海外出張?
4日、早朝神戸着、すぐに海外出張へ?本当は明石と鳴門の海峡を越え徳島の北島町で1月に続きクランツストリングアンサンブルのバッハのカンタータのコンサート。搬入口で楽器を降ろす際初めて数年前に来たホールだったと思い出す。(記憶力の悪さは相変わらず・・・) 小ぶりなホールの舞台は照明が近く、温度は上がり湿度は下がる冬特有の環境。我がポジティフオルガンは何とか持ちこたえたがオーボエはリードが割れたとの事。冬はやはり厳しいなあ。今日のオルガン奏者は1月と同じ徳島在住のイタリア人のマリオッティ氏。休憩中に彼の所有のフォルテピアノのお話を伺うも、「19世紀のベーゼンドルファーを2台持っていて、1台は1820年代の製造番号が何と6番(!)、サイン無しの18世紀のフォルテピアノはシュタイン系の楽器かな」などと羨ましいお話が次々と出てくる。モダンピアノ奏者といいながらフォルテピアノの知識と経験は相当お持ちの様子。ウィーンのスコダ氏のコレクションや先日私がお手伝いしたジュリアーノ・カルミニョーラ氏のイタリアでの評判など多彩な話題が飛び出し、短い休憩がアッという間に過ぎてしまい、いや楽しいひと時でした。終演後はまたもや海峡を2つ越えて1時間強で神戸到着。以前は神戸から徳島までフェリーで4時間掛かったのに本当に早くなったものです。(昔なら泊りがけの仕事も日帰りになってしまい現地で終演後泊まって呑める楽しみも減りましたが・・・)
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