桑形亜樹子チェンバロリサイタル
3日、今日は大久保の淀橋教会で桑形亜樹子チェンバロリサイタル。昼にまずはミニコンサート。本プロ抜粋を披露。こちらはたっぷりとお話を交えての演奏で夜とはまた違ってお徳だったかも。
夜は開演前にまずは演奏される作曲家4人が勢ぞろいしてのプレトーク。(左から成田和子、間宮芳生、吉川和夫、北爪やよひ、海外組は残念ながら不参加) 生みの母(作曲家)と育ての母(演奏家)と聴衆が揃って、音として生み出された作品を祝福出来るという贅沢なコンサートとなる。この4人が勢ぞろい出来る日がこの日しかなかったそう。(スケジュール調整大変だったのでは?) 作品の多くは最初ピアノ曲だったが、チェンバロで演奏してみるとこの楽器のために書かれたのでは?と驚くほど相性が良いのでビックリ。演奏家の選曲眼にも拍手。
プログラムにはチェンバロ演奏だけでは無く、「弾き歌い」や「弾き叩き」などの多彩な技も披露。(写真は鐘を叩きながら片手でチェンバロ演奏の様子) 予想通り超絶技巧のテクニックの曲が並ぶも、汗を見せずクールに演奏する姿に圧倒されるステージとなる。「バロックの曲なら初見でも大体弾けるけど、こんな曲は本当に練習が必要」との事。さすが桑形さんの面目躍如といったリサイタルでした。鐘やチェンバロを返却後、深夜西へ移動。
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