旧甲子園ホテルでシューベルト
30日、今日は関西の名建築、旧甲子園ホテルでシューベルティアーデコンサート。滅多に中を見学出来ない豪華な洋館ということで演奏家も早くから会場入り。この建物での演奏を楽しみにされていた崎川さんと早速館内見学。畑氏も早くから会場入りでノンビリとリハーサル開始。
リハの休憩時、この春敷地内に完成の武庫川学院建築学課の新校舎を畑先生を先頭に見学へ。(女子大なので部外者がウロウロ出来ない・・・) 今時裕福な学校ということで豪華な設備を備えている様子。本当なら完成後旧甲子園ホテルは元の状態に戻すとの話だったのですが相変わらず建物の半分は教室のまま。現在コンサート会場で使用の西ホールとは趣きが違う東ホールでも演奏してみたいものです。(現在は豪華なシャンデリアの下に製図台が並ぶ日本で一番贅沢な教室です・・・)
コンサートは予想以上のお客様で慌ててイスの追加をする程の盛況。滅多に入れない洋館見学が目的なのか、他では絶対聞けないシューベルト初期に珍しい歌曲がお目当てなのか、フォルテピアノでシューベルトの歌曲という組合せを堪能されているのか・・・。
畑・崎川両氏もリラックスした演奏で若いシューベルトの作品を紹介。途中の畑氏の軽妙なお話も絶好調。この独特の雰囲気は歴史的な建物でしか味わえない贅沢さでしょうね。次回からは開演1時間前から約30分の建物見学ガイドツァーも開始予定。日頃見れない場所も案内していただけるとか。終演後慌しく再び東へ移動。
次回のシューベルティアーデ コンサートは関西公演は 9月22日(土)甲子園会館 14時開場 14時から特別館内見学案内ツァー(約30分)あり、15時開演。 東京公演は 9月26日(水) 19時開演 自由学園明日館講堂 畑儀文氏と上尾直毅氏(フォルテピアノ)の共演。シューベルト18歳の若いながら一番多作な時期の作品を演奏予定。乞うご期待!
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