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2007年4月23日 (月)

古楽コンクール本選終了

3_6 第21回古楽コンクールは予選本選と2日間が無事終了。まずは本選のご報告から。チェンバロソロ部門18名の参加者から6名が本選出場。(1人約20分強の課題曲の演奏) アンサンブル部門は2組参加も本選出場者無し。ソロ部門本選は演奏楽器を展示されているモノから選べるとの事で結果発表直後に6名が真剣に試奏し最初14台もの楽器を選択。(3~4台使用という人もあり)、あまりの数に調整が入り結局11台使用で何とか混乱は収拾。

本選前半は大村千秋さん(伊藤福一ヴァージナル・Kalsbeek(梅岡)ジャーマン・Skwroneck(梅岡)イタリアン使用)、三浦弥生さん(伊藤福一ヴァージナルとジャーマン・デュコルネフレミッシュ使用)、渡部志乃さん(梅岡/アンセルムイタリアン・デュコルネフレミッシュ使用)、

9_2 後半は林則子さん(Kalsbeek(梅岡)ジャーマン・Skwroneck(梅岡)イタリアン・ポジティフオルガン使用)、大久しおりさん(ポジティフオルガン・Kalsbeek(梅岡)ジャーマン・Skwroneck(梅岡)イタリアン使用)、八百板正己さん(Skwroneck(梅岡)イタリアン・久保田Vg・デュコルネフレンチ使用)

13_1 参加者は皆多彩な楽器選択でコンクールの時代の変遷を痛感。(昔は1台で何でも弾いていたのが当たり前) 1曲ごとに最適な楽器を使用したいとの熱意と適応力は新しい世代の力か?。前回優勝の福間彩さんがいきなりヴァージナルを使用して驚きましたが、今回は3人もヴァージナルを使用したのも驚きました。スカルラッティには18世紀イタリアン、初期物にはヴァージナルか初期イタリアン、後はジャーマンが人気、ポジティフオルガンも予想以上に登場。弾き慣れた楽器を選ぶ時代から、現地にある未知の楽器の中で曲に合う楽器を選ぶ時代に変化したのは頼もしい限り、また14台も好みが分散したのも製作家の実力が拮抗している証明か?(調律や運搬は大変ですが・・・)

今回あまりにも楽器の数が多く、ハプニングあり。まずは朝本選開始5分前に「私の希望している楽器が舞台に無い!」との事態が発覚、(あまりの数に情報が混乱した様子)大慌てで3階の展示室から舞台へ移動、5分で調律(私の楽器だった!)、何とか時間遅れで無事開始。審査員に調律にうるさそうな面子多く冷や汗モノでした。途中でミーントーン調律のイタリアンで合わない調の曲を弾かれた方がいてこれまた舞台裏で冷や汗モノ(これまた私の楽器だ!)、私にとっても中々スリリングな本選でした。個人的には6人中5人が当方の楽器を使用して頂き3台も舞台にのった事は光栄でした。(受賞の2人がどちらも私の楽器を2台選んでいただいたのも嬉しい限り!)

27_2 本選の結果は、速報の通り第1・2位無し、第3位に大村千秋さん、林則子さんの2人が受賞、栃木蔵の街賞は受賞者無しでした。若手主体のフレッシュなコンクールだったので本命無き混戦となり上位入賞が無く結果は少々物足りないものの、確実に演奏家の層の拡大は感じた2日間でした。

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