チェンバロの音色が出せるピアノ
21日、朝から明日館の本館食堂の片隅で保管されている不思議なピアノの調律。、形は超小型のグランドピアノながらピアノとチェンバロの音色両方を出せるというユニークな楽器。音域はAA~a3の5オクターブ61鍵のチェンバロ風。
この楽器、明日館に元からある楽器ではなく、ご近所の方の寄贈との事。多分20世紀半ばドイツ製のスピネットピアノという名称の楽器で、アクションや鉄骨フレームなどは立派なピアノの構造、普通のピアノの音色も出せるが秘密の仕掛けでチェンバロ風の音色でも演奏可能。(音色の秘密は実際見て驚いてください!) 20世紀前半の第1次古楽器ブームの影響で開発された楽器かも? 博物館に入れば結構目玉楽器として注目されるのでは・・・。
明日館横の工事現場は現在ショベルカーで地面を掘り返し作業の真最中。まだまだ騒音で賑やかな様子。
明日館での調律の後、目白へ。最近音楽祭の影響か目白周辺で知り合いに会ったとの話をアチコチで聞きましたが、今日はコンバス奏者のN氏と立ち食い蕎麦屋で遭遇。音楽祭の苦労話(?)など情報交換。食事後またもや中央道を通って神戸へ移動。途中の勝沼は3日連続で通過か。夕方神戸着。
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今のグランドピアノでも、鉛筆を弦の上に置くとチェンバロの音になりますよね。
しかし秘密の仕掛けとは…??
投稿: Yum | 2007年6月21日 (木) 21時54分