンバロ奏者通彫子さんの神戸のお宅を訪問。まだまだ突然の悲報が昨日のように思えます。愛用のチェンバロを久々に調整・調律。幸いご家族の熱心な管理のお蔭か、まだ通さんが毎日弾いているように思えるほど調子は良好で一安心。

 

  

1_35 これが通彫子さん愛用だったイギリスのミラン・ミジナ作のタスカンモデル。豊かな音量とダイナミックな音色が素晴らしい楽器です。

Photo_167 こちらは昨日ドイツから到着したお弟子さんの楽器。先生の楽器を忠実にコピーした外観はまるで双子のよう。こちらも豊かな音量の楽器でした。

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昼から大阪センチュリー交響楽団とフロイデ合唱団の「メサイア」公演。練習場からの楽器の運び出しのひとコマ。この巨大なケースは何とチェンバロ専用の運送ケース。チェンバロの脚をつけたままでも運送可能なケースとの事ですが、 あまりに巨大なためホールへ運びこめないとか。

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トラックに苦労して積み込んでも、ホールでは中身だけ取り出して手運びで搬入。あまりにジャストサイズのケースのため出し入れが結構大変な様子。

5_14 舞台への搬入は他のカラケースを台車代わりに使って最後はやはり人力作戦。もしかして普通より厄介な運び方では?

6_18 メサイア公演、いよいよ本番。まもなく25周年という大阪のシンフォニーホールの相変わらず素晴らしい音響に感心。リハの前にホールの名物ステマネだったM氏と久々に遭遇。過去の面白い体験談を興味深く拝聴。やはり関西が誇るトップホールでは様々なエピソードが山積みでした。

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