ベルギーのオルガン製作家訪問
29日、今日は朝からコンクール2次予選のリハーサルということで知人の練習を少し見学。友人に審査員役になってもらい本番同様に進行し演奏中の緊張感を予習するというユニークなリハに感心。
夕方からブリュッセル郊外の歴史的な街Leuvenの郊外の村にある私のポジティフオルガンの製作家エティンヌ・ドゥベジュ氏の工房を訪問。売れっ子の製作家ながら実は合唱団で歌うプロの歌手でもあるので結構忙しい様子。(日本でも歌うオルガン技術者が近所にいたような・・・)
これは近日ベルギーの教会に納品予定の中規模のパイプオルガン。歌手として豊富な舞台経験がコンサート用のポジティフオルガンのアイデアに生かされている様子。毎回新しいアイデアを盛り込んだ設計に感心。雑談の中でベルギーのラプティットバンドの中国公演のために現地にポジティフオルガンを空輸したのだが、手違いで何と全公演楽器が到着しなかったとの事。(笑) ご馳走になったディナーではお互いの舞台での裏話の交換会となる。
美しいLeuvenの街での楽しいディナーの後、最終の電車でブルージュへ移動。寝てしまい終点まで行くともう大西洋まで出てしまうので(汗)、眠いのを無理やり我慢して何とか深夜宿舎へ帰還。
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