神戸は春節祭
23日、朝から雨の中チェンバロを持って神戸大倉山の練習場へ。明日本番の神戸市室内合奏団のヴィヴァルディの「四季」のリハーサル。4人のソリストが交代でソロを取るとの事でいつもより念入りな練習となる。オケの休憩時の調律手直しをするもその前後は結構時間がある様子。
久々の神戸での仕事という事で自分のランチタイムを利用して懐かしい神戸の街を散策することに。まずはJRの高架下の商店街を散策。昔ながらの古着屋やガラクタ屋などの「怪しげな」店も健在ながら、フィギアやレコード、オモチャと今風のお店も増えてきた様子。昔は一般の人は近づきがたい「危ない」雰囲気が漂うところだったのですが・・・
続いて震災後も健在な神戸駅を訪問。1931年建築で東海道本線の終点であり山陽本線の起点でもある名門駅舎の豪華な内装は今風に改装されている駅舎の片隅で垣間見る事が出来る。
今や浜側の若者に人気のハーバーランドの入口として賑わう駅も、反対側は昔の色街「福原」の雰囲気がまだまだ色濃い庶民的な街が並びます。
最後に南京町へ向かうも今日は旧正月「春節祭」ということでいつもより賑やかな様子。広場では京劇風のイベントがあったりと観光客が押し寄せていて大混雑。
最近は南京町には滅多に食事には来ないが(観光客相手の新参のお店ばかりなので)、南京町には私の一番お気に入りのレコード屋「リズムキングス」あり。小さいながら古今東西の珍しいレコードをごった煮のように並べている店内が私好み!ただ昼過ぎに開店するもすぐに2時から1時間もランチタイムでお休みというマイペースの営業なのでしばしば待たされる事多し。今日も折角立ち寄るも昼休みで閉店中。周辺の違う中古屋を冷やかして時間をつぶし再度訪問。いつも入るとすぐに店主が「こんな盤ありますけど~」といかにみ私好みの珍盤を何枚も出してくれるのが楽しい!今日も大好物なアコースティックスイングの新盤や「これは絶対気に入りますよ!」という未体験のアフリカのギター音楽の旧盤などと直球変化球を交えて推薦盤を沢山出してもらいその中から数枚を購入。レジ近くにあった洒落た無名のジャズボーカルのLP盤を偶然眺めるとジョー・ベヌーティやエディ・ラングが共演との事で思わずこちらも購入。大満足で練習場に何食わぬ顔で戻りリハの最後に立ち会う。
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