オカリナ+フォルテピアノ
15日、近江楽堂でオカリナ・山崎万理子とフォルテピアノ・小倉貴久子という珍しい組合せのCD発売記念コンサート。フォルテピアノのピッチA=430に合わせた特製のオカリナで日本の歌曲を演奏。聞きなれた古楽器の笛とは趣きの違う「空間に染みわたるよう」な音色が心地よい!フォルテピアノとの相性も抜群の様子。
演奏される歌曲の歌詞の朗読で人気アナウンサーの朝岡氏が参加。今日はお得意のリコーダーでは無く本職の声での共演でした。多くのファンを持つ山崎さんのコンサートとあり、開場前から入口は大行列、開演30分前にはもう大半の方が着席という模範的なお客様、ただ早くから満杯となり小さな会場は暑くなったり寒くなったりと厳しい環境、空調のコントロールに苦労多し!また休憩中の調律手直しも、響く会場と賑やかなお客様の会話のお蔭でフォルテピアノの音量がクラヴィコードの如し!(聴こえない・・・)
昼夜2回公演の合間にオペラシティのアートギャラリーで開催の「藤森建築と路上観察」展を観覧。日頃、藤森氏のファンを自認し国分寺のご自宅から茅野・天竜と彼の斬新な建築の追っかけをするほどに入れ込んでいるので嬉しい展覧会。(招待券手配していただいた近江楽堂の大畠さん、ありがとうございます!) 展示は藤森氏のこだわりの建材の紹介(ノコギリを使わず丸太を割って板を作る割板の展示が面白い!)から、藤森氏の独特の作風を仕上げる素人集団(?)縄文建築団の作業公開(実際に竹で何やら謎の立体オブジェを作っていました)、長年の路上観察の歴史の紹介まで、ポストモダン建築の勇「藤森ワールド」全開の様子でした。
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