名フィル本番初日
25日、名フィルの愛知芸文センター本番初日。ホール近くに日本人で最初に海外デビューした俳優・歌手の川上貞奴の旧宅があるので早速訪問。川上音二郎一座の女優としてアメリカを巡業後、1900年のパリ万国博で「マダム貞奴」として人気を得、邦人最初のレコード吹込みをするなど活躍の女傑か。名古屋の方とは知りませんでした。80年経つという洋館が素晴らしい。
今日のホールは何故か搬入・搬出時はスタッフ全員ヘルメット着用との事。工事現場と見間違うような不思議な風景です。
天井高くのスポットを調整する照明スタッフ。ここがどんな場所かを説明しますと・・・
一番上で黒い人影が見えますか?こんな高さまで吊り上げての怖い作業でした。上がった方に聞くと高さに足がすくみ動けないよ~との事。いやはやホールによって色々な特徴があって面白い!
ジェイミー・ラレード氏指揮の演奏はリハでは大胆な、本番では丁寧な演奏となる。よく通るチェンバロの音色にマエストロもご満悦の様子。
終演後は久々にお会いしたヴィオラの李さん案内で名古屋の美味しい中華料理へ。栄の繁華街のお勧めのお店は花金という事で残念ながら満員で入れず。途中で栄で最近オープンの有名カレー屋さんが建てた立派な室内楽ホールの前を通るも、周辺は怪しい日本語(ほとんどフィリピン訛りか)で呼び込みが盛んな東南亜細亜中心下半身友好風俗地域の様子。今池に河岸を変えて中国人コックの大衆中華で李さん達と会食。古い神戸の本当に美味しかった中華料理のお店の話や、SPレコード収集の話など遅くまで楽しい宴会は続き、終電で辛うじてホテルへ帰還。
« 三河産の鰻 | トップページ | 名フィル本番2日目 »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- ニュルンベルグ ゲルマン国立博物館(2024.12.03)
- 大トラブル!(2024.12.03)
- 老舗劇場公演(2024.12.01)
- パリ楽器博物館訪問(2024.11.30)
- パリ博物館骨董屋巡り(2024.11.30)
« 三河産の鰻 | トップページ | 名フィル本番2日目 »
コメント