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2006年12月 2日 (土)

西は天候不順

2日、前夜の「月の世界」公演終了後、すぐに西へ移動。早朝神戸着。師走に入ったせいか高速はトラック多し。昼に前日東京で積み込んだチェンバロを千里のお宅へ。晴天から一転雨模様の中急いでの運び入れ。お天気男を自認するも他人の楽器には神通力が通じないのか?_1_22

午後は高槻で地元合唱団(何と250人以上!)の「モツレク」公演のリハーサル。会場は中々年季の入ったホールで搬入口は野外のリフトで3階上げ。辛うじてリフトに屋根はあるものの風が吹くと楽器はズブ濡れ間違い無し。今日は幸い雨の合間の搬入でした。オケマネの方と関西の今だに残る「トホホ搬入口を持つホール」の話題で盛り上がるも筆頭は滋賀県長浜の某ホール。手すり無しのただの平らな野外リフトで驚くほど高い搬入口(確か5階?)へ昇るシステム。(もちろん屋根なし) 手すりも無く暗くて危険だとオケから苦情を言うと翌年から投光器が1台設置されたそう。(それだけだったとの事) 私が大昔にこのホールへパイヤール合奏団の仕事で伺った際は、いつもは就寝時間なのに賑やかな音楽で目覚めてしまった先住民「コウモリ」君が本番中に舞台を乱れ飛んでおりました。堺の某ホールも搬入口から舞台まで段差の連続でまるで障害物競走の様子、大阪の某ホールはロープの1本天秤釣りの台に危ないバランスを取りながら荷物を積みこむ方式。まだまだ「トンデモ」ホールは沢山あるようですね。また今日の会場は古いだけあって照明はキツク舞台は暑い!しかし照明を落とすと暖房掛かっていてもあちこちからの隙間風で舞台がすぐに冷える!困った環境でした。「月の世界」千秋楽は無事終了との報告を代理をお願いしたS氏から受ける。ヤレヤレ!

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