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2007年4月 2日 (月)

春の到来?

Photo_115 2日、神戸は穏やかな気温ながら激しい黄砂で霞み気味。西で保管中の17世紀イタリアンが約半月振りの出動を控えて調整。前回のコンサートではまだ冬本番の20%近い厳しい乾燥の中での演奏となるも、今回は春の陽気と共に湿度が上がり気味。短期間での30%以上の湿度の上昇で楽器も困惑気味なのか少し変化の様子で丁重に調整。

受け取ったばかりの最新号のアントレでスコヴロネックフェスティヴァルの記事を拝読。(古楽業界の皆さん、日本唯一の古楽情報誌アントレは買って読みましょう!結構役に立ちますよ) 先日渡邊先生より直接このイベントのお話を聞いていたので1台スコヴロネック作のイタリアンを所有する者としては大変興味深い。ガン治療から生還したレオンハルト御大の元気そうな写真も嬉しいが沢山のスコヴロネックの楽器が勢揃いした写真にも興奮!今年夏のブルージュ音楽祭でも同じタイトルでの記念コンサートがあるようで楽しみ!(出演はルトガー・レミーとケティル・ハグサント) ところで日本にあるスコヴロネックのチェンバロを渡邊先生は5台と書かれているも、私が知る限り日本には私の18世紀イタリアン、Kさんの17世紀イタリアン、Yさんのジャーマン、故N先生のフレミッシュ、そしてご本人所有のジャーマンとこれで5台、そしてもう1台日本に初めて渡来したフレンチがあるはずなのですが数に入っていないのは何故? もうルフェーヴルのオリジナルに昇格したのかな?(業界ネタでしたね)

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