曽根麻矢子IN中野
1日、今日から暦は夏ながらまだ肌寒い。4日に目白バ・ロック音楽祭でバッハの「ゴールドベルグ変奏曲」リサイタルを控える大井浩明氏がスタジオ練習で来訪。まだ時差ボケ激しいとの事で朝8時という演奏家にはありえない早朝から深夜遅くまで熱の入った練習の様子。約一週間に4つものコンサートを抱えて奮戦の大井氏、現代曲畑出身らしく毎回各方面に委嘱曲を予定しているとの事ながらどの曲も未だに楽譜が届かないとのボヤキ連発。ただ絶対間に合わないと思っていた超絶技巧の難曲のみ予想に反して間に合ったそうです。(逆にもう弾かなくて良いと思っていたのに何故間に合ったのか!とこちらもボヤキの対象の様子)
今日は中野ZEROホールで夜本番。早朝から賑やかなスタジオを出て予定より相当早くホール到着、車を置いて活気ある中野の商店街を散策。約30年前東京で色々な芝居やコンサートを見るため、知人のツテで中野駅近くのさる安アパートにしばらく寝泊りするも電気代滞納のためか電灯無し、ロウソクでしばらく暮らした事が懐かしいです。路地裏の評判のラーメン屋に入るも人気のお店らしく昼前から行列が出来る様子。
今日の演奏は大谷康子(Vn)&東京交響楽団弦楽アンサンブル+曽根麻矢子(Cem)。バッハ/グノーとカッチーニ、シューベルトの3大アヴェマリアの聴き比べやバッハのブランデンブルグ3番、ヴィヴァルディの四季など名曲をお話を交えて楽しく披露。
リハーサルの最中、目白駅前商店街のお仲間のI氏から「リハに楽器持って行ったら演奏家からフタのあるイタリアンが良いと言われた!」との一報あり。確か彼のイタリアンはフタ無し、ご近所のお付き合いで「ウチにフタ付きの余ったイタリアンあるよ」との連絡いれると「今から貸して!」ということで早速提供する事に。まあ長屋で「お醤油貸して」のノリですね。
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