ペドロ親方の人形芝居
9日、宮崎国際音楽祭は今日からファリャの「ペドロ親方の人形芝居」のリハーサル開始。私も初めて聴くファリャのチェンバロ入りの珍しい曲。中規模ながら複雑な編成のオケに3人の歌手、そして舞台では演奏に合わせて本物の人形芝居もあるようで楽しそう。ただ演奏は複雑なリズムで大変な様子。各所から「入りのタイミングが判らない!」との悲鳴が!
今日も指揮のシャルル・デュトワ氏から「チェンバロの音が小さい!もっとプレイエルのように!」とまたもや要望あり。オケマンからは「相当大きく聴こえるのにね」との慰めの声も頂く。マエストロがお望みならと我がチェンバロを急遽「プレイエル」に改造する事に。これでマエストロもご機嫌かも?
リハ後半はいよいよ歌手が参加して熱のこもった練習が続く。この曲、初演はランドフスカ女史がチェンバロで参加、それがきっかけで先日演奏のチェンバロコンチェルトの作曲をランドフスカ女史はファリャに委嘱したとの事。ファリャとチェンバロのつながりを体験出来る興味深いプログラムか。
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