春の到来でチェンバロも踊る?
12日、スタジオでは明後日ハクジュホールでのコンサートに出演の原田陽(Vn)古賀裕子(Cem)両氏のリハーサル。幼い時から絶対音感を叩き込まれているVn奏者の方は少しでもピッチが変わると混乱するようだが、いつもと違うバロックピッチでの演奏も完璧にこなす原田氏の適応力に感心。「チェンバロだと低いピッチでも大丈夫、ピアノの音色だともしかするとピッチが違うと難しいかも?」との事。
リハの後は季節の変わり目という事でスタジオで保管中の楽器達のご機嫌伺い。やっと春到来という事で温度と共に湿度も上昇中、ここ数週間出番が無かった楽器のフタを久々に開けてみると、ピッチが何と1/4音も上がっていた! 少し前の乾燥が激しかった頃に比べると30%以上も湿度が上がっているので楽器も激しく変化した様子。丁寧に何度も調律を繰り返して春仕様のコンディションに調整。スタジオの除湿器もそろそろフル回転か。
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