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2007年6月12日 (火)

大井浩明クラヴィコードリサイタル

1_25 12日、朝から荻窪の大井氏の滞在先でクラヴィコードを積込み。「練習がもう大変!」との悲鳴を前日から聞いていたもののお伺いすると「ほぼ完徹でさらってました」との事。それでも会場に到着するや本番前まで休み無く練習。何時間でも楽器を弾き続けるパワーに感心。今日の公演会場は都心ながら木立に囲まれた素晴らしい洋館の旧細川邸・和敬塾の一階応接室。絨毯の床ながら天井も高く思いの他クラヴィコード向きの音響で一安心。

27_5 今日の公演はバッハの「フーガの技法」と「音楽の捧げ物」という意欲的なプログラム。凄い集中力で繊細なクラヴィコードのタッチをコントロール。バッハのこの難曲をクラヴィコードで演奏するのは今までほとんど無かったのでは?

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満員のお客様も演奏家の繰り広げるバッハの世界に引き込まれた様子。多分ほとんどの方がクラヴィコード初体験だったようですが最後まで静寂を保ったお客様の集中力も凄かった!

32_2 終演後に演奏風景のフォトセッション。さすがにプロのカメラマンも音に集中しているお客様の中で本番中にシャッターを押せなかった様子。普通ならリハーサルである程度の演奏風景を撮影してしまうのですが・・・

5_10 大井氏のリハーサル時の服装ではさすがに本番の写真としては使えない?

終演後目白バ・ロック音楽祭恒例の分厚い札束を拝受。主催者も私の楽しみを良く判っておられる様子。

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