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2007年2月

2007年2月28日 (水)

探し物は姫路にあり

28日、朝から再び倉庫のイタリアンのご機嫌伺い。もう完全復活の様子。Photo_96

昼から姫路へ。実はここ最近、実力派チェンバロ奏者Kさんの15年前にマイナーレーベルから出たという唯一のソロCDを全国探し回るも、全く見当たらない!そういえば約10年前にコンサートで来た姫路のさる教会の付属ショップで見た事を思い出してダメ元で訪問すると、何と今でも念願のCDは店頭にありました!(それも最後の1枚)感激の対面の後すかさず購入。このCD、本当は私は1枚所有しているも、何と演奏した本人が「持っていないので聴かせて」としばらくお持ち帰りされておられました。(そのままお召し上げされるのでは?と恐れていたのですが) それならば私がもう1枚どこかで見つけてご進呈を!と全国を執念で探していまして本日無事念願達成!

_5_20 今夜のコンサートは昨日に続き「N響のメンバー」でのヴィヴァルディ「四季」他。久々のパルナソスホールの豊かな残響がチェンバロにはありがたい。相変わらずの湿気ながら(池を埋め立てたホールで水が染み出てくるとか)、乾燥厳しい冬は逆に楽器には安全かも?昨日の神戸公演では本番中に「ピシッ」という音がしたそうで、「あの音は何?」と演奏家に聞かれるも多分異常乾燥への楽器の悲鳴だったのでしょう。今日はホールの湿気のお蔭で舞台上は理想的な湿度の様子。今日も爆音サウンドでの演奏を堪能。

2007年2月27日 (火)

爆音サウンド?

27日、先日ご機嫌取りをしたばかりのイタリアンの様子を見に神戸の楽器倉庫へ。やはり急激なピッチ上げをした後はしばらく調律が落ち着かない様子。再度丁寧に調律したので何とかご機嫌直ったかも? _1_53

昼から神戸文化ホールへチェンバロ搬入。今夜はN響メンバーによるコンサート。前半はモーツァルトの「愛ね暗らいね那覇と無地区」(おっと変換ミス?)やシューマンのピアノ五重奏。小編成ながらブリブリのモダン楽器奏者がフルボリュームで演奏すると私にはもうヘビメタか爆音サウンドのように耳が痛くなるほど「音が強い」です。ピアノもスタインウェイのフルコンを「これでもか!」という程叩いて鳴らしておられましたので、舞台裏ではスピーカーで増幅してるのか?というほど聴こえました。モダンと古楽器の溝はやはり深いのかも?

_4_22 後半はヴィヴァルディの「四季」、これまたハードロック並みの早いテンポで演奏。チェンバロはストロングサウンドのフレミッシュだったのでまだオケに負けずに聴こえたようです。先週のコンサートでの超乾燥でフレミッシュのご機嫌がしばらく悪かったのですが、今日のホールは暑いながら雨のせいかあまり乾燥せず少しはご機嫌直った様子。昔は今日のホールも超乾燥で要注意だったのですが改装で湿度調整が出来るようになったのか最近は安全なホールへ変身か。今日の公演を最後にしばらくまた工事でホール閉鎖との事。理由は御馴染み「アスベストの除去工事」だそうです。

2007年2月26日 (月)

大阪下町からハンブルグへ

_1_51 26日、古いSPレコード収集の先輩O氏にネットオークションで落札をお願いしたご贔屓のあきれたぼういず(戦前人気を博した器楽演奏入りの漫談グループ)の珍しい盤を受け取りに午前中大阪野田へ出向く。SP専門店なら高額の値がつきそうな希少盤もネットなら競合なければ思いの他安価で入手出来ることも。今回熱心に収集する私もあまり見かけない珍盤を底値でゲット出来ご満悦。常時ネット上で情報収集されている先輩O氏のお蔭です。

_1_52 折角野田に行ったのでディープな北大阪の下町を散策。O氏とどこかで昼飯でもと探すと、いかにもナニワのお好み焼屋という風情あるお店を発見し入店。看板にはジャンボサイズのお好み焼がお勧めの様子。

_2_32長いカウンターの鉄板が並びいかにも下町風情のゴチャゴチャした店内。 阪神タイガースの選手のサインやテレビに出ましたという手書きの案内(いつの事やら)など気取らなさが庶民の街野田らしいかも?

_5_19 親父が手際よく焼いたお好み焼きは確かにジャンボサイズ。何でも腹一杯にならないとナニワの食堂では通用シマヘン! 味はともかく量と雰囲気は他にはマケヘンデ!

午後はドイツから帰国中のチェンバロ奏者の高橋美由紀さんと久々に梅田でお茶。高橋美由紀さんはドイツハンブルグを起点にヨーロッパ中で活躍されていますが、売れっ子チェンバロ製作家マティアス・クラマー氏の奥様でもあります。久々の再会ということで、ハンブルグを始めドイツのチェンバロ事情や演奏家の評判、コンサートのシステムなど様々な事が話題に。極東では伺い知れないレアな業界事情を入手出来てこれまた大満足。やはり日本に入ってくる「偏った情報」には用心すべし!と肝に銘じました。

2007年2月25日 (日)

神戸も厳戒令!

25日、ピアノ調律で神戸垂水と尼崎へ。日曜の朝は渋滞無く車での移動も楽だ!(毎日こうだと良いのですがね) 年季の入ったピアノ2台を丁重に調律。

_1_48 そういえば新聞の臨時連絡にこんなチラシが。先日近くの工事現場から戦時中の米軍投下の不発弾が偶然発見されたとの事。この物騒な物の撤去のために、周辺住民は作業中長時間避難、付近の道路を始め近くを通る国道や高速道路、そして阪神電車も半日封鎖という、先日の東京マラソンのための都心の混乱に並ぶ大掛かりな厳戒令での撤去作業となる様子。神戸と大阪の間の電車が半日も止まるとは大変だ!

_4_21

この物騒な爆弾がどこで発見されたのかと調べてみると何といつも給油するスタンドの目の前!今日も給油で立ち寄るとすぐ横の工事現場で発見された不発弾を取り囲む土嚢の山を発見。イヤハヤ自衛隊も出動した大掛かりな作業になった様子だが、今日はすぐ横のガソリンスタンドは何事も無かったように営業中で拍子抜けでした。幸い撤去作業の日は高知出張で影響な受けないと判明。でも電車の走らない静かな昼間も味わってみたいものです。(思い出してみれば震災後しばらくは体験出来ましたが・・・) まだ戦後は終わっていない?

2007年2月24日 (土)

ハジキ系楽器対決は惨敗か?

_7_11 24日、神戸松方ホールでのコンサート。出演は津軽三味線と中国琵琶、そして神戸市室内合奏団という珍しい組合せ。驚くほど太い音で迫力の津軽三味線、超絶技巧で東西の名曲を変化自在に奏でる中国琵琶、どちらも音量豊かで驚きました。同じハジキ系楽器であるチェンバロは音量と音色の多彩さでは惨敗かも?津軽三味線と中国琵琶それぞれの単独演奏を聴かせた後、異種格闘技ともいうべき2者のコラボレーションも披露。高いテンションでの技合戦が見物でした。_10_11

後半は神戸市室内合奏団によるヴィヴァルディ「四季」。4人のソリストが交代でソロを取るのでこちらもテンション高めかも。このホール、実は冬場の乾燥が酷く今まで何度も痛い目に遭って来たのですが、今回も用心して私の楽器の中で一番タフなフレミッシュを持ち込んだものの、本番中に突然「パーン」という大音響が!後で確認するとやはり響板に新たな割れが入ってしまいました。やはりこのホールの乾燥恐るべし!(20%を割る異常乾燥だったようです)_14_8 皆さんお気をつけあそばせ!

このホール港町神戸の海の傍なので、写真のような他では見れない素敵な景色を存分に味わえる贅沢さなのですが・・・。海の向こうには開港1年の神戸空港が見えるも飛行機より船の数の方が圧倒的に多いのが神戸らしいかも。(減便続く神戸空港大丈夫か?)

_17_9 この方は今年25年目の神戸市室内合奏団創設以来の名物ステマネ斉藤さん。その飄々としたお人柄と人生経験豊かなお話は皆の人気者。残念ながら近々手術のため入院されるとか。このオケには欠かせないキャラだけに回復次第元気な復帰を待っております!

この伝統ある室内オーケストラ、実は今までに数々の実力派のメンバーが在籍していたようで、古楽系では鈴木秀美氏や桐山建志氏などがOBでしょうか。

_4_20 夕食は春節祭で賑わう元町を避けて地元東灘のご贔屓の中華料理屋へ。名物ネギラーメンを目当てに昼も夜も大賑わいの様子。ピリッと辛いラーメンの味は文句無し、お店のオネエサマの無愛想はこれまた微妙な辛口の調味料代わり、欠けた器は庶民のお店の証しか。帰りに何故か六甲山頂で花火大会の様子。

2007年2月23日 (金)

神戸は春節祭

_1_49 23日、朝から雨の中チェンバロを持って神戸大倉山の練習場へ。明日本番の神戸市室内合奏団のヴィヴァルディの「四季」のリハーサル。4人のソリストが交代でソロを取るとの事でいつもより念入りな練習となる。オケの休憩時の調律手直しをするもその前後は結構時間がある様子。

_6_13 久々の神戸での仕事という事で自分のランチタイムを利用して懐かしい神戸の街を散策することに。まずはJRの高架下の商店街を散策。昔ながらの古着屋やガラクタ屋などの「怪しげな」店も健在ながら、フィギアやレコード、オモチャと今風のお店も増えてきた様子。昔は一般の人は近づきがたい「危ない」雰囲気が漂うところだったのですが・・・

_8_11 続いて震災後も健在な神戸駅を訪問。1931年建築で東海道本線の終点であり山陽本線の起点でもある名門駅舎の豪華な内装は今風に改装されている駅舎の片隅で垣間見る事が出来る。

_11_11今や浜側の若者に人気のハーバーランドの入口として賑わう駅も、反対側は昔の色街「福原」の雰囲気がまだまだ色濃い庶民的な街が並びます。

_13_6 最後に南京町へ向かうも今日は旧正月「春節祭」ということでいつもより賑やかな様子。広場では京劇風のイベントがあったりと観光客が押し寄せていて大混雑。

_16_8 最近は南京町には滅多に食事には来ないが(観光客相手の新参のお店ばかりなので)、南京町には私の一番お気に入りのレコード屋「リズムキングス」あり。小さいながら古今東西の珍しいレコードをごった煮のように並べている店内が私好み!ただ昼過ぎに開店するもすぐに2時から1時間もランチタイムでお休みというマイペースの営業なのでしばしば待たされる事多し。今日も折角立ち寄るも昼休みで閉店中。周辺の違う中古屋を冷やかして時間をつぶし再度訪問。いつも入るとすぐに店主が「こんな盤ありますけど~」といかにみ私好みの珍盤を何枚も出してくれるのが楽しい!今日も大好物なアコースティックスイングの新盤や「これは絶対気に入りますよ!」という未体験のアフリカのギター音楽の旧盤などと直球変化球を交えて推薦盤を沢山出してもらいその中から数枚を購入。レジ近くにあった洒落た無名のジャズボーカルのLP盤を偶然眺めるとジョー・ベヌーティやエディ・ラングが共演との事で思わずこちらも購入。大満足で練習場に何食わぬ顔で戻りリハの最後に立ち会う。

2007年2月22日 (木)

イタリアンのご機嫌伺い

_4_19 22日、長い間神戸の楽器倉庫で保管していたイタリアンチェンバロを久々に調整。季節が変わっても梱包したままだったせいか、フタを開けると中で弦が2本トグロを巻いてました。「しばらくホッタラカシで御免!」と言いながら弦を張り直しの後、総分解し各部を丁寧に調整しながら楽器のご機嫌を取る。冬の乾燥のせいかメロメロな調律だったが慎重にピッチを上げながら何度も調律するうちに張りのある音色が戻ってきたので一安心。

_9_18 神戸の楽器倉庫は、リコーダー・トラベルソ製作家の星加清人氏の工房の中にあり、幸い管楽器の調律のため1年中温度を一定に管理されておりチェンバロにもありがたい環境。(残念ながら目白スタジオのように湿度までは管理出来ないのですが) 調整終了後、この倉庫の大家でもある、最近はチェンバロの調整にも意欲的な星加氏がイタリアンとフレミッシュの2台のチェンバロを試奏。鍵盤楽器は専門外ながら同じ音で勝負する職人だけあって音色への反応はさすがに鋭い。10年以上前この楽器がかつて神戸にあった頃良く運搬を手伝ってもらったものですが、フレミッシュの音色の変化に驚いた様子。弦やツメなどを換えなくても調整次第でチェンバロは思った以上に成長するものです! 

調整後は毎年恒例この時期の悩みのタネ、お上に召し上げられる年貢の計算を少し・・・。頭が痛い!

2007年2月21日 (水)

学校のピアノ

Save0059 21日、毎年お伺いしている神戸の女学校に朝からピアノ調律。授業の合間に空いた部屋のピアノを調律するため限られた時間に校内を忙しく移動となる。女子中高なので怪しまれないよう入校許可書を目立つように掲げながら部屋間を移動。(以前許可書を付け忘れて不審者と間違われて捕まった苦い経験あり) 女子高はいつ来ても緊張します。音楽室のグランドピアノは中に様々なモノが落ち込んでいるので大変、紙やらクリップやら消しゴムのカスやらの除去でまず一仕事。ホコリも1年経つと凄い量が溜まってます。音合わせ以前の作業が結構手間ですね。今日の学校は珍しくチェンバロ(昔の国産A社の量産モデルでしたが)も所有されており、ピアノと共に調律するも、古いせいか脚がグラグラで今にも倒れそうな気配。本体を寝かせて脚を確認するとネジ止め部分では無く接着部分が完全に外れており危険な状態と判明。応急修理を施す。結局早朝から夕方まで校内の7台のピアノチェンバロを調律。いやハードな1日でした。帰りは評判の六甲のチーズ専門店で大好物のチーズ各種を物色。

2007年2月20日 (火)

信州は春模様

20日、朝からコンサートで酷使したチェンバロ・フォルテピアノを2日越しでご機嫌伺い。乾燥が酷い舞台から急にスタジオに戻しての調律は変化が激しく楽器の負担が大きいので、昨日はカバー掛けたまま緩やかにコンデションを戻し、2日目にやっとカバーを取りフタを開けて調律。乾燥期はこれぐらい慎重に扱わないと弦が切れたり響板が割れたりとトラブルを呼び込む元になりますので要注意!

_1_47 昼に作業が終わりチェンバロ1台積込み神戸へ移動。この時期雪が怖くて中央道は避けるのですが、この暖冬のお蔭で雪がほとんど無い信州の美しい山間の景気を楽しみつつ西へ移動。途中休憩で立ち寄った諏訪湖も例年なら凍結した景色が見れるも今年はもう春の景色と見間違える程ののどかさが漂っておりました。(今年は諏訪湖の神渡りは絶望的か?)

_4_18 関が原を越える頃美しい夕暮れに遭遇。東京は少し寒く雨模様ながら関西は暖かな晴天の様子。やはり東西で天気は違うものです。夜神戸無事到着。

2007年2月19日 (月)

車販売は激戦の様子

Photo_95 19日、コンサートも一息お休み。コンサートで使う様々な小道具の整理など雑用多し。外の乾燥でコンディションを崩していた楽器もスタジオ内での湿度調整で体調回復を図る。あまり急激にコンディションを変えると楽器も驚くので今日はカバー越しに優しくご機嫌を取る。夕方、まもなく乗り換え時期の車の注文のためにトヨタの販売店へ。ここ3台続いてまったく同じモデルを注文していたので、今回新モデルとなり内装などで楽器運送用に細かなオプションが多くチェックが大変。あらゆる楽器を様々な組合せで積めるように考えると一番安いタイプしか選べない事が判明し少々ガッカリ。ウチはチェンバロだけでなくポジティフオルガンやフォルテピアノなど種類が多い上、同時に数台運ぶ機会が多いのが悩みのタネです。やっと注文するタイプを決めて契約書を作成中に、店内の車のパンフレットを色々眺めていると、何とトヨタがライバル日産の競合モデルと比較し「いかにトヨタがお徳か」をアピールしているパンフを発見。「ここがライバルより優れています!」とのオンパレードの凄い内容の上、堂々とライバル社の車の写真まで掲載していました。ここまで堂々とやれば大したものかも? チェンバロ業界でやるとこんな感じかも? 「当方のチェンバロはA社の楽器よりも鍵盤が2つも多く、また長さも5cm長く凄くお徳です!今なら特典としてミーントーン調律を初回に限りサービス!」 コリャダメかも?

2007年2月18日 (日)

戒厳令は拍子抜け?

18日、東京は強い雨。東京マラソンは大丈夫か?と案じつつ鎌倉へ。都心はマラソンコースを中心に通行規制があるので、渋滞を避けて早朝から出発するもあっという間にホールへ到着。

_1_46 昼は鎌倉芸術館大ホールで菊池洋子ピアノリサイタル。前半はフォルテピアノ、後半はモダンピアノという意欲的な組合せ。2台を同時に演奏出来る奏者は世界でも中々いないようですが、菊池さんはイタリアでは良くやってますよとの事。雨なのに舞台上は湿度はたった25%。フォルテピアノにも辛いがモダンピアノも結構厳しかったようで、本番前は調律師2人で時間の取り合い、珍しく休憩中にモダンピアノの調律の手直しあり。

_17_8 普通モダンピアノとフォルテピアノを同時に弾くとフォルテピアノのタッチのコントロールの方が難しいものですが、菊池さんは「このスタインウェイ、タッチが重い!」とモダンピアノの方がフィットしにくい様子。フォルテピアノのシャープなタッチと豊かな音量に魅了されました。フォルテピアノは前半のみということで休憩中にすばやく撤収。珍しいフォルテピアノを近くで見ようとする大勢のお客様を前に舞台上で楽器の解体ショーを演じる。

楽器積込後すぐに電車で市ヶ谷へ。別働隊に午後からのチェンバロの搬入をお願いするも、こちらも東京マラソンの大渋滞を予想してわずか車で20分の距離を2時間前に出発するも、こちらも肩透かしで1時間以上前に到着してしまったとの事。TVニュースなどで散々渋滞の恐れありと警告していたので皆車の使用は敬遠したのかも。

_6_9 夜は市ヶ谷ルーテル教会でELP(アンサンブル レ・プレイヤードという名前だそうだが、往年のプログレロックファンなのか?)コンサート。メインのプログラムはバッハの「音楽の捧げもの」。フランス留学仲間という古楽の枠に収まらない実力派によるバロックピッチでの熱演でした。昼の乾燥した舞台と違い雨のせいか結構湿度を感じましたがそれでもたった45%程度。チェンバロのピッチを維持するのに結構四苦八苦。

2007年2月17日 (土)

いざ鎌倉へ

17日、朝から明日のコンサートの準備でチェンバロのピッチ修正やメカニック確認など。昼からご近所の同業G社で打ち合わせ。明日市ヶ谷でのコンサートのお手伝いをお願いするも、明日開催の「東京マラソン」がもっぱらの話題に。3万人が参加のビッグイベントとなれば想像以上の混乱もあるかも?と、日頃なら車で20分しか掛からない距離を2時間掛けて移動と申し合わせ。東京都政の日頃の行いの賜物(笑)か、相当天気は崩れそうな気配。一体どうなる事やら。

Photo_94打ち合わせの後フォルテピアノを持って明日のもうひとつの公演の鎌倉芸術館へ。無理を言って前日の楽器搬入に。舞台の反響板の組立は明日朝なので今日は舞台の袖で楽器は保管。慎重に立入禁止のために鎖で周辺を封鎖していただく。(大仰な事!) 明日は市ヶ谷と鎌倉の本番掛け持ちとなるも、幸い時間差攻撃が出来そう。東京マラソンでの混乱が無いことを祈るのみ。結構掛け持ちも苦労します。

_6_8  鎌倉の帰りについでに(本当か?)横浜野毛の贔屓の大衆中華で夕食。「安い!多い!美味い!すいている!」と元町中華街とは大違いで大満足。野毛の余りにも庶民的な雰囲気が一般の方には行きずらいのかも?

2007年2月16日 (金)

千葉成東へ

_12_11 16日、受験を明日に控えたお嬢さんのピアノの弦が切れた!とのSOSがあり朝から八王子へ。人生を決める大切な時期と思い何とか往診完了。午後から水永牧子さんのリサイタルで千葉成東へ。珍しくホールの舞台では無くロビーでのコンサートとの事。隣接の図書館の閉館まで練習出来ないとの事で少し成東の町を散策。いや~駅前に行くもお店がほとんど無い!観光案内所もあるが一体観光する場所があるのか?しばらくウロウロするとやっとスーパーやファミレスなどの店舗を発見。ベッドタウンらしく結構大型店舗がバイパス沿いには結集していました。酒屋を冷やかすと「梅一輪」という地酒を発見。聞いた事は無いものの名前に引かれて(笑)思わず購入。

_1_45 水永さんのコンサートはバッハからフランス・スペインなど各国の曲から、武満、そしてチック・コリアまで多彩なプログラムを披露。ロビーコンサートということでイスと共にテーブルが用意されており、演奏中に飲物やケーキなどが楽しめるという「ライブハウス形式」がユニーク!

4月24日シューベルティアーデ再公演決定!

_46 1月23日明日館でのシューベルティアーデ第2回公演は、開演直後に歌手の喉のトラブルが発生し急遽中止となってしまいましたが、同内容での再公演が決定いたしました。 改めて珍しいシューベルト初期の歌曲をお聴き逃しなく!

シューベルティアーデmitフォルテピアノ第2回(東京・再公演)
2007年4月24日(火)19:00開演  自由学園 明日館 講堂
 畑 儀文(テノール) 伊藤深雪(フォルテピアノ) 全自由席 前売3500円 当日4000円  ★1/23チケットをお持ちの方は受付にご提示下さい。 予約・問合せ オフィスアルシュ03-3320-2274 詳しくはシューベルティアーデHPまで。

2007年2月15日 (木)

明日館未だに平穏なり

15日、今日も午前中より楽器の試奏の方が来訪。その前後にスタジオに戻ってきた楽器のご機嫌伺いなど。暖冬のせいで例年のような乾燥ばかりでなく時には湿気も吸い込んでしまった楽器はややご機嫌斜めかも?

_1_44 午後はまずスタジオから池袋方面へ散策。途中近所のお気に入りの目白庭園に。2月ながらもう春の気配漂うのどかな風景を楽しむ。

_4_17 続いて工事着工が心配な明日館に立ち寄る。もう解体工事の真最中かと思いきや何も変わっていない様子に拍子抜け。事務所に顔を出すもまだ工事は始まらないが建物の電気は少し前に遮断されたとの事。まもなく本格的な工事は開始されるとか。池袋からまたもやオタクの聖地「アキバ」へ。今日もチェンバロ用秘密兵器の補強のために買物。これでもううちのチェンバロは大ホールでも大編成のオーケストラとの共演でも怖くは無いゾ!

2007年2月14日 (水)

三都を駆け抜ける

_27_5 14日、夜明け前の早朝5時に神戸出発、一路名古屋へ。車の少ない時間帯で快調に走るも名神高速の滋賀県八日市でトラック数台の大事故で渋滞あり。(これだから高速は油断出来ない) 余裕で到着予定だった愛知県のチェンバロ製作家K氏の工房にギリギリで到着。一ヶ月以上預けていたチェンバロを引き取り、K氏の制作中のチェンバロを見学。新作のチェンバロ、ツメは鳥の羽使用なるも何と珍しい「雉の羽」を使用との事。雉の音色は初体験でした。(細い羽の割にはシッカリした音) 相変わらずの研究熱心さに感心。約2時間の滞在後、またもや愛知から東京目指して出発。強風と雨の中高速を走るも、東京の都心に入るともう大渋滞。夕方の楽器試奏の予約時間直前にやっと目白到着。急いで2台の楽器をスタジオに下ろして試奏の準備。調律直後に試奏の方が2組来訪。スタジオの楽器5台総出演での試奏となる。

2007年2月13日 (火)

阪神間の歴史を堪能する

13日、朝から大阪でピアノ調律。珍しいフランス製のグランドピアノは日本製のような精度は無いもの豊かな色彩感の音色が出て弾いていても実に楽しい!(日本製は表情の無い音しか出ないのに・・・) 

_5_18 午後からSPレコード収集の先輩O氏と共に旧甲子園ホテル(現武庫川女子大学甲子園会館)へ。今回はO氏の知人が旧甲子園ホテル営業時代(昭和5年開業)の写真葉書セットとパンフレットをお持ちだったとの事で、その貴重な資料を携えての訪問。甲子園会館の前田先生(私の小学校時代の恩師でもあります)に改めて昭和初期の阪神間の素晴らしい文化について様々なお話を伺う。特に世界で活躍した関西出身の天才音楽家「貴志康一」が昭和10年の帰国中に甲子園ホテルでの同窓会に参加したとのお話には大興奮。(これはO氏情報) 今まで著名音楽家とこの最高級ホテルとの接点が何も判らなかっただけに大きな収穫となる。

_22_3 今回初めて拝見する昭和初期の関西が誇る最高級ホテルの写真は、どれも当時いかに贅を尽くした建築だったかが判る貴重な資料か。ホテルの廃業のあと、海軍や進駐軍の接収を経て当時の資料がほとんど無い中、うれしい資料発掘となる。

夜は接待で神戸住吉の日本酒の充実した呑屋へ。先日感動的な出会いをした山口の銘酒「獺祭(だつさい)」が揃えてあるのを発見、嬉しい再会を果たす。上品で喉越しの良い味を再び堪能しご機嫌。

2007年2月12日 (月)

関西で30年

_2_31 12日、朝目が覚めると何故か神戸でした(そんな訳は無い!)。 またもや忍法「瞬間移動の術」で深夜東京から関西へ。今日は大阪いずみホールで関西室内楽協会30周年記念コンサート「J・S・バッハ マタイ受難曲」。演奏の大阪チェンバーオーケストラは、ドイツから帰国した河野正孝(ob)河野まり子(Cem)夫妻が中心となり大阪島之内教会(かつては落語からロック・フォークやアングラ演劇まで受け入れていたユニークな教会でした)を会場にした30年で約300回の月例コンサートや、関西各所での様々な公演を開催するなど関西のクラシック界で活躍するアンサンブル。

_7_10 今日の演奏は本山秀毅指揮で大阪チェンバーオーケストラ+京都バッハ合唱団+岸和田少年少女合唱団という組合せ。最近流行の古楽器による「軽い」バッハでは無く、本山氏流の正統派ドイツの「重厚でゆったりとしたバッハ」を披露。溢れ出んばかりのお客様(満席どころか60人以上入れなかったほどの人気だったとか)を交えての「時を忘れてしまうような」バッハが味わえました。個人的には30年近くチェンバロの技術を学びつつ競い合ったA氏と久々に一緒に仕事が出来た事が大きな喜びでした。(私はポジティフオルガン、A氏はチェンバロの調律) 昔はコンビで日本各地をチェンバロを持って走り回っておりました。まだ関西では珍しかったチェンバロについてお互い熱く語り合ったあの頃が懐かしい!(今日も相変わらずチェンバロの話に花が咲きましたが・・・)

2007年2月11日 (日)

今日も川崎でブーランク

Photo_9311日、昨日に続きミューザ川崎で秋山和慶指揮東京交響楽団+曽根麻矢子(チェンバロ)のプーランク。昨夜の四角い客席のオペラシティとは違い今日の会場はワインヤードスタイルの傾斜のある広い客席。オーケストラの背後にも相当な席数がありチェンバロの音がどれだけ届くか心配するも、チェンバロと相性の良い音響の様子。秘密兵器を加えればもうオーケストラに負けない程の音量で届いたそうでひと安心。

_4_16 お客様の中には「今日は大きな音が出るチェンバロでしたね」との感想もあったそうで、秘密の仕掛けに気が付かれなかった様子。古楽ファンには「オーケストラに負けない音量が出るチェンバロ」はある訳無いとすぐに気が付かれたかも?でもバランスの取れた演奏はお客様には心地よかったようで演奏後にカーテンコールが中々止まらなかったほど熱い反応がありました。

2007年2月10日 (土)

プーランク「田園のコンセール」

_12_10 9日、今日はオペラシティで秋山和慶指揮の東京交響楽団コンサート。私の出番はたった1曲プーランクの「田園のコンセール」(曽根麻矢子チェンバロ)。大編成のモダンオケ相手にチェンバロがどこまで聴こえるかが勝負となるも、この曲は1929年作曲の当時有名なチェンバロ奏者ランドフスカ女史のプレイエルチェンバロ(もちろんモダンチェンバロ)のために書かれた曲なので、ヒストリカルチェンバロでの演奏は想定外か。それでも何とかしなければならないのが私の役目、昨日「萌える街」秋葉原を走り回った甲斐があり、補強された秘密兵器のお蔭で本番では広い会場ながらチェンバロファンが驚くほど良く聴こえた様子。_15_3

終了後皆でこの曲が初演当時はどんな風に演奏していたのか議論となる。「当時のモダンチェンバロは音量が豊かだった?」「当時のオケは編成が小さかった?」「チェンバロを初めて見たプーランクが訳も判らず作曲した?」などと様々な推測を思いつくも結論は出ず。普通に大ホールでモダンオケ相手にヒストリカルチェンバロを演奏しても何も聴こえないでしょうね。でもバロックの曲には無い鮮烈なフレーズもあり聴き応えあり。中々演奏される機会も少ない難曲かも。

2007年2月 9日 (金)

萌える街秋葉原を行く

Photo_92 9日、朝からお客様の緊急のピアノ調整と自分の鍼治療のために八王子へ。目白から八王子は朝のラッシュ時でも皆と逆方向なのでほとんど渋滞無しで走れるのがありがたい。逆なら2倍以上の時間掛かるかも?八王子の後はチェンバロ用秘密兵器の補強のために「萌える街」秋葉原へ。昔はオーディオのお店が結構あったのですが、もうパソコン店ばかり。古楽のコンサートでも御馴染みの神田キリスト教会の真ん前でメイド姿のオネエチャン達が呼び込みをしていたのにはビックリ。教会にコンサートに行っても鉢合わせるのでしょうね。昔はオウム経営のパソコンショップが近くにあったりとその時代の象徴が垣間見れる面白いエリアかも。色々な機材を捜し求めて迷路のような電気屋街を長時間探索し収穫を得る。自称元オーディオマニアは迷路の中で珍しい真空管屋を発見し思わず愛用の真空管の値段チェック。一時よりも種類は豊富で価格も下がってきている様子。沢山の買物を抱えて無事帰宅。明日のオーケストラとチェンバロの共演の対策で遅くまで楽器と秘密兵器のチェックが続く。夜は暖冬のせいで久々に冷えたワインで晩酌。

2007年2月 8日 (木)

オーケストラに負けないゾ!

_8_9 8日、今日は初台の新国立劇場の練習場でリハーサル。(秋山和慶&東京交響楽団+曽根麻矢子) 曲はプーランクの「田園のコンセール」。チェンバロ独奏ながら何と50人以上のモダンオーケストラが後ろからフルボリュームで迫るというトンでもない曲。リズムは複雑、音量バランスは取り難い、チェンバロの演奏は難易度が高いと皆さん相当ハードルが高そう。チェンバロは隠し技で何とかオーケストラと互角に渡り合えた様子だが本番は2000席級の大ホールなので大丈夫なのか? 10日オペラシティ、11日ミューザ川崎での公演です。乞うご期待!でもフルボリュームのオーケストラの演奏を至近距離で聴いていると私の耳にはまるで一般人がヘビメタのコンサートへ行った位の刺激かも・・・。

2007年2月 7日 (水)

小さなチェンバロは・・・

Fou_13 7日、今日は新大久保ルーテル教会でコンサート(アンサンブル”Fou”)。車で大久保周辺を走ると何箇所も防弾チョッキで完全武装した警官とパトカーを見かける。先日のヤーサン達の抗争事件の余波か?昔神戸での抗争事件を思い出すも、あの時は「こんな自宅近所に大物幹部がいた!」とか「美味しい中華店の傍に何故か渦中の組事務所があるので行きにくい」などのドタバタが続きました。今日のコンサートは、総勢11人が様々な楽器を演奏し歌うというユニークな内容。中にはガンバ~パイプオルガンの掛け持ちやリコーダー~トラベルソ~チェンバロという大胆な掛け持ちの奏者もあり。打ち合わせでは演奏家のチェンバロを使うとの事でしたが、急遽私の楽器を使うことになる。「大所帯なので出来るだけ小さなチェンバロを」との要望だが、生憎スタジオには大きな楽器しか残っていない。2段鍵盤よりは1段鍵盤の方が階段上げが楽だろうとイタリアンを提供する事に。ただこの楽器、250cmもの長さがありあまり「小さなチェンバロ」とは言えないサイズ。まあ何とか「小型チェンバロの代理」も舞台に収まり無事コンサートも終了。相変わらず乾燥が酷く今日は25%でした。楽器も良く頑張った!

2007年2月 6日 (火)

間一髪助かった!

_40_1 6日、関西の仕事も一段落、朝から東へ向かう。後で判明しましたが、何とちょうど私が通過する予定時間に東名高速で死亡者2人も出た大きな連続事故が発生との事。たまたま八王子で緊急のピアノ修理の仕事が入り、普通の冬なら絶対使わない中央道も暖冬で雪が無く利用出来たので、幸い事故に遭遇しませんでした。約6時間もの通行止めという大事故だった様子、偶然が2つも重なっての命拾いでした。暖冬のはずがこの冬もう3回も大雪に遭遇しており毎回雪やら事故やらのトラブルからキワドク回避しているようです。(相変わらず悪運強し!)

2007年2月 5日 (月)

我が街の蕎麦屋

Photo_91 5日、朝からある電子部品を探して神戸を練り歩く。昔あったと思っていた店はことごとく無くなっており街の変遷も激しい様子。三宮から元町、西元町まで数キロを散策するも収穫なし。昼は久々にご贔屓の蕎麦屋「つるてん」のぼっかけ蕎麦。南京町の本店をよく利用していたが最近何故か高級蕎麦屋へ変身したとの事。今日は相変わらず庶民的な雰囲気のままの西元町の支店を訪問。よく評判の蕎麦屋で「美味しいけどお上品な量」に遭遇しますが、このお店の看板メニュー「ぼっかけ」はこれでもか!という凄い麺の量(大盛りは麺好きの私でもギブアップ寸前)。 満腹のまま午後は神戸でピアノ調律を2件。最近車での移動は駐車場に困る事が多く、珍しく電車バスを利用するも、神戸の土地勘が無くなっているのかバスに乗り間違えるは、移動時間を読み間違えるは結構往生しました。夜は税金申告の準備など。(また嫌な時期が来ました!)

2007年2月 4日 (日)

海外出張?

_3_31 4日、早朝神戸着、すぐに海外出張へ?本当は明石と鳴門の海峡を越え徳島の北島町で1月に続きクランツストリングアンサンブルのバッハのカンタータのコンサート。搬入口で楽器を降ろす際初めて数年前に来たホールだったと思い出す。(記憶力の悪さは相変わらず・・・) 小ぶりなホールの舞台は照明が近く、温度は上がり湿度は下がる冬特有の環境。我がポジティフオルガンは何とか持ちこたえたがオーボエはリードが割れたとの事。冬はやはり厳しいなあ。今日のオルガン奏者は1月と同じ徳島在住のイタリア人のマリオッティ氏。休憩中に彼の所有のフォルテピアノのお話を伺うも、「19世紀のベーゼンドルファーを2台持っていて、1台は1820年代の製造番号が何と6番(!)、サイン無しの18世紀のフォルテピアノはシュタイン系の楽器かな」などと羨ましいお話が次々と出てくる。モダンピアノ奏者といいながらフォルテピアノの知識と経験は相当お持ちの様子。ウィーンのスコダ氏のコレクションや先日私がお手伝いしたジュリアーノ・カルミニョーラ氏のイタリアでの評判など多彩な話題が飛び出し、短い休憩がアッという間に過ぎてしまい、いや楽しいひと時でした。終演後はまたもや海峡を2つ越えて1時間強で神戸到着。以前は神戸から徳島までフェリーで4時間掛かったのに本当に早くなったものです。(昔なら泊りがけの仕事も日帰りになってしまい現地で終演後泊まって呑める楽しみも減りましたが・・・)

2007年2月 3日 (土)

桑形亜樹子チェンバロリサイタル

_18_2 3日、今日は大久保の淀橋教会で桑形亜樹子チェンバロリサイタル。昼にまずはミニコンサート。本プロ抜粋を披露。こちらはたっぷりとお話を交えての演奏で夜とはまた違ってお徳だったかも。

_24_4夜は開演前にまずは演奏される作曲家4人が勢ぞろいしてのプレトーク。(左から成田和子、間宮芳生、吉川和夫、北爪やよひ、海外組は残念ながら不参加) 生みの母(作曲家)と育ての母(演奏家)と聴衆が揃って、音として生み出された作品を祝福出来るという贅沢なコンサートとなる。この4人が勢ぞろい出来る日がこの日しかなかったそう。(スケジュール調整大変だったのでは?) 作品の多くは最初ピアノ曲だったが、チェンバロで演奏してみるとこの楽器のために書かれたのでは?と驚くほど相性が良いのでビックリ。演奏家の選曲眼にも拍手。

_33_1 プログラムにはチェンバロ演奏だけでは無く、「弾き歌い」や「弾き叩き」などの多彩な技も披露。(写真は鐘を叩きながら片手でチェンバロ演奏の様子) 予想通り超絶技巧のテクニックの曲が並ぶも、汗を見せずクールに演奏する姿に圧倒されるステージとなる。「バロックの曲なら初見でも大体弾けるけど、こんな曲は本当に練習が必要」との事。さすが桑形さんの面目躍如といったリサイタルでした。鐘やチェンバロを返却後、深夜西へ移動。

2007年2月 2日 (金)

雪の長岡公演

_1_42 2日、昨日からの雪で街は白一色に。BBQのメンバーに雪男雪女が2人もいるとの事。暖冬で雪が無かった長岡もやっと普通の冬景色になった様子。ホールの方に聞くと昨年は記録的な大雪、今年は記録的な暖冬と両極端な天候が続き困るとの事。

_1_43 BBQまずは長岡リリックホールでのコンサート。途中青木氏指導で体操や歌唱指導のコーナーがありお客様もリラックス。イギリス・フランス・日本の歌や崎川晶子さんのチェンバロソロも交えて楽しいバレンタインコンサートとなる。終了後久々に新潟のチェンバロ製作家高橋靖志氏と再会。大阪時代は本当に数多くのコンサートを手伝ってもらったものでした。今は新潟でマイペースでの製作に励んでいる様子。最近はクラヴィコードも製作との事。

_14_7 BBQのメンバーはコンサート終了後、近くの病院に移動し入院中の患者さん達を前にミニコンサート。何故か緑色のピアノの伴奏で豊かな残響の中4人が再度熱演。夜雪の高速を慎重に走り無事東京に帰還。

雪男は誰だ?

2月1日、朝東京を出発、関越道を進むと何と激しい雪に。確か新潟は1月に降雪が無く記録的な暖冬だったはず。どうもコンサートの参加者に雪男(女)がいる様子。チェーン規制の高速道を何とか通過し新潟長岡に無事到着。Photo_90

早速地元名物のへぎ蕎麦の老舗へ。ヒンヤリとした喉越しで歯ごたえのある蕎麦を頂く。

_10_10 今日は長岡リリックホールでヴォーカルアンサンブルBBQの翌日本番のリハーサル。広いながら素晴らしい音響のホールで4人の声が心地よく溶け合う。何故かバリトンに古楽器西武線沿線商店街組合のお仲間であるI氏の姿が。歌う「ふいご屋」さんを初めて体験。リハ終了後は長岡における食文化の研究(特に日本海の海の幸がテーマに)にいそしむ。ホテルでも地元の日本酒文化の研究が続く。(2本の一升瓶が研究対象に)

2007年2月 1日 (木)

今日は雪国へ

10_1 2月1日、今日は今から新潟へ出張。TVでしきりに暖冬の弊害がニュースになっているが、強烈なしっぺ返しが来るのでは?写真のような事にならなければ良いのですが・・・。

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