ブルージュのコンクール
4日、昨日レクチャーで使ったフォルテピアノをスタジオで再調整。梅雨時は楽器を外に持ち出すとタップリ水分を吸い込んで戻ってくるのでコンディションを維持するのが中々難しい。スタジオも除湿器2台体制でこまめに湿度調整。フォルテピアノの次の出番は、スカルラッティ音楽祭7月7日のエミリア・ファディーニ女史のリサイタル、チェンバロではなくフォルテピアノによるスカルラッティ演奏というユニークな内容ながら、内緒ですがアンコールにチェンバロも登場するかも?(私個人的にはどちらも聴きたい!) 鍵盤楽器奏者やイタリア・スペイン音楽のファンは今度のミラノの至宝ファディーニ女史のリサイタルを絶対お聴き逃しなく!
最近ヨーロッパ在住の方から「今度のブルージュ音楽祭でお会いしましょう」とのメールが多し。もうすぐ開催ですね。今年は3年に1回のチェンバロ・フォルテピアノの年。コンクール予選ではどんな楽器が出てくるのか?(毎回酷い楽器が結構多いのですよ・・・)、展示楽器で面白い楽器はあるのか?(結構笑える楽器も出てきます)、日本人が久々にチェンバロ部門で本選出場出来るか?(ここ10数年誰も本選突破していない・・・)、など様々な話題があるのですが。 今年の日本人のコンクール参加者はチェンバロは13人(いつもより少なめですね)、フォルテピアノは9人(これは例年より少し多い?)。さて、今年は誰が活躍するのでしょうかね。
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