旧甲子園ホテル
9日、世間はやっとお正月明けの様子。
今日は今度1月13日(土)15時開催のシューベルティアーデコンサートの会場である兵庫県西宮の旧甲子園ホテルの紹介など。昭和5年建築のこの建物、当時「西の帝国ホテル」と呼ばれただけあって豪華さは目を見張るものがあります。奇跡的に戦争や阪神大震災を乗り越え、約80年前の姿で現存する日本有数の貴重な建築です。コンサートの前後に素晴らしい内装や庭園など見学可能。是非シューベルトの歌声とフォルテピアノの音色、そして豪華な建物を味わえるコンサートにお越しください。
詳しくはシューベルティアーデHPまで。
正面玄関からの姿。当時画期的だったはずの回転ドアが未だに現役で迎えてくれます。軍艦の姿に似たタワーが目立ちます。
庭園側から見た外装。いかにも帝国ホテルに近いライト風のデザインに圧倒されます。(ライトの弟子の遠藤新の設計) 手間の掛かった装飾に当時の最高級ホテルの威厳を感じます。
内部も豪華なデザインの壁や柱、洒落た照明などが建築当時の姿がよく保存されています。
演奏会場の前にある洒落た噴水。トレードマークの打ち出の小槌のデザインが面白い。(このユニークなデザインは建物の各所に使われています)
広い庭園も散策出来ます。
入口近くの現在は事務所となっている部屋の内窓。有名な東京の旧朝香宮邸の装飾ガラスに負けない斬新なデザインが素晴らしい。ただデザインの意図は不明とか。不思議な形をしています。
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